これを書いている時点では、秋分まで1週間ほどになりましたが、夏という季節に関わりなく、減量真っ最中で6パックを諦めていない!あるいは、試合などで目下、減量中・・・といった人もおられるかも知れません。
今回は、減量後期〜最終段階に入り、姿を現してきた6パックに最後の一絞りを加えて際立たせたい所、中々、思うように減量が進行しなくなってしまった人向けの話になります。
基本的には、夏は終わったので、試合などの納期がない場合は、6パック計画-2019の成否にかかわらず、一旦区切りを付けて、2020年の身体作りへ向けた戦略を練ることがお勧めです。
その際には下の話を参考にしてみて下さい。
〜ネクストシーズンへ向けて〜
夏の6パック計画を終えて 前編
夏の6パック計画を終えて 中編1
夏の6パック計画を終えて 中編2
夏の6パック計画を終えて 後編
今回は、減量後期〜最終段階に入り、姿を現してきた6パックに最後の一絞りを加えて際立たせたい所、中々、思うように減量が進行しなくなってしまった人向けの話になります。
基本的には、夏は終わったので、試合などの納期がない場合は、6パック計画-2019の成否にかかわらず、一旦区切りを付けて、2020年の身体作りへ向けた戦略を練ることがお勧めです。
その際には下の話を参考にしてみて下さい。
〜ネクストシーズンへ向けて〜
夏の6パック計画を終えて 前編
夏の6パック計画を終えて 中編1
夏の6パック計画を終えて 中編2
夏の6パック計画を終えて 後編
完全な停滞や減量の最終フェーズであれば、以前から以下のような方法を推奨してきました。
・最終フェーズの基本戦術
・晩飯抜き法
などなどです。
今回、お勧めするのは、激しい運動による最後の一絞りです。
筋量を残して体脂肪を極限まで減らしたい減量期のボディビルディングにおいては、過激な方法は余り好まれません。極端に摂取カロリーを減らしたり、激しく運動することで、筋量が大きく減ってしまう傾向があるからです。
故に、脂肪燃焼目的で行う運動も、運動時エネルギー源としての体脂肪利用率が50%近くになるような緩やかな有酸素運動を好む人もいます。
ボディビルでの仕上げに関しては従来の方法で良いかも知れませんが、単に6パックを成功させたい場合や仕上がり速度を上げることを重視する場合は、筋量の減りを恐れない減量が効果的になります。
ちなみに、mTOR経路刺激やテストステロン増大など、近年もたらされたサプリメント性能向上によって、例え極端な方法をとったとしても筋分解を強く抑制することが可能になったため、減量法によって「筋肉が喰われてしまう」恐れがほとんどなくなりました。
やや多めのカロリー制限や激しい運動を行っても、対策さえ施しておけば、筋肉は容易に減ることはないのです。
では、その激しい運動とはどのようなものかというと、【β3ADR変異+UCP-1変異でも痩せられる!】シリーズにおける
個人的体脂肪燃焼運動2019 第二フェーズ編 @ジム
個人的体脂肪燃焼運動2019 第二フェーズ編 @野外
のような運動になります。
上の運動には、体脂肪利用率とグリコーゲン利用率が1:1になるような穏やかな有酸素運動的要素は微塵もありません。そこにあるのは、ATP生成効率の悪い無酸素代謝によるグリコーゲン消費と激しい酸素負債、そして、乳酸の発生です。
・無酸素性グリコーゲン代謝
・酸素負債
・乳酸蓄積
この三要素が脂肪燃焼に重要な働きを持つ事に関する解説はリンクの先々で、ご確認下さい。
私の場合、上で紹介した運動を1セッションでも行うと、顔や腹回りに一発で成果が現れます。正に、行う度に絞れてくるような感覚です。
これはグリコーゲン再合成時におけるATP消費、酸素負債返済のATP消費、乳酸分解におけるATP消費の増大による影響が大ですが、もう一つ、大きな要因があるように思えてなりません。
それが成長ホルモン分泌の活性による脂肪代謝昂進です。
Ex:
トレーニングやサプリによるGHブースト考 #1
トレーニングやサプリによるGHブースト考 #2
