(2023年05月31日に書かれた話を再掲)
居残り補習授業オフライン#148では「癌にならないようにする生活は結果的に快適な乗り物(肉体)作りに役立つ」と銘打って、健康話を展開しています。
その中で、「『手厚いがん保険に加入』し、高頻度の検診によってがんの早期発見に努めるというアプローチもある」・・・という一文がありますが、ミスリードされては困るので一応説明させていただきますと、それを大体的に推しているわけではないのです。
今回の補講では皆さんはどう考えますか?、あなたならどうしますか?というのがテーマになります。
居残り補習授業オフライン#148では「癌にならないようにする生活は結果的に快適な乗り物(肉体)作りに役立つ」と銘打って、健康話を展開しています。
その中で、「『手厚いがん保険に加入』し、高頻度の検診によってがんの早期発見に努めるというアプローチもある」・・・という一文がありますが、ミスリードされては困るので一応説明させていただきますと、それを大体的に推しているわけではないのです。
今回の補講では皆さんはどう考えますか?、あなたならどうしますか?というのがテーマになります。
〜あなたなら、どうしますか?〜
根源を考える#4
にて紹介した通り、昔は肺がんの原因がタバコとされてきましたが、近年ではかつてと比べて喫煙率も受動喫煙も大幅に低下したにもかかわらず、肺がんは増加しています。
タバコを肺がんの第一因子と決めるには無理があるので、苦しい説が登場していますが、個人的にはレントゲンだと思っています。
私の世代では毎年学校で胸部レントゲン写真を撮られていました。現在ではそのようなことは行われていませんが、放射線感受性が高い小学生時代にバンバンX線を浴びせる行為は十分な発がんイニシエーションになっていたとにらんでします。実際、毎年検診で胸部レントゲンを行ったグループは検診を行わなかったグループに比べて肺がん発症が多かったというデータがあるそうです。
最も放射線障害は晩発性でもあるので、X線という一過性の外部被ばくだけが原因ではなく、大気圏内核実験(当時物だけでなく、現在も日本へ飛んできている)やチェルノブイリ時の肺への放射能取り込みによる内部被曝も絡んでいるのかも知れません。
「乳がん検診を毎年欠かさなかったのに、ある時、乳がんがかなり進行していたことに気が付いた」・・・節子、それ、検診が原因ちゃうん?
どういうことかというと、海外では乳がんの検査はエコー検査で、マンモグラフィを強く勧めることはないそうです。マンモグラフィというとおしゃれでカッコいい響きですが、実のところ、ゼロ距離X線照射なのです。
放射線は従来は自動修復機能を持つ遺伝子の二重らせん構造を一刀両断してしまうので、正常なもう一方が壊れた方のデータを修復するという働きが起こらず、遺伝子が壊れやすい=癌の要因になる発がんイニシエーターの筆頭になります。
検査で毎度毎度、発がんイニシエーションを行っていれば、いつか次の検査までに癌が発生し、急成長をとげるという可能性があると想像してしまいます。
どう思いますか?
某宇宙ロケット開発者が「心臓血管系の弱いところを探す為に、毎年、CTで血管のマッピングを行っている(梗塞リスクをピンポイントで予測)」といっていました。
CTもオサレな言い回しですが、X線よりも更に被ばく量が高い放射線で、311で「ニコニコしている人には放射能は来ない」と舐め腐った発言をした放射線被曝を得意分野とする某教授(当時)も「自分の子供には絶対にCTを受けさせなかった(!)」という逸話を持ちます。
原発作業員の白血病発症が外部被ばくによるものと認定されるには年間5ミリシーベルト(※)とされ、実際に労災認定を受けていますが、CTスキャンではたった1回でこれを軽く超える被爆をします。
※ 現在の日本では、空気やチリなどの取り込みによる内部被曝を完全に無視した外部被ばくで年間20ミリシーベルト以内の地域に人を帰還させ住まわせているというダブルスタンダード:原発作業員の4倍以上を許容させている(法律では年間1ミリ以下)
・・・といった具合に、最初に「高頻度高強度の検診」と表現したのは高精度かも知れないけど、強度が高い検査はちょっと嫌だなぁと思うわけです。
かといって、自分以外の人に検査するなと言っているわけではなく、どう考えますかという話です。
早期発見早期治療が一般的かも知れませんが、そもそも癌にならないように生活習慣を整えるというアプローチが最も大切だと個人的には思います。
因みに福島の子供たちの「甲状腺がん発見」は検査のし過ぎではありません。そもそも甲状腺がんは手術によって「甲状腺を摘出して初めて甲状腺がんと認定される」のです。
