運動できないけど太りたくないし、筋肉は失いたくない!-中編
Q:ジム休館明けの6月くらいからトレーニングを再開しましたが、冬が近づくにつれて新型コロナウィルスが勢力を強めて来ているような印象なので、ジムからは遠ざかっています。自宅でできる運動は限られる上、あまりテンションも上がらないので、ジムに通っていた頃に比べればほとんど何もしていないような状態です。当然、脂肪も増えてきました。このような状況下で、筋量を維持したまま体脂肪を増やさないようにする良いサプリはないでしょうか?
前回の書き出しでも言及しましたが、最も効果的な解決策としては、ジム通い時代と同じ頻度、同じ強度でトレーニングを継続することです。
しかしながら、自宅トレにおいては使用可能器具やスペース、騒音対策といったインフラ的な問題がつきもので、中々に高い強度と頻度でトレーニングを継続するのが難しい人も多いでしょう。そのようなシチュエーションで、筋肉量を維持しつつ、体脂肪の蓄積を抑制するにはマッハ6が役立ちますというのが前回の内容でした。
今回はその理屈をもう少し詳しく解説してみたいと思います。
〜マッハ6の体脂肪蓄積阻害〜
ダイエットサプリメントやスムーズなグリコーゲン補填、β3ADR遺伝子変異タイプの体脂肪管理に非常に需要が高いGCS750は当店においては、毎月TOP6に入る販売本数を誇ります。当店でお買い上げの際に付属するGCS750摂取例でも紹介していますが、GCS750の代替としてマッハ6を勧めています。
GCS750はインシュリン模倣物質と脂肪合成阻害栄養素の組み合わせにより、素早く血中グルコース(血糖)を筋肉へ誘導し、グリコーゲン合成を高めることで血中グルコースが体脂肪へ転換されるのを予防しますが、マッハ6の主成分もまたGCS750に劣らない性能を持ちます。
1、ALA
ALAことαリポ酸は水溶性と脂溶性の両方の性質を持つ非常に小さい大きさの抗酸化物質であるため、多種多様な細胞に取り込まれ、身体の隅々を活性酸素から守る働きを持つ。ALAは抗酸化物質や抗加齢物質、デトックス栄養素としての特徴が強いため、しばしば忘れされがちになるが、血糖を筋肉などに取り込むインシュリン模倣作用を持つ。
つまり、ALAはグルコース(血糖、ブドウ糖)やクレアチン、アミノ酸などの筋細胞への取り込みをインシュリンに依存する栄養素をインシュリンに頼ることなく、筋肉へとスムーズに送り込む働きを持つのだ。
筋肉のグリコーゲンタンクの容量は、そのサイズのみならず、運動量と頻度、そして、栄養状態の影響を大きく受けるが、誰にも貯蔵限界がある。とりわけ、運動頻度が低いと、タンクはすぐに満タンになってしまうのは想像に難くないだろう。
グリコーゲンタンクの満タンを知らせるシグナルとして過酸化水素水が知られるが、ALAは・・・正確にはALA代謝物が過酸化水素水を緩衝することで、平常時よりも多くのグルコースを筋肉へと溜め込むことを可能にすることが解っている。
上記の作用、特に最後のくだりのタンク増加作用は、運動量と頻度が少ない在宅ワークの人には見逃せないはずだ。
ちなみに、ALAは身体の中で活性酸素と闘って酸化されクタクタになったビタミンCやEを還元して、リサイクルする働きがあるため、新型コロナ対策などでビタミンCの持続時間を高めたい人も注目したい。
2、シニュリンPF
シニュリンPFはシナモンから抽出されたエキスで、ALA同様に極めて優れたインシュリン模倣作用を持つ。
シニュリンPFはまた、インシュリン受容体を増やす働きとGLUT4を活性化する働きを持つことで、筋肉のインシュリン感受性を高める働きを持つ。ALAもインシュリン感受性を改善する働きがあるため、この2つの栄養素の組み合わせと継続は、相乗的に血糖処理とグリコーゲン合成率を高めると考えられる。
