2nd Season-7
〜200m & 地区対抗リレー-2019 準備編〜


今回はレース時のサプリメンテーションを中心に紹介。

200mも、リレー日も、前日にドロップタンクB兵装備を準備した。

マスターズの時は、100mと200mにエントリーしていたので、それぞれ用に計2本。リレーの時は、予選用と決勝用に計2本用意した。

内容は主に

・ラプター
・VIVO
・フェノム
・ファイナルETB
・ZMA

などである。



ドリンクは当日の朝に、2リットルの水筒に詰め込んだ。

・BCAA
・クエン酸少々
・RED

などである。



「ドロップタンクについて」
ドロップタンクはレース時に最高のパフォーマンスが発揮できるように、レース開始の直前ではなく、レース時に生理作用が現れるタイミングで摂取するように気を付ける。コンセプトと内容は至ってシンプルで、即効性とスタミナ重視の構成となる。これに、今回はリラックスという要素を重点的に付け加えた。

・ラプター
本来、ラプターを摂取する一番の意義は唯一無二の遊離型HMBによるアナボリズムの昂進であるが、私の場合、リキッドカプセルに溶解された即効性が高いα-GPCによるリラックス効果と心機能改善効果が目的である。また、液状化されたα-GPCは心筋に対しては保護効果がある一方で、筋収縮に対してはその働きを強める作用が期待できる。リキッド化α-GPCの利点は異なる形態の前駆物質では成し得ないアセチルコリンレベルの急激な上昇であり、高い効果と即効性が期待できる。

・VIVO
VIVOを摂取するのは、呼吸と乳酸蓄積由来のアシドーシスによって代謝ストップが起こるような運動における代謝維持という利点が大きいが、私の場合はメンタルタフネスとリラックスがメインであった。イチョウ葉エキスはリラックス状態での集中力を高め、クロセチンはリラックス効果が高い。バコパは認知能力を高め、落ち着きをもたらす。テアニンはアドレナリンの興奮に拮抗し、リラックスをもたらす。・・・つまり、VIVOは私のような多動の気がある人間を落ち着かせ、試合直前の挙動不審を抑える効果が高い。ところが、この効果に期待して、かなりの量のVIVOを詰め込んだ結果、リレーでは落ち着きすぎて、レースが他人事のように感じ、良い意味での緊張感が抜けてしまった。この失敗を踏まえ、次回は用量設定を考え直したい。

・フェノム
フェノムこそがどのような競技であっても、試合時のドロップタンクに詰めるべき、パフォーマンスアップサプリである。同一心拍数での仕事量改善と筋出力向上効果は、スタミナとパワーの増大が期待できるため、レースや試合の前には体内へ入れておきたい。

・ファイナルETB
これは蛇足かも知れないが、試合直前まで少しでもテストステロンレベルを上げておくと、単純に気負けしないガッツが沸くことと、テストステロンレベルの向上は瞬間的な勝負所に強くなるからと言う目的で付け足した。また、ファイナルETBはアダプトゲンサプリの側面もあるので、緊張に負けないメンタルタフネス剤としても期待して採用。

・ZMAスーパープレミアム
マグネシウムの補給は激しい運動時における筋痙攣や筋断裂の予防に役立つ為。当然ながら激しい筋収縮の持続は、マグネシウムを大量に消費するので、後のレースの為にも事後的ではなく、前もって補給しておきたい。マグネシウムもまたリラックス効果が高い。



「ドロップタンクの隠れたコンセプト」
岩の呼吸!!
今年は鬼滅の刃にドはまりしてしまったのだが、やはり「呼吸」が大切であり(赤血球質改善などによる酸素供給能力)、呼吸能に並んで酸素供給能力に関わるのが血流量と能力であることは間違いない。

ということで、実の所、ドロップタンクに積載したサプリは全て血流改善効果が高い物を採用している。

VIVOには血液粘性を下げて末梢への血流を改善するイチョウ葉エキス、そして、毛細血管の血流を高めるクロセチン。ラプターのα-GPCは急激に内皮依存性弛緩因子でもあるアセチルコリンレベルを高めて、一酸化窒素合成酵素を活性化して血流量を増やす。フェノムに至っては言うに及ばず、ファイナルETBも、アルギニン供給源である。

そして、ZMAスーパープレミアムのマグネシウムは、血管平滑筋をリラックスさせて、血管を広げて血流量を増やすという重要な働きを持つ。スーパーパンプを目指す人は、一酸化窒素前駆物質や一酸化窒素合成酵素だけに注視するのではなく、このような視点も必要。

Ex:
〜マグネシウム再評価〜
マグネシウム補給の重要性再確認と再発見




「ドリンクについて」
・BCAA
200mであれば、30秒未満。160m〜170m程度のリレーであれば、25秒未満の全力運動である為、BCAAがパフォーマンスに直接的に寄与することはないと考えることができるが、ドリンクに溶かして試合当日の飲料水として摂取することで、前日からのダメージ回復や当時のダメージ軽減が期待できる。また、ロイシンは血中グルコースの筋肉への摂り込みを高め、グリコーゲン合成を高める作用を持ち、イソロイシンも血中グルコースの筋肉への摂り込みを高めてグルコースのエネルギー化を促進するため、同じく溶かし込んだCCDの利用率を相乗的に高める。

・RED
ヴィターゴにしようと思っていたのだが、単に賞味期限切れのREDがあったから。REDの糖質供給源はCCDなので、スピードは五分五分だろうと。運動前や最中における糖質補給は、最大でも総エネルギーの10%未満しか賄えず、まして、瞬発系の競技であれば余計に大きな役割を持たないかも知れないが、吸収形態が特質的に速いCCDとBCAAのスタックは幾分かパフォーマンスを高める可能性があるかも知れない。



「結果」
リレーではバトンを受け取るまで、当事者意識がないほど、リラックスし過ぎてしまい、この件に関しては完全に失敗であった。反面、普段からのエキストラオキシドライブとCoQ10等による酸素供給能向上とレース時の血流改善によって、レース時においては弱点であった持久力不足を克服し、レース後のリカバリーも驚くほど速かった。

今回は、呼吸(酸素供給能向上)と血流改善、ATP生成能向上によるパフォーマンスアップを如実に感じた。

「風の呼吸!!」←おい、おっさん!

#8へ続く



Ex:
30代後半からの筋肉増強-序

・30代後半からの筋肉増強-本編

【関連:40代からの競技への挑戦】
2nd Season #0「オフシーズン2018〜2019
2nd Season #1「オンシーズン2019-スタミナ養成編
2nd Season #2「サプリメンテーション編-前編
2nd Season #3「サプリメンテーション編-後編
2nd Season #4「サプリメンテーション編-応用編
2nd Season #5「200m結果編
2nd Season #6「地区対抗リレー結果編
2nd Season #7「200m & 地区対抗リレー-準備編
2nd Season #8「200m & 地区対抗リレー-カーボローディング編

1st Season
1st Season #1
1st Season #38「エピローグ