子供の甲状腺がんは予後が良いというのは嘘で、(子供は細胞分裂が速い)非常に転移しやすい性質を持っており、また、摘出後はチラージンという薬で代謝を維持することになりますが、神の見えざる手によって調節されている甲状腺ホルモンレベルと異なる為、毎日非常につらく苦しい思いをします。
スクリーニングによって過度に摘出しているのではなく、転移などの喫緊の問題が発見されたから摘出したのだと記者会見で語っていました。
これらの問題は解決済みではなく、ようやく裁判が始まったばかりです。
(私も微力ながら支援させて頂きました)
根源を考える#4
にて紹介した通り、昔は肺がんの原因がタバコとされてきましたが、近年ではかつてと比べて喫煙率も受動喫煙も大幅に低下したにもかかわらず、肺がんは増加しています。
タバコを肺がんの第一因子と決めるには無理があるので、苦しい説が登場していますが、個人的にはレントゲンだと思っています。
私の世代では毎年学校で胸部レントゲン写真を撮られていました。現在ではそのようなことは行われていませんが、放射線感受性が高い小学生時代にバンバンX線を浴びせる行為は十分な発がんイニシエーションになっていたとにらんでします。実際、毎年検診で胸部レントゲンを行ったグループは検診を行わなかったグループに比べて肺がん発症が多かったというデータがあるそうです。
最も放射線障害は晩発性でもあるので、X線という一過性の外部被ばくだけが原因ではなく、大気圏内核実験(当時物だけでなく、現在も日本へ飛んできている)やチェルノブイリ時の肺への放射能取り込みによる内部被曝も絡んでいるのかも知れません。
「乳がん検診を毎年欠かさなかったのに、ある時、乳がんがかなり進行していたことに気が付いた」・・・節子、それ、検診が原因ちゃうん?
どういうことかというと、海外では乳がんの検査はエコー検査で、マンモグラフィを強く勧めることはないそうです。マンモグラフィというとおしゃれでカッコいい響きですが、実のところ、ゼロ距離X線照射なのです。
放射線は従来は自動修復機能を持つ遺伝子の二重らせん構造を一刀両断してしまうので、正常なもう一方が壊れた方のデータを修復するという働きが起こらず、遺伝子が壊れやすい=癌の要因になる発がんイニシエーターの筆頭になります。
検査で毎度毎度、発がんイニシエーションを行っていれば、いつか次の検査までに癌が発生し、急成長をとげるという可能性があると想像してしまいます。
どう思いますか?
某宇宙ロケット開発者が「心臓血管系の弱いところを探す為に、毎年、CTで血管のマッピングを行っている(梗塞リスクをピンポイントで予測)」といっていました。
CTもオサレな言い回しですが、X線よりも更に被ばく量が高い放射線で、311で「ニコニコしている人には放射能は来ない」と舐め腐った発言をした放射線被曝を得意分野とする某教授(当時)も「自分の子供には絶対にCTを受けさせなかった(!)」という逸話を持ちます。
原発作業員の白血病発症が外部被ばくによるものと認定されるには年間5ミリシーベルト(※)とされ、実際に労災認定を受けていますが、CTスキャンではたった1回でこれを軽く超える被爆をします。
※ 現在の日本では、空気やチリなどの取り込みによる内部被曝を完全に無視した外部被ばくで年間20ミリシーベルト以内の地域に人を帰還させ住まわせているというダブルスタンダード:原発作業員の4倍以上を許容させている(法律では年間1ミリ以下)
・・・といった具合に、最初に「高頻度高強度の検診」と表現したのは高精度かも知れないけど、強度が高い検査はちょっと嫌だなぁと思うわけです。
かといって、自分以外の人に検査するなと言っているわけではなく、どう考えますかという話です。
早期発見早期治療が一般的かも知れませんが、そもそも癌にならないように生活習慣を整えるというアプローチが最も大切だと個人的には思います。
因みに福島の子供たちの「甲状腺がん発見」は検査のし過ぎではありません。そもそも甲状腺がんは手術によって「甲状腺を摘出して初めて甲状腺がんと認定される」のです。
子供の甲状腺がんは予後が良いというのは嘘で、(子供は細胞分裂が速い)非常に転移しやすい性質を持っており、また、摘出後はチラージンという薬で代謝を維持することになりますが、神の見えざる手によって調節されている甲状腺ホルモンレベルと異なる為、毎日非常につらく苦しい思いをします。
スクリーニングによって過度に摘出しているのではなく、転移などの喫緊の問題が発見されたから摘出したのだと記者会見で語っていました。
これらの問題は解決済みではなく、ようやく裁判が始まったばかりです。
(私も微力ながら支援させて頂きました)
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