(written in 2020/09)

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居残り補習授業オフライン #116
トレーニング小話「みんなプラトーだよ-突然の筋肥大編」


Q:新型コロナ騒動によるジム休館以前は、ヘビーウエイトを用いたトレーニングやヘビーデューティートレーニングと言った高強度トレーニングを行ってきました。

トレーニングを始めた自重時代、高ボリューム時代はあまり筋肥大しませんでしたが、高強度トレーニングでの反応は良く、充分な筋量が得られたと思います。

ところがジム休館による長期ブランク後に、強度を落とした高ボリュームトレーニングを試してみたところ、驚くほど面白いように筋量が増えました。

経験上、全く説明が付かない現象に驚いていますが、これは遺伝的に高ボリュームトレーニングが向いていたということでしょうか?




昔、誰かがいった「上級者は皆、ハードゲイナーである」とは言い得て妙で、ある程度まで筋量が増えると、それまでのテクニックが通用しなくなり、初期の頃のような伸びが得られず、長い停滞期に陥る人が続出します。

筋肥大や筋力の研究はウエイトトレーニングを伴うため、マウスでは代用が効かず、人間を用いることになるため、また、費用もかかるため、数年〜10年単位の実験を行うことができません。

多くの実験は6ヶ月未満、エビデンスとして崇められている研究結果も、せいぜい半年〜1年といったトレーニングサイクルからすれば、極めて短期のものとなります。

このため、「ウエイトトレーニングはこうあるべき!」、とりわけ、ある程度の筋量をもった上級者に関しては、「このようなアプローチで臨むべき!」・・・といった指針は本来存在しないものと考えます。



仮説1
a休んでいる間に速筋が発達した

疲労回復にはアクティブレストが効果的と言われますが、全く筋肉を動かさない完全なレストによって、速筋が増えることがわかっています。


b潜在的オーバーワークからの開放
充分に回復できる頻度で分割トレーニングしていても、実際には回復しきれていないことがあります。遅発性筋肉痛からの回復を完全回復の目安とすることが多いですが、神経の回復はそれよりも長く時間がかかります。

また、単純に頻度と強度のバランスが悪い場合、筋中グリコーゲンの回復と体の隅々から借りてきた酸素の返済が完全とならず、トレーニングの質が悪くなります。

いずれにしても、漸進性オーバーロードの法則から離れてしまいます。


C筋量増加に伴う回復期延長
30cmの腕と40cmの腕の回復速度は異なります。筋量を得るにつれ、トレーニング頻度の見直しを図ることがベターとなります。

a〜cから考えると、以前よりも強度は落ちたとしても、最適回復が起こること、トレーニングの質自体が向上すること(強度は落ちても、バーンによって成長因子が増えた)によって、筋肥大が起こっても不思議ではありません。


仮説2:新鮮さ
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【関連:プラトーだよシリーズ】
居残り補習授業オフライン #67「みんなプラトーだよ!:大胸筋編
居残り補習授業オフライン #67の補完-1「背中編」
居残り補習授業オフライン #67の補完-2「下半身編」
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