半年近く前の話になるが、2019年9月28日に運動会のリレーに出場した。予選と決勝で160m強を2回走ることとなった。

24日:69kg後半(前日の塩分多量摂取による水ぶくれ)
やや筋中グリコーゲンを枯渇させ始める(24〜25日)

26日:67kg台
ソフトにカーボチャージ開始(26〜27日の2日間)

28日:68.5kg
レース当日



26日から27日にかけて、炭水化物を積極的に摂り始めたが、レース時の総重量の軽さを重視していたため、ガッツリとしたカーボローディングではなく、やや控え目のカーボチャージに留めた。

Ex:筋中グリコーゲン控え目作戦

レース前にハードなディプリートを行ったわけでもないので、代謝の低下やカーボチャージによる代謝のリバウンドは起こっていなかったと思われる。

レース当日は朝食はしっかりと食べ、昼は極々控え目であったが、CCDを主体としたREDを溶かした飲料水2リットルを小まめに摂取していた。

帰宅後、体重計に乗ると体重が朝よりも300g以上減っていた。朝から飲み食いした量や発汗量、運動量から考えると、通常の感覚では体重が増えているはずだったが、実際には減っていた。

そこから、減量が空けたということで、義母がお弁当で作ってくれていた大量の揚げ物を食べて、昼寝。夕方にかき氷を何杯も食べ、晩ご飯は再度、揚げ物と白米を沢山食べて、直ぐに就寝。
0928b
翌朝、恐る恐る体重計に乗ると、体重は67.6kgまで減少していた。



これは減量時に良くあるカロリー制限による代謝低下→リフィード(チートデイ)による代謝復活と言った現象によるものではない。それが起こるような状況ではなく、起こったにしても、ここまで体重が減ることはない。

160m強ではあるが、決勝では練習の全力とは異なる全力で走った結果、

・激しいクレアチン系消耗→再合成

・大きなグリコーゲン損耗→再合成

・全身的乳酸蓄積→分解によるATP化(得られるATPよりも多くのATPを消耗する)

・莫大な酸素負債

・全身的ダメージ→各種サイトカインやTNF-α→付随する脂肪分解→細胞修復の為のATP

・全身的酸化代謝物、老廃物→マクロファージ

これらの代謝的処理並びに再合成、再生に莫大なATPを要した為としか考えられない。



詰まるところ、ひとえに代謝UP!と言っても、一時的にたくさん食べることによって基礎代謝が上がるという現象だけでなく、戦後処理のような利子が付いた莫大なATP消費が発生することで、ATP財源として体脂肪が借り出される現象もある訳だ。

一見、行為そのものの消費カロリーが低くても、その後に体内で惹起される種々の処理によって、一般的知見であるカタログスペック上の消費カロリーとはかけ離れたカロリーが失われることとなる。

・・・と確信している。



【関連】
フィットネスの全てにつながる基礎知識
カロリー収支法の欠点