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居残り補習授業オフライン#142
サプリ小話「食事における栄養分配改善を意識した小技」


〜イントロダクション「万人に適したトレーニングハックはないが、自分専用はあるかも」〜
バルクアップや筋肥大、引き締まったリーンボディ、果ない筋肉増強・・・目的は違っても、それらの達成にはトレーニングが最も重要な要素になります。

では、筋肉を付けるにはどのようなトレーニングを行えば良いかとなりますが、「これやっときゃOK✌」というような方法がないところに、停滞などの筋肉の発達が起こせない問題の原因があるのです。それでも、平均化の集大成でもある10回複数セット法を用いることで、多くの人はトレーニング初期において一定の成果を得ることができるでしょう。

ただし、ある程度、筋肉を発達させた後は遺伝的多型、手足の長さ、回復速度等などの影響が大きくなってくるため、自分に最も適したスタイル、サイクル、種目を自分自身で模索しながら見つけていく必要があります。

ここで身体作りに成功した人がのたまう「この種目さえやっておけばOK」とか「◯回×◯セット、週に◯回!」、「腕のメニューはこれで決まり!」を素直に真に受けてしまうと、ますます停滞の泥沼にはまり込んでしまう可能性があるのです。

自分の体質や素養、特性を見極めながら、トレーニング方法を絶えず変化させていく必要があり、それが醍醐味とも言えるでしょう。



〜イントロダクション「栄養摂取における万人向けテクニックは?」〜
上の話と同じく、食事などの栄養摂取における万人に適したテクニックは限られています。

昔であれば、でかい人の「プロテインいっぱい飲めばいい」、「毎食、喉までせり上がってくるくらい食べるんだ」というアドバイス・・・近年でも似たような風潮で科学的な進歩が見られません。

食事においても個人的な体質や遺伝を見極めつつ自分に適合した方法を模索する必要がありますが、最初期からのサプリ塾が掲げる

筋合成促進(筋分解抑制)

栄養分配改善

消化吸収促進

と「各種ホルモンレベルの調節」こそが肉体改造においてトレーニングに並ぶ重要要素である栄養摂取時の誰にでも適合するテクニックであるといっても過言ではありません。



〜イントロダクション「栄養分配改善法」〜
今回は主に栄養分配改善を中心にした小技の紹介をしたいと思います。何故か?

栄養分配改善法というのは、腸管で吸収され血流へ乗った各種栄養素が筋肉へより多く分配され、脂肪細胞への分配量を減らすことを目指す方法で、結果的に筋肉は肥大し、脂肪細胞は小さくなるので、バルクアップ志向や筋肉増強一点張りの人だけでなく、減量目的の人にも適した考えだからです。脂肪を減らすには燃焼させることだけでなく、脂肪細胞を今以上大きくしないように、日々、瞬間瞬間、脂肪合成を抑制するのが最も効率的です。

栄養分配改善法の実践は「マッハ6」か「GCS750」、あるいはその両方を合わせて利用すれば良いという話になってしまうのですが、今回の話は私がそれらを用いていないときの実践方法を紹介することで、「日々の食事における気遣い方をつかめるようになる」ことを目的としています。



1、栄養分配改善「血流を高める」
トレーニング後の血流量の一時的増加によって、筋肉への栄養分配が著しく高まることが解っている。トレーニングを用いらなくても、血流量を増加させる栄養素を摂取することで、筋肉への栄養分配を高めることができる。



2、栄養分配改善「食事中の筋合成を高める」
ほとんどの場合、食事さえとれば、そこに含まれる糖質などのおかげで、筋分解にストップがかかり、筋合成が穏やかに増加するはずである。

ただし、細胞は全ての血中栄養素のモニターデータを参照して筋合成活性を決めているのではなく、ロイシン受容体とも言えるセンサーによってモニタリングされるロイシン濃度を基準に筋合成の多寡を決めているのだ。食事の際に筋合成を最大限に高めるにはその時にロイシンやHMBによってmTOTR経路が活性化されている必要がある。

つまり、食事に近いタイミングで、ロイシンやHMBを摂取しておきたい。

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