2nd Season-6
〜地区対抗リレー-2019 結果編〜

兵庫県陸上マスターズが台風で中止になってしまったので、これが今年唯一のレースとなった。

(画像クリックで、動画へ飛びます)
折角、絞ったので、腕立て伏せや腹筋などでパンプさせてから、写真撮影をしたかったが、未だに行えていないので、今回は走っている姿を動画でアップ。

ノースリーブで青の鉢巻きが私で、第二走者からバトンを受け取るところ〜第一コーナーの様子。



今回は陸上マスターズ兵庫県大会の9月23日(月)にピークコンディションを作った後、5日後の28日(土)に再度、それなりのコンディションを作る必要があった。

昨年の地区対抗リレーで私の憑き物は半分ほど浄化されたこともあり(半分だけかよ!)、もう一度、気を練り上げるのに苦労したが、仮説を検証する為に計画を立てた。

心肺機能や筋持久力、パワーウエイトレシオ、スプリントエコノミー等々の改善によって、グリコーゲンを100%以上貯めなくても、バテることはないだろうという予測を元に、当日体重をできるだけ軽く仕上げることを目標にした。



〜仕上げに関するアレコレ2〜
102323日は試合がなくなったため、この日から炭水化物摂取を控えて、ラスト2日間のグリコーゲン合成率を高めようと思っていた。夕方にメガドラミニ目的で友人宅を訪れた際も、チーズと茹で落花生というおつまみを持参したのだが、思いの外、酔っ払ってしまい、帰宅後に目に映るもの手当たり次第、そして、とどめに頂き物の塩タブレットを一気に1袋食べてしまった。

この為、水分ではあったが、24日朝の体重は69kgを軽く超えていた。この日はグリコーゲンを枯渇させるために、230mのイージーハードラン数本と170m走を行い、走り修めとした。

25日。ふくらはぎが強張っているので、走るトレーニングはできないが、ウエイトトレーニングとパワーマックスならできるだろうと、ジムへ。一番の目的は、シーテッドレッグプレスマシンで、カーフレイズ(※)を行うと何故か、ふくらはぎの強張りが緩和するからである。ところが、いつもと違う施設のマシンで行うと感触が異なり、立派な筋肉痛になってしまった。それどころか、週1でスクワットを行っていたので、筋肉痛になりまいと思っていたら、下半身全てが見事な筋肉痛になってしまった。

※ 谷野選手がやってたやつ(いつの話だ)

225日の夜中から炭水化物を入れ始めた。23日に向けてのカーボチャージは炭水化物摂取自体が楽しみだったので、素材的に気合いを入れていたが、今回は手抜き気味。

結局、26日朝の時点で、67kg台→当日68.5kgという仕上がりとなった。

これはグリコーゲンという燃料込みの過去最軽量であった。ここに、下半身の筋量増と上半身の筋量減によるウエイト&パワーバランスの変化によって、パワーウエイトレシオとスプリントエコノミーの改善という大きな要素が加わり、リレーにおいては過去最高の仕上がりとなった(あちこち痛かったが)。



〜予選〜
私のチームはお父さん×2、お母さん×2、中1男子×1という構成。

ザッとメンバーをみたところ、余裕で予選を突破しそうだったのと、右のふくらはぎに依然として不安があったため、8割強で走った。第二走者のお母さんが天然で速い人なので、第一走者の順位を覆して、一位で帰って来た為、トップを走ることになった。「こんなにゆっくりで、追いつかれやしないだろうか?」と思っていたが、後で動画を確認したところ、ブッチギリの1位だった。

しかし、昨年同様、次の走者のお母さんに、「手を挙げたら『余裕あり』なので思いっきりリードして下さい!」と伝えていた所、テイクオーバーゾーンギリギリの所で渡すこととなり、決勝で全力を出した場合、スタミナ切れを起こす可能性を感じたので、決勝ではリードを手加減してもらうよう修正した。



