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居残り補習授業オフライン #126
ダイエット小話「今からでも真夏に間に合う減量法2021版」



〜イントロダクション〜
これまでにサプリ塾やこの居残り補習授業などで紹介した知識とテクニックの総集編になります。

要点となる「成長ホルモン」、「グリコーゲン枯渇」、「低血糖」、「アドレナリン・ノルアドレナリン分泌」、「成長ホルモン分泌」、「インターロイキン6生成」、「脳内でのTGF-β蓄積」、「酸素負債」、「乳酸蓄積」これらをおさえる前に重要となるのが筋分解を恐れないということです。

この手法を行う際に重要となるのは、意図的に低血糖状態を作り出すことですが、筋肉への刺激と要所要所での筋合成活性さえ十分であれば、例え絶食状態でトレーニングを行っても、筋量が減ることはありません。

筋量を決めるのは、ホルモン調節やアナボリック刺激による筋合成活性なので、筋量の減少を心配せずに行ってみて下さい。また、この方法は効果が最も大きいので、休日を利用した週1〜2回という頻度でも構いません。



フェーズ0「入浴など」
運動開始直後から体温が高く血流が活発な方が脂肪燃焼の効率が良く怪我をしにくいので、時間に余裕がある人や早起きが得意な人は、後述のアドレナリン分泌に役立つものを摂取してから入浴なんしは熱いシャワーで身体を温めておきたい。


フェーズ1「低血糖」
起床後は血糖値が低く、体内でのエネルギーが不足しているため、朝一番の運動が最も脂肪が燃えやすく、また運動による成長ホルモン分泌が早い段階で起こりやすい。起床直後から運動前、最中は糖質を摂らず、栄養はアミノ酸摂取にとどめる。


フェーズ2「アドレナリン・ノルアドレナリン分泌」
アドレナリン・ノルアドレナリンは脂肪細胞からの脂肪分解を促すリパーゼの活性を高め、血中脂肪酸濃度を高めるという脂肪燃焼に役立つ作用を持つ。

運動開始直後から分泌されやすくするために、チロシン、カフェインなどを含むサプリメント(UP!orファイナルパンプorイグナイトorファイナルバーン)を起床直後に摂取したい。サプリ以外では緑茶やコーヒー、紅茶、烏龍茶、玉露がお勧め。


フェーズ3「インターロイキン分泌とTGF-β蓄積」
できれば、積極的脂肪燃焼フェーズ(アクティブフェーズ)の前に、何らかのレジスタンストレーニングをプレアクティブフェーズとして行う。可能であればウエイトトレーニングが理想的であるが、お手軽な自重でのトレーニングやダッシュでも良い。

一定距離のイージーハードラン(行き:ジョグ→帰り:ランor 行き:ラン→帰り:スプリント)。これらの筋線維の微細損傷と炎症を発生させる強度の高い運動は、サイトカインの一種であるインターロイキン6の筋肉からの分泌とTGF-1の脳への蓄積を促すが、これらは共に強い脂肪分解シグナルとなって、体脂肪燃焼を促進する。