GCS750の主成分であるALAとフェヌグリーク抽出物の組み合わせは、糖質摂取によるインシュリン分泌を頼ることなく、クレアチンの筋細胞への取り込みを促進するが、同じようにALAとシニュリンPFの組み合わせも、クレアチン吸収を大きく高める。
ここで、何故、クレアチンの話が出たかというと、運動頻度が低い時期が長期間続いた場合、クレアチン摂取が筋肉量維持に役立つからだ。
3、ロイシン
アミノ酸界のスーパースターであるロイシンの働きは、筋合成を促すだけではない。ロイシンもまた素早く血糖値を下げる働きを持つ。同じBCAAであるイソロイシンも血糖の利用を促進するが、ロイシンはイソロイシンと異なり、血中グルコースを筋細胞へ運び込む働きが強い。
つまり、ロイシンもまた血糖に対してはインシュリン模倣物質的な働きを持ち、摂取炭水化物の筋中グリコーゲン化を促進するのである。
かなり長時間フル回転で頭を使う場合を除いて、全く身体を動かさない状態は、本来、多量の炭水化物を必要としません。
在宅ワークやジムの敬遠などで、運動量が減ってしまった場合、それまでのジム通い時代の炭水化物摂取量を続けた場合、運動不足によるインシュリン感受性低下を全く加味しなくとも、太ってしまうのは当然の帰結です。
当然ながら、新しい環境には新しい習慣が必要で、活動量に見合った炭水化物摂取量に適応しなければなりませんが、中々、本能がそれを許してくれません。
マッハ6のALA+シニュリンPF+ロイシンというインシュリン感受性改善効果の高いスタックは、完璧には管理し難い炭水化物摂取において、可能な限り筋グリコーゲンとして蓄えて、摂取炭水化物が体脂肪として合成されるのを防いでくれる為、今回のようなシチュエーションにおいては、GCS750に匹敵する活躍を見せることは間違いありません。
もちろん、運動量に見合った炭水化物設定が極端に苦手な人や完全にβ3ADR遺伝子変異タイプの人は、マッハ6とGCS750を併用するのが吉です。
後編へ続く
Ex:身体作りはマッハ6だけでOK!?「マッハ6オンリー法」
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前回の書き出しでも言及しましたが、最も効果的な解決策としては、ジム通い時代と同じ頻度、同じ強度でトレーニングを継続することです。
しかしながら、自宅トレにおいては使用可能器具やスペース、騒音対策といったインフラ的な問題がつきもので、中々に高い強度と頻度でトレーニングを継続するのが難しい人も多いでしょう。そのようなシチュエーションで、筋肉量を維持しつつ、体脂肪の蓄積を抑制するにはマッハ6が役立ちますというのが前回の内容でした。
今回はその理屈をもう少し詳しく解説してみたいと思います。

ダイエットサプリメントやスムーズなグリコーゲン補填、β3ADR遺伝子変異タイプの体脂肪管理に非常に需要が高いGCS750は当店においては、毎月TOP6に入る販売本数を誇ります。当店でお買い上げの際に付属するGCS750摂取例でも紹介していますが、GCS750の代替としてマッハ6を勧めています。
GCS750はインシュリン模倣物質と脂肪合成阻害栄養素の組み合わせにより、素早く血中グルコース(血糖)を筋肉へ誘導し、グリコーゲン合成を高めることで血中グルコースが体脂肪へ転換されるのを予防しますが、マッハ6の主成分もまたGCS750に劣らない性能を持ちます。
1、ALA
ALAことαリポ酸は水溶性と脂溶性の両方の性質を持つ非常に小さい大きさの抗酸化物質であるため、多種多様な細胞に取り込まれ、身体の隅々を活性酸素から守る働きを持つ。ALAは抗酸化物質や抗加齢物質、デトックス栄養素としての特徴が強いため、しばしば忘れされがちになるが、血糖を筋肉などに取り込むインシュリン模倣作用を持つ。
