クレアチンはどのような競技、どのような年代であっても、有益なエルゴジェニックエイドとして知られていますが、中年期以降において特に優先順位の高い基本サプリで、とりわけ、プロスペッククレアチンが適するというのが前回までの話でした。

おまけ編たる今回は多岐にわたるクレアチン効果の中でも忘れ去られがちな・・・そして、歳を重ねるほどに重要になってくる効果について解説したいと思います。



〜45歳以降の基本サプリ-1〜
「プロスペッククレアチン-おまけ編」


1、関節保護
pic_product_detail_new19クレアチンは関節内水分量を増やし、関節を保護する。関節内水分量が増えれば、それだけショックアブソーバー体積が増え、クッション性が増すので、特に膝などで体感しやすい。また、SAMeレベルを高めるベタインと併用することで、より高い効果が期待できる。


2、抗炎症
クレアチンは抗炎症効果を持つため、ハードトレーニング志向の人だけでなく、関節痛などが気になる年代にも地味に有効とされる。また、老化を助長するのが(無自覚であったとしても)慢性的な炎症過多であることが近年判明しているため、抗炎症効果を持つクレアチンは抗老化サプリの側面を持つ。


3、脳機能向上
クレアチン摂取による記憶能力や計算能力の向上から精神疲労の低減が確認されている。クレアチンはまた様々な有害物質から脳神経を保護する作用を持つため、ボケ予防にも良い可能性がある。単純な脳機能の低下が気になりだす年代にはもちろん見逃せないだろう。


・・・以上の点からも、ガツガツとした筋力アップや筋肉増強が目的でなくとも、個体差はあるが中年の域にさしかかる頃にはクレアチンが必須と言っても過言ではない位置に浮上してくる訳だ。


Ex:どんな時もクレアチン摂取を欠かさない






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