〜イントロダクション〜
「ドイツは今、どうなっているのか?」
1、誰が得をして誰が損をしているのか?
2022年2月、ロシアがウクライナへ侵攻
↓
ヨーロッパ各国はロシアに対して経済制裁(不足分はアメリカなどから輸入?→アメリカ儲かる)
↓
制裁を下した側の国々は各種エネルギー源と食料品の高騰にあえぐ
↓
制裁を喰らったはずのロシアは過去最高の利益を出す(天然資源は引手数多)
2、ランド研究所「ドイツを弱体化させ、アメリカを強化する」
9月15日、スウェーデン日刊紙「ニヤ・ダグブラデット」は、アメリカの超一流シンクタンクであるランド研究所によって作製された「アメリカを維持するにはドイツを中心にヨーロッパを徹底して弱らせる必要がある」と言った内容の文書を公開。
ランド研究所はその報道の前日にこれを否定した。
3、ノルドストリームの破壊
9月下旬、ロシアからドイツへ天然ガスを供給する海底パイプライン「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」が相次いで破損、ガス漏れを起こす。
↓
穴のサイズは事故が原因とは思えない規模で、デンマークの首相は「意図的な行為によるもので、事故ではない」と表した。スウェーデン治安当局も破壊と断定。
イギリスの電気料金が3倍になったように、ヨーロッパではエネルギー価格の上昇によって、製造業も逼迫している。
「ドイツは今、どうなっているのか?」
1、誰が得をして誰が損をしているのか?
2022年2月、ロシアがウクライナへ侵攻
↓
ヨーロッパ各国はロシアに対して経済制裁(不足分はアメリカなどから輸入?→アメリカ儲かる)
↓
制裁を下した側の国々は各種エネルギー源と食料品の高騰にあえぐ
↓
制裁を喰らったはずのロシアは過去最高の利益を出す(天然資源は引手数多)
2、ランド研究所「ドイツを弱体化させ、アメリカを強化する」
9月15日、スウェーデン日刊紙「ニヤ・ダグブラデット」は、アメリカの超一流シンクタンクであるランド研究所によって作製された「アメリカを維持するにはドイツを中心にヨーロッパを徹底して弱らせる必要がある」と言った内容の文書を公開。
ランド研究所はその報道の前日にこれを否定した。
3、ノルドストリームの破壊
9月下旬、ロシアからドイツへ天然ガスを供給する海底パイプライン「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」が相次いで破損、ガス漏れを起こす。
↓
穴のサイズは事故が原因とは思えない規模で、デンマークの首相は「意図的な行為によるもので、事故ではない」と表した。スウェーデン治安当局も破壊と断定。
イギリスの電気料金が3倍になったように、ヨーロッパではエネルギー価格の上昇によって、製造業も逼迫している。
〜プロローグ〜
2022年後半、アメリカでクレアピュアや天然由来のアミノ酸が姿を消し始めた。クレアピュアの原価が7倍になり、クレアチンのみならず、各種類のサプリメント製造を休止するメーカーが相次いだ。
クレアピュアの製造はドイツで行われているが、イントロダクションで紹介した状況から、工場が止まってしまい、供給量が著しく低下してしまったせいだと思ったが、少し違ったようである。
〜アメリカで製造を行うメーカーさんへの取材〜
2021年、製油所の相次ぐ閉鎖などによって、アメリカでは2年連続で石油精製能力が低下した。
↓
プレッパー達だけではなく、他の分野の分析でも、ディーゼル燃料不足による物流の停止が懸念されだす。
↓
2022年になり、懸念は現実化し始める。
↓
2022年後半、ディーゼル燃料が不足し始め、物流を支えるトラックが動かなくなり、物流コストが激増。輸送コストがとんでもない値段になるため、それを加味した原料コストが跳ね上がる。
↓
工場を稼働させるコストの高騰だけでなく、工場で働く人達が足らないため、製品を作ることができない。
↓
2022年12月、少し回復してきたが、原価と製造コストの上昇を価格に転嫁しても、売れないと思われるので、製品を製造しない方がまし。安定した製造ができるようになるのは2年前後かかるのでは?