つまり、ALAはグルコース(血糖、ブドウ糖)やクレアチン、アミノ酸などの筋細胞への取り込みをインシュリンに依存する栄養素をインシュリンに頼ることなく、筋肉へとスムーズに送り込む働きを持つのだ。
筋肉のグリコーゲンタンクの容量は、そのサイズのみならず、運動量と頻度、そして、栄養状態の影響を大きく受けるが、誰にも貯蔵限界がある。とりわけ、運動頻度が低いと、タンクはすぐに満タンになってしまうのは想像に難くないだろう。
グリコーゲンタンクの満タンを知らせるシグナルとして過酸化水素水が知られるが、ALAは・・・正確にはALA代謝物が過酸化水素水を緩衝することで、平常時よりも多くのグルコースを筋肉へと溜め込むことを可能にすることが解っている。
上記の作用、特に最後のくだりのタンク増加作用は、運動量と頻度が少ない在宅ワークの人には見逃せないはずだ。
ちなみに、ALAは身体の中で活性酸素と闘って酸化されクタクタになったビタミンCやEを還元して、リサイクルする働きがあるため、新型コロナ対策などでビタミンCの持続時間を高めたい人も注目したい。
2、シニュリンPF
シニュリンPFはシナモンから抽出されたエキスで、ALA同様に極めて優れたインシュリン模倣作用を持つ。
シニュリンPFはまた、インシュリン受容体を増やす働きとGLUT4を活性化する働きを持つことで、筋肉のインシュリン感受性を高める働きを持つ。ALAもインシュリン感受性を改善する働きがあるため、この2つの栄養素の組み合わせと継続は、相乗的に血糖処理とグリコーゲン合成率を高めると考えられる。
GCS750の主成分であるALAとフェヌグリーク抽出物の組み合わせは、糖質摂取によるインシュリン分泌を頼ることなく、クレアチンの筋細胞への取り込みを促進するが、同じようにALAとシニュリンPFの組み合わせも、クレアチン吸収を大きく高める。
ここで、何故、クレアチンの話が出たかというと、運動頻度が低い時期が長期間続いた場合、クレアチン摂取が筋肉量維持に役立つからだ。
3、ロイシン
アミノ酸界のスーパースターであるロイシンの働きは、筋合成を促すだけではない。ロイシンもまた素早く血糖値を下げる働きを持つ。同じBCAAであるイソロイシンも血糖の利用を促進するが、ロイシンはイソロイシンと異なり、血中グルコースを筋細胞へ運び込む働きが強い。
つまり、ロイシンもまた血糖に対してはインシュリン模倣物質的な働きを持ち、摂取炭水化物の筋中グリコーゲン化を促進するのである。
かなり長時間フル回転で頭を使う場合を除いて、全く身体を動かさない状態は、本来、多量の炭水化物を必要としません。
在宅ワークやジムの敬遠などで、運動量が減ってしまった場合、それまでのジム通い時代の炭水化物摂取量を続けた場合、運動不足によるインシュリン感受性低下を全く加味しなくとも、太ってしまうのは当然の帰結です。
当然ながら、新しい環境には新しい習慣が必要で、活動量に見合った炭水化物摂取量に適応しなければなりませんが、中々、本能がそれを許してくれません。
マッハ6のALA+シニュリンPF+ロイシンというインシュリン感受性改善効果の高いスタックは、完璧には管理し難い炭水化物摂取において、可能な限り筋グリコーゲンとして蓄えて、摂取炭水化物が体脂肪として合成されるのを防いでくれる為、今回のようなシチュエーションにおいては、GCS750に匹敵する活躍を見せることは間違いありません。
もちろん、運動量に見合った炭水化物設定が極端に苦手な人や完全にβ3ADR遺伝子変異タイプの人は、マッハ6とGCS750を併用するのが吉です。
後編へ続く
Ex:身体作りはマッハ6だけでOK!?「マッハ6オンリー法」
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