運動できないけど太りたくないし、筋肉は失いたくない!-後編
Q:ジム休館明けの6月くらいからトレーニングを再開しましたが、冬が近づくにつれて新型コロナウィルスが勢力を強めて来ているような印象なので、ジムからは遠ざかっています。自宅でできる運動は限られる上、あまりテンションも上がらないので、ジムに通っていた頃に比べればほとんど何もしていないような状態です。当然、脂肪も増えてきました。このような状況下で、筋量を維持したまま体脂肪を増やさないようにする良いサプリはないでしょうか?
前回は運動量と頻度が低下した時に起こりやすい体脂肪の蓄積を抑制するのにマッハ6が活躍するメカニズムの主となるインシュリン感受性改善について解説しました。
今回はインシュリン感受性改善に並ぶマッハ6の根幹たる筋量を増やす効果について解説してみます。
〜マッハ6の筋肉増強作用〜
マッハ6は国内はおろか世界的に見ても、非常にユニークな点・・・というより、唯一無二のコンセプトと作用を持ちます。それが畜産業界では常識である飼料効率(※)に着眼した筋肥大促進です。
(※ 畜産や酪農の分野では肥育ホルモン剤を使用することで、同じ餌の量、あるいは少ない量でも、生産量の増大と生育期間の短縮を図っているが、一部のアミノ酸にも同じ効果が期待できる)
全く同じ内容の食事であっても、体内で
・筋合成の活性化
・筋肉への血流増大
・筋肉におけるインシュリン感受性改善
が起こっているかいないかで、筋肉と脂肪へ分配される栄養やカロリーが大きく違ってきます。
この三点を改善するのがマッハ6になります。ちなみに、サプリ塾塾生であれば、上の三点と同等かそれ以上の条件として、食事における消化吸収の改善をすぐに挙げることができるはずです。
1、ロイシン
「ロイシンのアナボリック作用」
必須アミノ酸のロイシンは、最もアナボリックなアミノ酸で多面的多角的に活躍する。
ロイシンは筋合成を高める・・・
血中に放出されたロイシンは、mTORという経路を刺激することで、筋細胞におけるタンパク質合成を高める遺伝子を活性化して筋合成を亢進させる。ロイシンはまた筋分解を抑制する働きも持つため、筋肉量を増やす効果が最も高いアミノ酸である。
折角、積極的にタンパク質を摂取したとしても、折角、完璧なトレーニングを課せたとしても、筋細胞が冷めてしまったピザのように無反応であれば、その努力が半減してしまうが、ロイシンは筋細胞が栄養を受け入れて大きくなる準備を万端にしてくれる。
ロイシンはグリコーゲン合成を高める・・・
ロイシンを摂取することで、インシュリン分泌が惹起され、結果としてより速く血中グルコースが筋肉へと取り込まれる。ロイシン自体も血中グルコース(ブドウ糖)を筋肉へ積極的に引き込む作用を持ち、取り込んだ血糖をグリコーゲンとして利用するのを助ける。
結果として、食事によって高まった血糖値をサッと下げるため、分泌されるインシュリン総量は少なく、体脂肪の合成が抑えられる。
Ex:
栄養小話「アナボリズムの昂進こそ全て・・・かも知れない」
2、アルギニン+シトルリン+ブドウ種子エキス
「血流増大ブレンドによる筋肉への栄養分配促進」
アルギニンは、血管を拡張して血流量を増やす「一酸化窒素(NO)」の材料となって、血管内皮におけるその合成を増やす。シトルリンは腸管にて吸収された後、体内でアルギニンへと変換されて、血流量を増やす。その代謝経路の違いから、この2つのアミノ酸を1:1で組み合わせるのが最も効率的に血流量を増大させると言われている。
ブドウ種子エキスに含まれるプロアントシアニジンは、最も強力な抗酸化物質の1つに数えられるが、一酸化窒素合成酵素を活性化することで、血管を拡張する働きが高いという側面も持つ。
マッハ6はアルギニン&シトルリンという一酸化窒素前駆体供給のみならず、一酸化窒素を合成せよと命令を出す酵素の働きを高めるという関連性の高い2つの経路を活性化して、非常に効率良く血流量を高める設計となっている。
結果として、元々血管の多い筋肉への血流は増大し、より多くの栄養素・・・我々がそこへ最も送り込みたいと思っているアミノ酸の分配が増大する訳だが、その肉体の材料を受け入れる工場である筋細胞はすでにロイシンによってバリバリに温まってフル稼働状態となっているという寸法だ。
家畜は運動しませんが、餌の量は変えずに、ロイシンとアルギニンを加えることで、筋肉由来の収穫量を増やすことができると言われています。
同様に運動量や頻度が減ってしまった場合も、ロイシンとアルギニンを主体としたマッハ6は筋量を維持しつつ体脂肪の蓄積を抑える効果が大いに期待できるでしょう。
