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居残り補習授業オフライン#160
トレーニング & 健康小話「近年の視点を加えて疲労を因数分解する Part.2」


Part.1はコチラ↓


〜ハードトレーニングとハードワークを両立されている方からのフィードバックと質問〜
中枢性疲労などの解消方法として、トレーニング翌日の朝にBCAAやチロシンを含んだUp!やファイナルパンプを摂取するという対策をしてきましたが、加齢やサプリメンテーションが以前と少し変わったせいか、その対策もあまり効いていない感覚があります。

プロテインをRISEから腸内細菌叢バランス改善効果が高いVEGAへ変更した頃はメンタルタフネスや脳機能改善の実感がありましたが、現在はリラックスし過ぎて反対にやる気が出ないような感覚があります。

これはVEGAなどによって、「神経伝達物質の受容効率が高くなってセロトニンの摂りこみ効率が向上→以前よりも中枢性疲労が強く残るようになった。」、「練習日には神経伝達物質の摂取量を多めに摂取したことで、やはり中枢性疲労が促進された。」と考えることができるでしょうか?

また、このような状況に対してどのような方策が考えられるでしょうか?



〜もくじ〜
・抗酸化物質による抗酸化能力の復元

・ミトコンドリア活性

・エクストリーム脳対策

・心のホルモンバランス

・セロトニン1

・セロトニン2

・サプリマスターのヤクルト1000評
「ヤクルト1000で、悪夢(明晰夢)を見られるか?」



「抗酸化物質による抗酸化能力の復元」
以前は活性酸素の弊害や抗酸化物質への一点張り的依存に疑問を持っていましたが、現在では一定の効果があると言う考えです。

理由は絶えず多量の活性酸素にさらされ、自身が作り出す抗酸化物質のキャパシティを超えた状態が長引くと、活性酸素によって酸化された抗酸化物質のリサイクル速度と総量が減って悪循環に陥ることが判明しているからです。

この状況を改善するには外からの抗酸化物質を投入するのが効果的とされます。

次に私自身の体験です。VIVOなどの抗酸化に特化したサプリの体感も日々感じますが、運動頻度や量が多い、ストレスが多い時に、果物のシェイクやトマトソース料理を多く食べると、途端に頭がスッキリするのがわかります。

これは一時に摂る果物やトマトの摂取量が多く、抗酸化物質の単位が大きくなるからだと思っています。体内の抗酸化物質生成とリサイクルが正常化すれば、頭と身体がスッキリするので、こちらを疑ってみる価値があります。

基本的に野菜果物の抗酸化物質は紫外線に抗って作られるので、できるだけハウス栽培ではない旬のものを選びます。夏や秋はトマトやメロン、いちじくなどが手に入りますが、その他の季節はハウスや冷凍ものに頼っても良いと思います。例えばブルーベリーやベリーミックスなどがお勧めです。これらを毎日1〜2掴み、有機ミューズリーやヨーグルトに入れて食べるか、ミキサーでプロテインと共にシェイクします。



「ミトコンドリア活性」
次に考えられる対策はエネルギーゲインの話です。上と関連します。ATPを作り出すミトコンドリアは酸素を起点にする都合上、絶えず活性酸素によってダメージを受けます。

寿命を迎えたミトコンドリアは逐一代謝されますが、キャパオーバーの活性酸素によって、ダメージを受けたミトコンドリアが増えると、ATPを作り出す際により多くの活性酸素を発生させてしまうという悪循環に陥ります。

このため、ミトコンドリア新生と防御が重要になり、それに役立つのがお馴染みのCoQ10やαリポ酸、オートファジーなどです。最近ではCoQ10とシラジットを組み合わせるのが流行りですが、貪食細胞によるポンコツ細胞の自食作用を利用した細胞レベルでの若返りも取り入れたい手法になります。

また、ミトコンドリアへは届きませんが、パプリカキサントフィルによって血管内の活性酸素を低減することも大切です。細胞内最小器官に到達する抗酸化物質はナノレベルになるので限られますが、精製シラジットがミトコンドリアを活性化してATP生成を増大し、アスリートのパフォーマンスを高めるとされるのは、年月と圧力によってミネラルを始めとした物質がナノ化され、それがミトコンドリアまで届くからだと考えられます。

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