一応今回は電話取材した話が元となっていますが、プロローグである今回は少し違う話をしてみたいと思います。


〜イントロダクション1〜
趣味で採卵目的の雌鳥達を飼っているのですが、初期の数年間は自分で取り寄せた素材をブレンドした餌を与えていました。ですが、流石にコストがかかり過ぎるので、数年前に配合飼料の軍門に下りました。

この配合飼料、つい1年半ほど前は税込1,500円未満だったのですが、半年後には500円値上げされ、2022年12月の時点では1,000円近く値上がりしています。

ボトムである飼料の段階で、これほどの値上げが続くなら、最終製造物である卵の流通価格は一体どうなるのだろうと最初の500円値上げの際に戦慄したものです。

もちろんこの話は氷山の一角であり、あらゆる製造物の原材料費や輸送費は高騰し続けています。



〜イントロダクション2〜
かつて、ナショジオチャンネルで放映されていた「プレッパーズ」という番組がお馬鹿(褒め言葉)で面白いと何度か紹介したことがありました。

番組ではそれぞれの理屈、それぞれの方法で、世界滅亡に備える愛すべき発狂者達(褒め言葉)が紹介されますが、何よりもその情熱とエネルギーが素晴らしい。丸々太った歩き方もままならない明日にも脳卒中や心臓発作で死にそうな人が備えに備えていたりして、ツッコみたくもなりますが。

さて、迷作プレッパーズは話半分で聞き流す娯楽番組として楽しむのが正解で、放映当時は番組側も起こる確率は0.0✕%と否定していましたが、今現在、彼らの予測が結構的中していたりします。


プレッパーA:経済崩壊に備えて銀を貯めつつ、隠す

現在:銀が買えない!


プレッパーB:ウィルスパンデミックに備える

実際:プランデミックかも知れないが、パンデミックが起こった


プレッパーC:EMP攻撃による電子機器破壊に備える

現在:ウクライナではアメリカ等から大量のドローンを筆頭に最新兵器が流れ込んでおり、既知の戦術が通用しない為、究極の対抗手段であるEMP兵器が使用される可能性が否定できない


プレッパーD:原発事故に備える(日本では放送不可)

現在:現在の紛争で原発の占拠と攻防は続いており、戦闘による事故や先日の自作自演ミサイルのようなセルフ事故が起こる可能性が否定できない


プレッパーE:種子を保存

現在:種子関連の法律は日本でも色々と大変なことになっている。


プレッパーF:ポールシフトに備える

現在:常に星を目印にして生きてきたイヌイットの長老達が地軸のずれをNASAに警告。


という具合に、当初はそれはないわ大げさな〜と思っていたパンデミックを筆頭に、様々な予測が現実化していたりします。

たぶん今はナショジオでは観られないと思います。ファーストシーズンのみですが、
ニコニコ動画で視聴可能です。

エンターテイメントとして100点満点の番組でしたが、今となっては真面目に視聴しても興味深いかも知れないので、お暇な方はもちろん、お正月休みにお勧めします。

※ ちなみにパンデミックの際、アメリカのホームセンターで馬鹿売れしたのが銃と弾丸、そしてヒヨコだった

#1へ続く



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