居残り補習授業オフライン＃163
トレーニング小話「全力6パック作戦」

〜イントロダクション〜
今回は持てる知識とテクニックを全力投入して、6パックに仕上げましょうという話になります。タイトルの全力とは知識の総動員という意味合いが強いのです。

もちろん、かなりの短期間で絞るために全力で取り組むのもありですが、特に急いでいない方は週末だけでも全く問題ありません。

週1〜2回の休日だけでも行うことで、休日以外の日にも良い影響を与えるため、習慣化する価値があります。


〜準備1〜
運動時には低血糖低インシュリンレベル状態がベストになるので、可能であれば前日の夕食は早めに済ますか、せめて夜食は食べないようにする。

起床後が自動的に低血糖低インシュリンレベル状態なので、朝一で運動する。

朝トレの利点は日光を浴びることになる影響で、脂肪燃焼やテストステロン生成、免疫力に関わるビタミンD合成が盛んになるだけでなく、メラトニン分泌が増えることによって、より高い脂肪燃焼効果や快眠効果、アンチエイジング効果が期待できる点である。



〜準備2〜
脂肪分解に関わるリパーゼを活性化するために、カフェインを含む嗜好品やサプリなどを利用して、運動前からアドレナリン・ノルアドレナリンレベルを高めておく。

起床したら、コーヒーや紅茶、緑茶を淹れ、飲み干す。カフェイン分解能力は個人差があるため、苦手な人は省いて良い。

ファイナルパンプやUP！をコーヒー代わりにしても良い。もちろん、イグナイトやファイナルバーンでも良い。

心拍数を限界近くまで高めるエクストリームなトレーニングを好む人はコーヒーよりもテアニンを含む緑茶が良いだろう。



〜準備3〜
成長ホルモンは脂肪分解リパーゼの生成を促進するため、できれば準備2のタイミングで、グリコ「エキストラアミノアシッド」を4〜8カプセル、またはテアニンを含むタイプを6カプセル摂取したい。

成長ホルモンは腹部の脂肪を落とす作用が高く、運動前後のエキストラアミノアシッドによって、比較的簡単にその分泌を促すことができるからだ。

空腹トレーニング時の筋分解抑制目的でラプターを使用している人やテストステロンによる脂肪燃焼促進目的でETBをトレーニング前に摂取している人はそれらでも十分に成長ホルモンブースト効果が期待できる。



〜準備4〜
ETBなどお馴染みのテストステロンブースターによるテストステロンレベルの増大は結果的にβ3ADRの活性化をもたらし、身体全体の体脂肪低減に役立つが、下腹部のサイズに影響を与える内臓脂肪にはβ3ADRが多く分布している為、下腹部のサイズダウンに大きく貢献する。

内臓脂肪は様々な炎症ホルモン（サイトカイン）や脂肪燃焼を阻害する因子を分泌するため、しっかりと皮下脂肪を減らしたいなら最初に倒すべき存在でもある。



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