居残り補習授業オフライン#164
ダイエット & 健康小話「令和最新シリコンバレーダイエット解説と断続的断食の現実」
〜断続的断食とは?〜
サプリ塾ならずとも、「断続的断食」という用語が当たり前のようにシレッと出てくる。今更ではあるが、簡単に解説したい。
世間に広く知られるようになったのは、それがシリコンバレーダイエットの中に登場し、その根幹をなす食事方法だったからである。
ダイエット & 健康小話「令和最新シリコンバレーダイエット解説と断続的断食の現実」
〜断続的断食とは?〜
サプリ塾ならずとも、「断続的断食」という用語が当たり前のようにシレッと出てくる。今更ではあるが、簡単に解説したい。
世間に広く知られるようになったのは、それがシリコンバレーダイエットの中に登場し、その根幹をなす食事方法だったからである。
断続的断食、いわゆるプチ断食は1日24時間のうち、18時間は何も食べず、残りの6時間の間に、2回程度の食事を行う。18時間の断食が難しい場合、それに準じた時間何も食べず、最低でも15時間は断食状態を保つ。15〜18時間、絶食状態を保つと、
・オートファジー活性
・免疫力アップ
・炎症抑制
・・・といったメリットが得られる。
断続的断食が普及した理由は、通常の短期〜長期の完全絶食に比べて比較的簡単で、若返り効果や健康増進効果が得られ、体重管理にもなるからである。
また、完全絶食ではなく、タンパク質をしっかりと摂取する点も、トレーニングや競技を行う者にとって受け入れやすかった。
〜私と断続的断食〜
私の場合、これを書いている2024年8月の時点で、断続的断食を採り入れて5年以上になる。
それ以前は体重管理や筋量維持には1日6食法に基づいて、1日当り複数回に細かく食事を分けて食べるのが正しいと信じていた。6食法に否定的な研究結果も登場したが、空腹に苛まれないという精神安定性から見ても、現実世界で十分にこの手法で成功かつ満足している人が多いことからも、6食法は間違った方法ではないと思う。
「朝ご飯抜きなんて、筋分解で途端に筋量が減ってしまう!」・・・などと、最初は戦々恐々だったが、いざ続けてみると、体重が減った割には体組成は大した変化が起こらず、むしろ、体脂肪率は低下した。
では抗炎症や若返り効果、免疫力アップについてはどうか?
これは「強制換羽に学ぶ長期ファスティングの可能性 」でも紹介した通り、はっきり言ってわからない。個人的な感想レベルでは、抗老化に貢献していると感じているが、それでも抗老化に著しく貢献する激レア遺伝子所有者達には体力年齢では勝っても、「見た目年齢」では敵わないのではと疑っている。
個人的な評価としては断続的断食の効果は絶大ではなく、幹細胞活性による細胞レベルでの若返りやオートファジー最大化に関しては、短期〜長期の完全断食や半断食が大きくリードすると考える。そんな私が断続的断食を続けている理由は、ずばり、楽だからである。
楽というのは手法が楽という意味も若干あるが、単に午前から午後にかけて身体や頭が楽になるという意味だ。眠くなったり、ダルくなったりすることがない。胃腸が強く、朝からガッツリ食べられる私でも、胃腸が楽になるのを感じることができる。
もう一つの理由として、朝に比較的激しめの運動を行うようになった影響も大きい。食べてからはとても激しい運動なぞできないからだ。
さて、変化をあまり感じないと述べたが、オートファジーによるアミノ酸リサイクル率は向上しているのではないかと目している。これは完全断食に近い厳しめの断食を行っても、数年前に比べて、ほとんど筋量が減らなくなったからだ。
なので、もしもお客様にアドバイスとするとすれば、「筋肥大志向・バルクアップ志向の人は朝食を食べて下さい」となるが、個人的にはもしも関節や心臓血管系などに問題が出て、現在のメインであるスプリントやストリートワークアウト等ができなくなってウエイトトレーニングによる筋肥大をメイン(ライフワーク)にしても、断続的断食は継続するだろう。あくまで、個人的予測ではあるが、断続的断食でも筋肥大は可能である。