トレーニングやサプリによるGHブースト考 #3
激しい運動をショートインターバルで行った場合、成長ホルモン分泌が活性化されます。成長ホルモンはホルモン感受性リパーゼの生成を促す作用を持つ為、ノルアドレナリンの作用と相性が良いですが、ノルアドレナリンよりもより直接的な脂肪分解促進作用を持つと思われます。
何せノルアドレナリン、アドレナリンを介すことなく、直接的にホルモン感受性リパーゼの働きを強めるようなものなので、β3ADRタイプですら否応なしの脂肪分解促進作用を起こすからです。
ただし、GH活性が起こっても・・・血中脂肪酸レベルが上昇しても、それが利用されなければ、完全な無駄にこそなりませんが、分解された脂肪の多くは元の鞘に収まることになります。
そこで光るのが第一の激しい運動後に行うインターバルや歩きパートが入った第二弾の運動です。激しいながらも緩急のある運動がGH分泌による体脂肪利用率向上効果と相まって、1回で体感があるほどに脂肪を燃やします。もちろん、「無酸素性グリコーゲン代謝」、「酸素負債」、「乳酸蓄積」の条件を満たした後は、ロングスローディスタンスの穏やかな有酸素運動でも構いません。
と言うわけで、週1〜2回でも良いので、6パック削り出しのために運動時間を多めに取れる方は挑戦してみて下さい。
【関連】
6パック計画 -2019 #1
6パック計画 -2019 #2
6パック計画 -2019 #3
6パック計画 -2019 #4
6パック計画 -2019 #5
6パック計画 -2019 #6
凸議論-前編
凸議論-中編
凸議論-後編
考える体幹のトレーニング まとめ
長編シリーズ「夏の6パックに向けたトレサイクルは既に始まっている」
6パック計画は進んでいるか? 2018-2-序
6パック計画は進んでいるか? 2018-2-前編
6パック計画は進んでいるか? 2018-1-序
6パック計画は進んでいるか? 2018-1-前編
6パック計画は進んでいるか? 後編
6パック計画は進んでいるか? 2017-1-前編
6パック計画は進んでいるか? 2017-1-後編
6パック計画は進んでいるか? 2017-2-前編
6パック計画は進んでいるか? 2017-2-後編
6パック計画は進んでいるか?-Part.1
6パック計画は進んでいるか?-補講
6パック計画は進んでいるか?-Part.2
6パック計画は成功したか? 前編
6パック計画は成功したか? 後編
【Ex】
〜ネクストシーズンへ向けて〜
夏の6パック計画を終えて 前編
夏の6パック計画を終えて 中編1
夏の6パック計画を終えて 中編2
夏の6パック計画を終えて 後編
【Ex】
〜ネクストシーズンへ向けて〜
夏の6パック計画を終えて 前編
夏の6パック計画を終えて 中編1
夏の6パック計画を終えて 中編2
夏の6パック計画を終えて 後編
・最終フェーズの基本戦術
・晩飯抜き法
などなどです。
今回、お勧めするのは、激しい運動による最後の一絞りです。
筋量を残して体脂肪を極限まで減らしたい減量期のボディビルディングにおいては、過激な方法は余り好まれません。極端に摂取カロリーを減らしたり、激しく運動することで、筋量が大きく減ってしまう傾向があるからです。
故に、脂肪燃焼目的で行う運動も、運動時エネルギー源としての体脂肪利用率が50%近くになるような緩やかな有酸素運動を好む人もいます。
ボディビルでの仕上げに関しては従来の方法で良いかも知れませんが、単に6パックを成功させたい場合や仕上がり速度を上げることを重視する場合は、筋量の減りを恐れない減量が効果的になります。
ちなみに、mTOR経路刺激やテストステロン増大など、近年もたらされたサプリメント性能向上によって、例え極端な方法をとったとしても筋分解を強く抑制することが可能になったため、減量法によって「筋肉が喰われてしまう」恐れがほとんどなくなりました。
やや多めのカロリー制限や激しい運動を行っても、対策さえ施しておけば、筋肉は容易に減ることはないのです。