ちなみに、トラックが動かないことに起因する商品供給のストップによって、栄華を誇ったウォルマートやコストコも、現在、多くの閉鎖を余儀なくされている。
〜サプリは買えるが〜
アメリカにおいてはノンブランドのクレアチンは製造販売されており、化学合成によるアミノ酸や羽毛分解のアミノ酸であれば、今後も入手できる可能性が大きい。
日本もヨーロッパに端を発した世界情勢やアメリカの影響を受けることは確実で、アメリカで起こったことは時間差で日本でも起こるというのが定説である。
ただ、クレアピュアに関して言えば、日本の商社がまとめて仕入れている都合上、しばらくは高騰せずに安定して供給されると思われる。
一方、近年においては発酵技術を用いた天然由来のアミノ酸は日本ブランドであっても、コストダウンのために日本企業の海外工場にて日本規格で作られたものが大多数であるため、海外での高騰や製造停止のあおりを受ける可能性が大きい。
このような状況下で、サプリの備蓄は意味を成すのか、意義がある人はいるのかということについて、次回以降、考察してみたい。
#2へ続く
【関連】
サプリの備蓄はありか? 序
サプリの備蓄はありか? #1
【Ex】
ブログらしい話 #6「世界滅亡に備える人々」
ブログらしい話 #8「世界滅亡に備える人々Part.2」
2022年後半、アメリカでクレアピュアや天然由来のアミノ酸が姿を消し始めた。クレアピュアの原価が7倍になり、クレアチンのみならず、各種類のサプリメント製造を休止するメーカーが相次いだ。
クレアピュアの製造はドイツで行われているが、イントロダクションで紹介した状況から、工場が止まってしまい、供給量が著しく低下してしまったせいだと思ったが、少し違ったようである。
〜アメリカで製造を行うメーカーさんへの取材〜
2021年、製油所の相次ぐ閉鎖などによって、アメリカでは2年連続で石油精製能力が低下した。
↓
プレッパー達だけではなく、他の分野の分析でも、ディーゼル燃料不足による物流の停止が懸念されだす。
↓
2022年になり、懸念は現実化し始める。
↓
2022年後半、ディーゼル燃料が不足し始め、物流を支えるトラックが動かなくなり、物流コストが激増。輸送コストがとんでもない値段になるため、それを加味した原料コストが跳ね上がる。
↓
工場を稼働させるコストの高騰だけでなく、工場で働く人達が足らないため、製品を作ることができない。
↓
2022年12月、少し回復してきたが、原価と製造コストの上昇を価格に転嫁しても、売れないと思われるので、製品を製造しない方がまし。安定した製造ができるようになるのは2年前後かかるのでは?
ちなみに、トラックが動かないことに起因する商品供給のストップによって、栄華を誇ったウォルマートやコストコも、現在、多くの閉鎖を余儀なくされている。
〜サプリは買えるが〜
アメリカにおいてはノンブランドのクレアチンは製造販売されており、化学合成によるアミノ酸や羽毛分解のアミノ酸であれば、今後も入手できる可能性が大きい。
日本もヨーロッパに端を発した世界情勢やアメリカの影響を受けることは確実で、アメリカで起こったことは時間差で日本でも起こるというのが定説である。
ただ、クレアピュアに関して言えば、日本の商社がまとめて仕入れている都合上、しばらくは高騰せずに安定して供給されると思われる。
一方、近年においては発酵技術を用いた天然由来のアミノ酸は日本ブランドであっても、コストダウンのために日本企業の海外工場にて日本規格で作られたものが大多数であるため、海外での高騰や製造停止のあおりを受ける可能性が大きい。
このような状況下で、サプリの備蓄は意味を成すのか、意義がある人はいるのかということについて、次回以降、考察してみたい。
#2へ続く
【関連】
サプリの備蓄はありか? 序
サプリの備蓄はありか? #1
【Ex】
ブログらしい話 #6「世界滅亡に備える人々」
ブログらしい話 #8「世界滅亡に備える人々Part.2」