(今見れば、間違っている点もあり、より現実的実践的な方法を考察)
〜最新視点で改修した令和最新シリコンバレーダイエット版断続的断食〜
シリコンバレーダイエットに登場する断続的断食では、最低15時間、できれば18時間に近い断食を薦めている。ただし、基本的に断食期間は完全断食ではない。
【関連】
居残り補習授業オフライン#164の補講-前編
居残り補習授業オフライン#164の補講-後編
・オートファジー活性
・免疫力アップ
・炎症抑制
・・・といったメリットが得られる。
断続的断食が普及した理由は、通常の短期〜長期の完全絶食に比べて比較的簡単で、若返り効果や健康増進効果が得られ、体重管理にもなるからである。
また、完全絶食ではなく、タンパク質をしっかりと摂取する点も、トレーニングや競技を行う者にとって受け入れやすかった。
〜私と断続的断食〜
私の場合、これを書いている2024年8月の時点で、断続的断食を採り入れて5年以上になる。
それ以前は体重管理や筋量維持には1日6食法に基づいて、1日当り複数回に細かく食事を分けて食べるのが正しいと信じていた。6食法に否定的な研究結果も登場したが、空腹に苛まれないという精神安定性から見ても、現実世界で十分にこの手法で成功かつ満足している人が多いことからも、6食法は間違った方法ではないと思う。
「朝ご飯抜きなんて、筋分解で途端に筋量が減ってしまう!」・・・などと、最初は戦々恐々だったが、いざ続けてみると、体重が減った割には体組成は大した変化が起こらず、むしろ、体脂肪率は低下した。
では抗炎症や若返り効果、免疫力アップについてはどうか?
これは「強制換羽に学ぶ長期ファスティングの可能性 」でも紹介した通り、はっきり言ってわからない。個人的な感想レベルでは、抗老化に貢献していると感じているが、それでも抗老化に著しく貢献する激レア遺伝子所有者達には体力年齢では勝っても、「見た目年齢」では敵わないのではと疑っている。
個人的な評価としては断続的断食の効果は絶大ではなく、幹細胞活性による細胞レベルでの若返りやオートファジー最大化に関しては、短期〜長期の完全断食や半断食が大きくリードすると考える。そんな私が断続的断食を続けている理由は、ずばり、楽だからである。
楽というのは手法が楽という意味も若干あるが、単に午前から午後にかけて身体や頭が楽になるという意味だ。眠くなったり、ダルくなったりすることがない。胃腸が強く、朝からガッツリ食べられる私でも、胃腸が楽になるのを感じることができる。
もう一つの理由として、朝に比較的激しめの運動を行うようになった影響も大きい。食べてからはとても激しい運動なぞできないからだ。
さて、変化をあまり感じないと述べたが、オートファジーによるアミノ酸リサイクル率は向上しているのではないかと目している。これは完全断食に近い厳しめの断食を行っても、数年前に比べて、ほとんど筋量が減らなくなったからだ。
なので、もしもお客様にアドバイスとするとすれば、「筋肥大志向・バルクアップ志向の人は朝食を食べて下さい」となるが、個人的にはもしも関節や心臓血管系などに問題が出て、現在のメインであるスプリントやストリートワークアウト等ができなくなってウエイトトレーニングによる筋肥大をメイン(ライフワーク)にしても、断続的断食は継続するだろう。あくまで、個人的予測ではあるが、断続的断食でも筋肥大は可能である。
(今見れば、間違っている点もあり、より現実的実践的な方法を考察)
〜最新視点で改修した令和最新シリコンバレーダイエット版断続的断食〜
シリコンバレーダイエットに登場する断続的断食では、最低15時間、できれば18時間に近い断食を薦めている。ただし、基本的に断食期間は完全断食ではない。
【関連】
居残り補習授業オフライン#164の補講-前編
居残り補習授業オフライン#164の補講-後編