4月8日、9日は熱風邪に罹った。

熱風邪なので、食欲がなく、結果的に丸二日間の絶食となった。折角、二日間絶食したので、このまま続けてみることにした。

ファスティングは動機や目的も大切だが、同じくらいキッカケが重要であると考えている。

きっかけ云々に関しては、以下を参考にしてみて欲しい。

〜ファスティングを行う動機ときっかけ編〜
・胃腸炎でファスティング 前編

・胃腸炎でファスティング 後編

ファスティング行為と免疫に関する研究結果



ファスティングは「減量」のイメージが強いが、身体のリセットを兼ねた積極的コンディショニング、免疫力強化、オートファジーによる若返りなどの側面が強く、それらを目的としたついでに体重や体脂肪が減ると捉える方が適切である。

さて、48歳のアラフィフとなった私の場合、ファスティングによってもたらされるサテライト細胞活性やインシュリン感受性改善が加齢に伴う細胞の各種反応低下による冷めたピザ問題・・・トレーニングによる刺激や各種栄養補給に対する身体の反応の鈍さを解決する手段となる。

このため、ファスティングに対して、やりがいやモチベーションは大きいが、如何せん、はじめの第一歩を踏み出すのが些か億劫でもある。

そこで、機会、きっかけを大切にするようにしており、今回の発熱による絶食は絶好のチャンスだったわけだ。



というわけで、4月8日から約2週間、半絶食を継続中である。

熱が引いた10日から、スプリントのためのトレーニングを再開しており、そのためのアミノ酸補給は好きなだけして良いという緩いルールなので、期間が長いが「ライトなファスティング」となる。

4月13日には一度、大量に食べるリフィードを行っていることからも、ライトなファスティングと言えるだろう。



結果として、体重は69kg前後だったのが4月21日には66kg台となった。
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体脂肪率は9.1%。肩の血管の浮き具合などの見た感じから、9%台後半ではないかと思われる。
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内臓脂肪レベル4.0。
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マッスル年齢33歳。
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数値的にはそんな感じで、兎も角、体重が軽くなった。



Fitnessにおいては体重の増減よりも、体脂肪率や体組成を重視するため、「単に体重が減っただけ」という結果は手放しで褒められるものではない。

しかしながら、単純な3kg減はある意味、パフォーマンスに大きな影響を与えた。

私の身長や体重、手足の長さ、脚の重さからは不可能と思えたフロントレバーがろくな鍛錬もしていないのに良い感じにできるようになったのだ。

もちろん、私の場合、一番の目標である短距離走の記録向上に結びつかないと意味がないが、単純な体重減が即パフォーマンス向上につながるケースも有るという一例であった。



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