〜決勝〜
予選を2位で通過し、決勝を迎えた。他の地区は幾人か中学生とメンバー交代していたが、私が走る第三走者は二人中学生と入れ替わった。一人は良く野外料理などをして一緒に遊んだ娘の同級生で陸上部。もう一人は今年の中学校運動会で、圧倒的な速さで誰も寄せ付けなかったと、しきりに他のお母さんが吹き込む。

私としては娘の同級生に「依然として大きく見られたい」という気持ちと、それよりも、「人々の速い遅いの主観はタイムではなく相対速度なので、あまり私が速く見えないじゃないか!いやいやそれより、この二人に負けてしまったら、俺は良い噛ませ犬になってしまうではないか?」という考えで頭が一杯になってしまった。

「あの子のストライドは別格で、断トツで一番だった!」と散々脅されたため、走る前から勝つイメージができなくなってしまった。舞い上がってそのペースに合わせて、バテてしまってはいけないので、最初のカーブはできるだけ抑えて、カーブを抜けたら全力を出すという作戦を立てた。

他のチームは女子もメンバーチェンジしていたので、私は一番でバトンを受けることはないだろうと、ボーッと待っていたら、我がチームの第二走者のお母さんはまたも順位を入れ替えて1位で向かってきた。

私は完全に混乱、動転してしまった為、「右手でバトンを受け取るから、左手で渡してくれ」と頼んでいたにもかかわらず、左手でバトンを受け取り、ガックガクになってスタートを切り、少し出遅れた。

すると、噂の速い子がスタートで前に出てきたので、「(後半のスタミナは気にせず、後で抜かれても良いので)今、この瞬間!ここで競り負けてはいけない!」と瞬時に判断し、一気に加速をかけて前に出た。

動きは終始力み過ぎで、ガチガチのカクカク。落ち着け、落ち着け、兎も角、脚の素速い入れ替えだけに集中しろ!と言い聞かせながら、仕掛けてこないなぁと思いつつ、「ある問題」をどう解決しようかと思案していた。下手に左手でバトンを受け取ってしまったために、バトンの上端を握り込んでいたのだ。これではバトンが渡せない!

第二コーナーを抜けると、手の動きを止めて右手で何度かバトンの位置を調節した為に失速したが、バテることなく1位をキープしたままバトンを渡すことが出来た。

結局、メンバーチェンジしたチームが多い中で、最もお父さん&お母さん率が高かった私達のチームは2位という快挙を果たした。チームの面々は、よほど気持ち良かったのか、楽しかったのか、皆、口々にまた来年一緒に走りましょう!という言葉が出てきたのが面白かった。



〜終わりに〜
30m前後でなく、ある程度の距離を走る競技においては全装備重量は重要なファクターとなり得る。もちろん、ランニングエコノミーやスプリントエコノミーを改善するフォームや筋力発揮も大切となるが、技術や筋力発揮の向上よりも、重量を減らす方が短期間で即効性を持つように思われた。

ともあれ、実践不足による精神面や集中力のなさ、本番力の無さが如実に露呈した一戦となった。

後で動画を見返して初めて、第二カーブ前から噂の中学生が抜かそうと仕掛けていたことを知った。・・・がスローモーションで見てみると、第二カーブ中に苦しそうな顔をしており、再度、離されていた(スタミナ切れによる失速?)のが解った。

「おっさんに勝って当たり前と思っていたんだろ〜?思った通りにはいかないのだよ、少年♪」と、ウィスキー片手に一人悦に入ったのだった(性格悪い)。

#7へ続く



Ex:
30代後半からの筋肉増強-序

・30代後半からの筋肉増強-本編

【関連:40代からの競技への挑戦】
2nd Season #0「オフシーズン2018〜2019
2nd Season #1「オンシーズン2019-スタミナ養成編
2nd Season #2「サプリメンテーション編-前編
2nd Season #3「サプリメンテーション編-後編
2nd Season #4「サプリメンテーション編-応用編
2nd Season #5「200m結果編
2nd Season #6「地区対抗リレー結果編
2nd Season #7「200m & 地区対抗リレー-準備編

1st Season
1st Season #1
1st Season #38「エピローグ