極真空手「第5回世界ウェイト制大会重量級チャンピオン」の荒田昇毅選手より、11月17日(金)18日(土)19日(日)に東京体育館で開催される「第13回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」へ向けたご注文とご相談を頂く。

ご相談内容は、

・試合当日
・試合に向けた身体作り

となる。



〜試合当日サプリ考察-前編〜
・今回の大会は国内階級制ではなく、無差別級世界大会

・試合期間は3日間で、1日あたりの試合数も多い

と言った非常にヘビーな内容となるので、スタミナ維持と試合後の回復に重点を置いた。



試合時における集中力とパワー維持には発売されたばかりの「Power×筋持久力×心肺機能×集中力」を最大限にサポートする「ZONE」が最適だったので、これを中心に脇を固めた。
zone
ZONEには集中力アップに

チロシン

α-GPC

・ガランガルエキス

・カフェイン

が高用量(※)ながらも絶妙なバランスで配合されている。荒田選手が試合時のサプリとして最も信頼しているのが「UP!」であるが、成分が重なるため、今回はZONEに任せることとなる。

※ 各成分の純度と用量が多いのは理想の一つではあるが、脳に対してはバランスが悪いと各種神経伝達物質達による反応がチグハグになる

集中力アップに関しては、UP!の性能にα-GPC特有の落ち着いた静かな集中力向上効果が加わったようなイメージとなる。α-GPCは門脈経路で素早くコリンを供給して、アセチルコリンレベルを高めるが、ガランガルエキスはその集中力エンペラータイム(※)を延長する。

※ アセチルコリンレベルの上昇状態:脳や心臓においては「落ち着き」、筋肉においては筋出力の維持



試合時に必要な筋持久力と心肺機能の向上には

・βアラニン

・冬虫夏草

・クレアチン

が配合されている。

βアラニンは30秒以上の激しい運動時のスタミナを向上させる働きがあり、試合時であれば限界稼働時間を延長し、練習時にはトレーニングの質を高める働きがある。

冬虫夏草は越冬中の虫に生えるキノコのエキスで、気管支の機能を改善し、酸素摂取量を増やす働きがあり、運動時における持久力を高める効果を持つ。

クレアチンはムーズなATP生成を助けるという単純な働きのみならず、緩衝機能によって、筋肉内環境が酸性に傾くのを防ぐ働きを持ち、筋持久力を高める。



ZONEのパワーサポート成分は

・クレアチン

・カフェイン

である。

クレアチンは言わずと知れた筋力アップのエルゴジェニックエイドで、最大筋力や高負荷環境下における限界稼働時間を向上させる。

カフェインは覚醒効果による集中力向上作用と交感神経刺激によって、筋肉の収縮力を高めて、筋力を向上させる。ガランガルエキスはドーパミン利用率を高めるので、間接的に動作の正確性や筋力にも影響を与えると考えられる。



・・・と言った具合に、ZONEは激しいコンタクトスポーツの試合にピッタリのサプリであるが、今回のケースでは試合回数が多く、その分摂取回数が増える。

その際に起こる問題と解決策に関して、次回紹介したいと思う。

中編へ続く



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