では、その激しい運動とはどのようなものかというと、【β3ADR変異+UCP-1変異でも痩せられる!】シリーズにおける
個人的体脂肪燃焼運動2019 第二フェーズ編 @ジム
個人的体脂肪燃焼運動2019 第二フェーズ編 @野外
のような運動になります。
上の運動には、体脂肪利用率とグリコーゲン利用率が1:1になるような穏やかな有酸素運動的要素は微塵もありません。そこにあるのは、ATP生成効率の悪い無酸素代謝によるグリコーゲン消費と激しい酸素負債、そして、乳酸の発生です。
・無酸素性グリコーゲン代謝
・酸素負債
・乳酸蓄積
この三要素が脂肪燃焼に重要な働きを持つ事に関する解説はリンクの先々で、ご確認下さい。
私の場合、上で紹介した運動を1セッションでも行うと、顔や腹回りに一発で成果が現れます。正に、行う度に絞れてくるような感覚です。
これはグリコーゲン再合成時におけるATP消費、酸素負債返済のATP消費、乳酸分解におけるATP消費の増大による影響が大ですが、もう一つ、大きな要因があるように思えてなりません。
それが成長ホルモン分泌の活性による脂肪代謝昂進です。
Ex:
トレーニングやサプリによるGHブースト考 #1
トレーニングやサプリによるGHブースト考 #2
トレーニングやサプリによるGHブースト考 #3
激しい運動をショートインターバルで行った場合、成長ホルモン分泌が活性化されます。成長ホルモンはホルモン感受性リパーゼの生成を促す作用を持つ為、ノルアドレナリンの作用と相性が良いですが、ノルアドレナリンよりもより直接的な脂肪分解促進作用を持つと思われます。
何せノルアドレナリン、アドレナリンを介すことなく、直接的にホルモン感受性リパーゼの働きを強めるようなものなので、β3ADRタイプですら否応なしの脂肪分解促進作用を起こすからです。
ただし、GH活性が起こっても・・・血中脂肪酸レベルが上昇しても、それが利用されなければ、完全な無駄にこそなりませんが、分解された脂肪の多くは元の鞘に収まることになります。
そこで光るのが第一の激しい運動後に行うインターバルや歩きパートが入った第二弾の運動です。激しいながらも緩急のある運動がGH分泌による体脂肪利用率向上効果と相まって、1回で体感があるほどに脂肪を燃やします。もちろん、「無酸素性グリコーゲン代謝」、「酸素負債」、「乳酸蓄積」の条件を満たした後は、ロングスローディスタンスの穏やかな有酸素運動でも構いません。
と言うわけで、週1〜2回でも良いので、6パック削り出しのために運動時間を多めに取れる方は挑戦してみて下さい。
【関連】
6パック計画 -2019 #1
6パック計画 -2019 #2
6パック計画 -2019 #3
6パック計画 -2019 #4
6パック計画 -2019 #5
6パック計画 -2019 #6
凸議論-前編
凸議論-中編
凸議論-後編
考える体幹のトレーニング まとめ
長編シリーズ「夏の6パックに向けたトレサイクルは既に始まっている」
6パック計画は進んでいるか? 2018-2-序
6パック計画は進んでいるか? 2018-2-前編
6パック計画は進んでいるか? 2018-1-序
6パック計画は進んでいるか? 2018-1-前編
6パック計画は進んでいるか? 後編
6パック計画は進んでいるか? 2017-1-前編
6パック計画は進んでいるか? 2017-1-後編
6パック計画は進んでいるか? 2017-2-前編
6パック計画は進んでいるか? 2017-2-後編
6パック計画は進んでいるか?-Part.1
6パック計画は進んでいるか?-補講
6パック計画は進んでいるか?-Part.2
6パック計画は成功したか? 前編
6パック計画は成功したか? 後編
【Ex】
〜ネクストシーズンへ向けて〜
夏の6パック計画を終えて 前編
夏の6パック計画を終えて 中編1
夏の6パック計画を終えて 中編2
夏の6パック計画を終えて 後編
【Ex】
〜ネクストシーズンへ向けて〜
夏の6パック計画を終えて 前編
夏の6パック計画を終えて 中編1
夏の6パック計画を終えて 中編2
夏の6パック計画を終えて 後編