居残り補習授業オフライン#152
サプリ & 健康小話「アラフィフ以降のホルモン調節」


〜イントロダクション〜
他に前例となる用語がないため、サプリ塾では「ホルモン調節」、「ホルモン最適化」なる独自の造語を用いて、その重要性を説いてきました。

今回もそれをベースとした話を書きたいのですが、「またかよ!」とならないよう40〜50代近辺、それ以降の年齢を対象としたホルモン調節やその他について考えてみたいと思います。

・・・というのも、2023年の8月に私が50歳になったからです。自分ならこうするという話と理屈を軸にして展開してみたいと思います。



〜イントロダクション2「抗加齢の大魔神とは」〜
ホルモン調節や抗加齢対策様々に対する様々な方策がありますが、最も重要なのはトレーニングなのを忘れてはなりません。

少しディスると、トレーニング習慣がない者が流行りの抗老化サプリNMNに飛びついている姿は些か滑稽でなりません。

ひょっとすると、これから紹介する話のいくつかは、トレーニングは無論、「日光」、「腸内細菌叢」、「笑顔」よりも、優先順位が低いかも知れません。ともあれ、まずはトレーニングが全てです。



「ジヒドロテストステロン」
早い人で40代に入る前から、ジヒドロテストステロンによる健康や見た目への影響が現れ始める。

ジヒドロテストステロンと言えば、抜け毛が思い浮かぶが、前立腺の肥大による頻尿や尿の問題(キレ)にも関わっており、これらの問題が気になる場合、ソーパルメットエキスを勧めている。効果は抑制剤(薬)には遠く及ばないが、女性化や性欲の低下などの副作用がないという利点がある。

ジヒドロテストステロン血中濃度並びに、頭髪や前立腺でのジヒドロテストステロン感受性は遺伝による先天的体質の影響が大きいため、頭髪や前立腺に何の問題もない人はソーパルメットを利用しなくて良い。

ジヒドロテストステロンは活力や性欲に関わっているはずなので、サプリによる抑制効果は微々たるものだが、強力に抑制すべきではない

ジヒドロテストステロン生成と活性を穏やかに抑制するリコピン(VIVO)やレバーブロウなどと併用することが肝要となる。



「テストステロン」
img11475058759テストステロンレベルの低下幅は個人差が大きく、年齢を重ねても若い頃とあまり変わらない個体も存在する。ただし、ブースターだけあって、テストステロンブースターを使用することで、ほとんどの人が顕著に体感するのが性欲と活力の亢進である。

他の代表的なテストステロンレベル増大効果として、筋肉増強と体脂肪率低減が挙げられ、ほとんどの40〜50代、あるいはそれ以降の人達にとって体感度が高い。

活力や前向きさを重視する場合、毎日、ガッツリ摂取するのではなく、サプリ塾で度々紹介している低用量×ショートサイクル法が適する。

サイクルを限定する場合、筋肉増強にはマッハ6やラプターなどの優秀な製品が増えた為、減量期がお勧めとなる。

月に1回、心身のメンテナンスやご褒美として、「ガツガツしたい」人は目的日まで1週間ほどしっかりとETBとエキストラサバイブを中心に摂取するのが良いだろう。



「コルチゾール」
中年期以降の体型崩れは第一に「活動量:食事量」の乱れであるが、「テストステロン:コルチゾール」の比率変化も影響する。

コルチゾールはやる気や活力、脳機能にも悪影響を与えるので、テストステロンレベル向上よりも、コルチゾール抑制の方が優先されるかも知れない。何せ生活環境下におけるストレスは多方向無尽蔵であるにもかかわらず、コルチゾールを大幅に減らすアイテムはないからだ。

12181631_5a376ed621db1_sub_1栄養面ではコルチゾール抑制効果を持つVIVO(イチョウ葉エキス、バコパ、テアニン、サフラン)やEPAなどで継続的に補給しつつ、トレーニング後にはビタミンCとグルタミンを補給するという、ほぼベーシックなサプリメンテーションが望ましい。

エキストラアミノアシッドはコルチゾール抑制に優れた成分が充実しているので、これも就寝前やトレーニング後に利用したい。