居残り補習授業オフライン#134では、近年の視点を加えて疲労を因数分解すると題して、古典的でオーソドックスな視点、そして、近代的かつミクロ的な視点から疲労を分解して対策を展開しています。

疲労因子としては機械的機能的な「肉体疲労」や脳由来の「中枢性疲労」だけではなく、近年では活性酸素と炎症、血流能力も重要であることが解っています。

また、

居残り補習授業オフライン
人には教えたくないアンチエイジング考 Part.1
人には教えたくないアンチエイジング考 Part.2


においても近代的なミクロの視点を加えた多角的な視点から、継続性の高いアンチエイジングに関して考察していますが、ここでも過剰な炎症を抑えることが重要であることを紹介しました。

慢性並びに急性の疲労を取り除くにも、全力期間の延長や生涯現役を目指すアンチエイジング、単純な見た目のためにも、炎症抑制は大きなウエイトを占めるのです。



さて、一見唐突に、少し前のメダパニ先輩の話を再アップしたのには理由があります。


上の話を掘り出したのは、疲労抑制とアンチエイジングの副読本としてピッタリだったからです。

一見、脂肪や減量の話に思えますが、実のところ、脂肪は内分泌器官であり、その蓄積は善玉ホルモンのみならず、インターロイキン-1やTNF-αを分泌します。

インターロイキン-1やTNF-αも身体にとって必要なサイトカインですが、体脂肪(内臓脂肪)の増加によって、その分泌量が増え、結果的に過剰な炎症と慢性炎症を引き起こす原因となります。

また、インターロイキン-1とTNF-αの過酸化脂質を血管壁に沈着させる作用は血栓誘発リスクのみならず、副腎機能の低下を招いてDHEAレベル低下由来の慢性疲労の一因にもなるでしょう。同じく脂肪細胞が分泌するプラスミノーゲン活性化抑制因子(PAI-1)は血栓リスクを高めますが、その血液凝固促進作用は結果的に血流能力の低下を招き、抗疲労や抗加齢にマイナスに働きます。



以上の点から、余分な体脂肪、内臓脂肪を減らすことは、実のところ、疲労抑制や肉体年齢、血栓予防に非情に良い影響を与えることが解ります。

という訳で、トレーニングによる体脂肪の抑制は抗疲労やアンチエイジングに一役以上の働きを持つことは言わずもがなですが、運動頻度や量が減ったことによる体脂肪の蓄積は二重に疲労や加齢を加速しかねないので、コントロールできる要素と範囲で取り組む価値があります。



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