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居残り補習授業オフライン #118
トレーニング & 減量話「遺伝的タイプ別攻略法」


最近の私の口癖は、「健康的な身体作りにおいては、特に成功者の方法論はあまり当てにならない。一人一人、体質が違うため、100人いれば100通りの方法論が存在するからだ。故に、どちらかといえば、(実際にはテレビ番組を観たことがないくせに)『しくじり先生』みたいな失敗談や迷走話の方がフィットネスでは役立つ!」と言った具合です。

同様に、遺伝子に着目した攻略法なんてのも100%信頼できませんが、自分と体質や才能が異なる成功者のHOWTOを実践する前に、遺伝的な課題を理解しておくと、自ずと努力のベクトルや多寡も変化し、最終的には自分自身の攻略法に近づけるはずです。



A:ADRB3遺伝子変異タイプ
基本的に基礎代謝が200kcal程度低い。インシュリン感受性に問題が出やすく、摂取した糖質の代謝が鈍い。内臓脂肪にアドレナリンβ3受容体は内臓脂肪に多く分布しているため、その活性が鈍いこのタイプは、糖質を摂りすぎた場合、内臓脂肪として蓄えられやすい。


B:UCP-1遺伝子変異タイプ
基本的に基礎代謝が100kcal程度低い。脂質の代謝が苦手で、熱産生が悪いため、皮下脂肪を溜め込みやすい。


C:A+B・・・ADRB3遺伝子とUCP-1遺伝子の両方に変異を持つタイプ
基本的に基礎代謝が300kcal程度低い。糖質と脂質の代謝が苦手。皮下脂肪も内臓脂肪も溜め込みやすい。

A〜Cのタイプの人は、減食によるカロリー制限の効果が出にくい傾向がある。例えば、普通の体質の人が減量の手始めに1日あたり500kcal減らすところから始めるのに対し、Cタイプの人に至っては800kcal減らさないと普通の人と同条件にならないからである。

故に、勿論、「基礎代謝○○kcal低いから、その分、食べる量を減らすか、運動を頑張る」と言った一般的なアプローチでは成果が出ない。



Aの因子を持つ人の場合、まず、インシュリン感受性と糖質代謝を改善することが最優先となる。

つまり、筋肉のインシュリン感受性を高めること・・・ややハードな無酸素運動とインシュリン感受性改善栄養素の摂取である。筋肉での糖質消費を促す無酸素運動は筋肉のインシュリン感受性を高めて摂取した糖質の筋肉での代謝を促す。

同様に、ALAやシニュリンPF、フェヌグリークエキス、EPA/DHAなどは、筋肉のインシュリン感受性の改善や血中グルコース(糖質)を筋肉へ引き込む作用を持つ。内臓脂肪でのグルコースからの脂肪合成が止まることで、ようやく減量が始まると言っても過言ではない。



Bの因子を持つ人は、流行の高脂質ダイエットはあまり向かないかも知れない。脂質代謝が苦手なため、摂取脂質による脂肪細胞の肥大が起こりやすいからだ。

このタイプの人は昔ながらのダイエット指針である「脂肪の摂取量を減らす」と言ったベタで古典的な方法が適する可能性が高い。

炭水化物を極端に削らずに、タンパク質多めの食事を心がけつつ、脂肪を多く含む食事や食材を食べるときは、脂質の吸収を阻害する野菜や海藻を多く食べるか、難消化性デキストリンやブロッカーを適時使用するのが良いだろう。



(マスターはこの体質)

A〜Cタイプの人は、上のような準備・・・これ以上の脂肪蓄積を避けるという下地を作っておくことで、ようやくスタート地点に立つことになるが、そこから闇雲に摂取カロリーを減らすのではなく、運動量を増やすこと、心拍数を高く保つこと、高強度の運動を行うことで、体脂肪の利用を高めることが理想的と思われる。

なぜなら、自然に燃えにくい体質だからだ。

一方、激しい運動は、解反応や生成反応によるATP消費を起こすため、生理学的に代謝性の脂肪燃焼が確実に発生するため、「脂肪の合成さえ止めていれば」、必ず体脂肪の減少をもたらす。

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D:ADRB2遺伝子変異タイプ、「PPARGC1A遺伝子の多型」、「ACE遺伝子の多型」

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