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遅くなりましたが、サプマスウェブショップでご購入時に付属するおまけ読み物「居残り補習授業オフライン」の2023年3月号サプリメント小話「クレアチンフルチャージ法2023 & 新常識」が完成しました。

一週間ほどオンラインでも閲覧できるようにしておきます。



後半はクレアチンの吸収率を最大化するクレアチンフルチャージ法の解説並びにその手法とやや相性が悪そうな断続的断食(午前中断食)における折衷案を紹介しています。

その他の結論としては、

・クレアチンとHMBとベタインの組み合わせは加齢による筋力・筋量低下に対抗する最も有効な手段ですが、元々、これらの三位一体スタックは高い相乗効果を持つため、歳がまだ気にならない35歳未満の方のコンスタントな成長にも有効。

→プロスペッククレアチン+HMBかクレアボルブラックが良い。

マッハ6やGCS750との相性抜群

ということになります。長いですがご一読下さい。



居残り補習授業オフライン#147
サプリメント小話「クレアチンフルチャージ法2023 & 新常識」


〜イントロダクション〜
クレアチンは最も研究されたスポーツ栄養素であり、かつ、スポーツサプリメント史上、最も評価が高いサプリメントです。その作用の顕著さから、摂取者のパフォーマンスを大きく高める作用を持つエルゴジェニックエイドの代名詞とされます。

クレアチンはパワー系栄養素とされ、瞬発系競技や筋肥大志向向けと思われがちです。ですが、近年では持久系競技において心肺機能や筋持久力は拮抗しやすく(誰もが一定レベルに達する)、最終的な差や勝敗を決めるのは筋力とパワーであるとする研究者もいるため、持久系競技者もクレアチン効果を見逃せません。

また、クレアチンは関節内水分を増やして関節を保護する作用があるため、膝などに問題を抱えやすいランナーや持久系競技者の助けにもなります。つまり、競技特性に関係なく、クレアチンは役立つのです。



〜イントロダクション2「あらゆる人、あらゆるシチュエーション」〜
一般的にクレアチンは瞬発系競技者のパフォーマンスアップやウエイト愛好家の最大筋力と筋量増加目的で使用されることが多いのですが、前述の通り、持久系競技にも役立ち、その上、脳機能改善効果を持つため、幅広い目的で利用されています。

クレアチンが持つ単純計算能力や記憶力の向上効果という脳機能改善作用は40歳以降の人にとって魅力的ですが、クレアチンには加齢による筋萎縮「サルコペニア」を予防する効果が高いため、サルコペニアへと傾き出す30歳以降の筋肉系基本サプリとして、そして、抗加齢サプリとして採用する価値があります。




〜イントロダクション3〜
エビデンス的にはクレアチンが最も優れたサプリメントになりますが、BCAAが9割の人が強く体感できるのに対し、クレアチンを体感できるのは8割程度と考えられます。

なぜ、このような結果になるかというと、クレアチンは最も安価で最も効果的な反面、満点の体感度を得るためには摂取方法に工夫が必要だからです。



「クレアチンの大親友」
スタック近年、人気サプリに躍り出たHMBは筋合成を高めるアナボリックサプリ・筋肉増強系サプリに属するが、HMBとクレアチンを併用することで、相乗効果が得られ、単品単一摂取では得られないパフォーマンス向上効果が得られることが解っている(筋力、反復回数、筋肥大率)。

同じく、ベタインも筋力や筋肥大に有益な栄養素で、クレアチンやHMBと併用することで、相乗効果が得られることが判明している。

HMBは一定年齢以上の筋肥大に効果的であることが分かっており、また、細胞膜の質を改善する効果もあるため、サルコペニア対策が気になる人に有用なことから、クレアチンと共に利用するのがベストと考えられている。



「インシュリン依存」
クレアチン効果の大半は筋肉内に貯蔵されて、ATP再生を助けることにある。クレアチンが筋細胞へ運び込まれるにはアナボリックホルモンであるインシュリンの働きが必要になる。

クレアチンを効率よく筋肉へ摂り込むにはインシュリンが十分に分泌されることが理想的なので、クレアチン摂取時にはインシュリン分泌を高めるグリセミック指数の高い単糖類や二糖類を同時に摂取することが望ましいとされる。



「インシュリン模倣物質」
クレアチン吸収を劇的に高めるには多量の糖分が必要とされるが、体内でインシュリンに似た働きをして、インシュリンに吸収を依存する物質の吸収率を高めるαリポ酸やフェヌグリークエキス、シニュリンPFなどのインシュリン模倣物質を利用することで、糖質を控えめにしてもクレアチンの筋肉への輸送を高めることができる。

クレアチン摂取時にはαリポ酸とフェヌグリークエキスを含むGCS750やシニュリンPFを含むマッハ6を加えるのがベストである。

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