「カロチノイド摂取の重要性」
これが日本の鳥かよ!?と思うほどの極彩色で身を飾ったカワセミは割と身近な野鳥で、溜池や河川で見かけることができる。

その最たる特徴は網膜に突き刺さるほどのコバルトブルーである。

その色を発するからには、主食である魚からビタミンB12経由でコバルトを羽毛に溜め込んでいるのだろうかなんて妄想してしまう。



それはさておき、パラサイトの影響が大きい環境下の鳥類は総じてオスが派手になる傾向が高い。

美しい色彩と左右対称性(シンメトリー)には、野生動物の生存に最も重要とされる免疫力が強く関わっているからだ。パラサイトに集られると、色彩やシンメトリー性が低下してしまうので、メスはオスの見た目から対象個体の免疫力を測ることができる。

(人間はシンメトリー性が高い男性の匂いを妊娠しやすい時期だけ見事に嗅ぎ分けることができる)


メスがより生存競争に有利な免疫力の高いオスを選ぶことで、寄生虫や病原菌、ウィルスなどが跳梁跋扈する環境下におけるオスの見た目が派手さに特化してきたのだ。

派手な鳥類の美しさの裏には、そのようなパラサイトとの気の遠くなるような長い戦いがあった訳だが、その派手な色彩を生み出す源にはカロチノイドが関わっており、これらの鳥は猛烈にカロチノイドを必要としていたようだ。

(ナショジオの記事を参照)




カロチノイドは放射線から遺伝子を護る作用が高いが、見た目が派手な鳥や「渡り」を行う鳥は(例え食べたものが他の種類の鳥と同じだったとしても)羽毛の色彩や長距離移動にカロチノイドを大量に消費するため、結果として遺伝子の損傷が多く、見た目が悪くなる傾向が高い。

ツバメのアシンメトリーは有名な話である。

この教訓から学べることや得られる対策は巨視的には少ないと言えるが、短期的短絡的視野においては、環境に対する一定の防護策として、カロチノイドの積極的摂取は非常に有効と考えることができる。

となるとガブリ寄りで色素が豊富な野菜の摂取に奔走したくもなるし、もちろん、それも有効であるが、多くの人はVIVOからリコピンとβカロチンをエキストラオキシドライブからパプリカキサントフィルをフローラルティンからはアスタキサンチンと多種多様な色素を摂取できているので、やや前のめり程度にカロチノイド摂取に努めるだけで良いと思われる。



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