もちろん、その効果は運動と組みわせることで、より高くなります。
応用編へ続く
Ex:身体作りはマッハ6だけでOK!?「マッハ6オンリー法」
【関連】
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前回は運動量と頻度が低下した時に起こりやすい体脂肪の蓄積を抑制するのにマッハ6が活躍するメカニズムの主となるインシュリン感受性改善について解説しました。
今回はインシュリン感受性改善に並ぶマッハ6の根幹たる筋量を増やす効果について解説してみます。

マッハ6は国内はおろか世界的に見ても、非常にユニークな点・・・というより、唯一無二のコンセプトと作用を持ちます。それが畜産業界では常識である飼料効率(※)に着眼した筋肥大促進です。
(※ 畜産や酪農の分野では肥育ホルモン剤を使用することで、同じ餌の量、あるいは少ない量でも、生産量の増大と生育期間の短縮を図っているが、一部のアミノ酸にも同じ効果が期待できる)
全く同じ内容の食事であっても、体内で
・筋合成の活性化
・筋肉への血流増大
・筋肉におけるインシュリン感受性改善
が起こっているかいないかで、筋肉と脂肪へ分配される栄養やカロリーが大きく違ってきます。
この三点を改善するのがマッハ6になります。ちなみに、サプリ塾塾生であれば、上の三点と同等かそれ以上の条件として、食事における消化吸収の改善をすぐに挙げることができるはずです。
1、ロイシン
「ロイシンのアナボリック作用」
必須アミノ酸のロイシンは、最もアナボリックなアミノ酸で多面的多角的に活躍する。
ロイシンは筋合成を高める・・・
血中に放出されたロイシンは、mTORという経路を刺激することで、筋細胞におけるタンパク質合成を高める遺伝子を活性化して筋合成を亢進させる。ロイシンはまた筋分解を抑制する働きも持つため、筋肉量を増やす効果が最も高いアミノ酸である。
折角、積極的にタンパク質を摂取したとしても、折角、完璧なトレーニングを課せたとしても、筋細胞が冷めてしまったピザのように無反応であれば、その努力が半減してしまうが、ロイシンは筋細胞が栄養を受け入れて大きくなる準備を万端にしてくれる。
ロイシンはグリコーゲン合成を高める・・・
ロイシンを摂取することで、インシュリン分泌が惹起され、結果としてより速く血中グルコースが筋肉へと取り込まれる。ロイシン自体も血中グルコース(ブドウ糖)を筋肉へ積極的に引き込む作用を持ち、取り込んだ血糖をグリコーゲンとして利用するのを助ける。
結果として、食事によって高まった血糖値をサッと下げるため、分泌されるインシュリン総量は少なく、体脂肪の合成が抑えられる。
Ex:
栄養小話「アナボリズムの昂進こそ全て・・・かも知れない」
2、アルギニン+シトルリン+ブドウ種子エキス
「血流増大ブレンドによる筋肉への栄養分配促進」
アルギニンは、血管を拡張して血流量を増やす「一酸化窒素(NO)」の材料となって、血管内皮におけるその合成を増やす。シトルリンは腸管にて吸収された後、体内でアルギニンへと変換されて、血流量を増やす。その代謝経路の違いから、この2つのアミノ酸を1:1で組み合わせるのが最も効率的に血流量を増大させると言われている。
ブドウ種子エキスに含まれるプロアントシアニジンは、最も強力な抗酸化物質の1つに数えられるが、一酸化窒素合成酵素を活性化することで、血管を拡張する働きが高いという側面も持つ。
マッハ6はアルギニン&シトルリンという一酸化窒素前駆体供給のみならず、一酸化窒素を合成せよと命令を出す酵素の働きを高めるという関連性の高い2つの経路を活性化して、非常に効率良く血流量を高める設計となっている。
結果として、元々血管の多い筋肉への血流は増大し、より多くの栄養素・・・我々がそこへ最も送り込みたいと思っているアミノ酸の分配が増大する訳だが、その肉体の材料を受け入れる工場である筋細胞はすでにロイシンによってバリバリに温まってフル稼働状態となっているという寸法だ。
家畜は運動しませんが、餌の量は変えずに、ロイシンとアルギニンを加えることで、筋肉由来の収穫量を増やすことができると言われています。
同様に運動量や頻度が減ってしまった場合も、ロイシンとアルギニンを主体としたマッハ6は筋量を維持しつつ体脂肪の蓄積を抑える効果が大いに期待できるでしょう。
もちろん、その効果は運動と組みわせることで、より高くなります。
応用編へ続く
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