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居残り補習授業オフライン #93
ダイエット話「痩せにくい人の多角的アプローチ」
痩せにくい体質というのは確かにあります。
ただし、一つ二つの遺伝子だけでそれが決まるわけでもなく、例えその影響が強かったとしても、「人の3倍頑張る!」というアプローチをしたところで、体内のメカニズムが違う為に労力ほどの効果が出ないことしばしばです。
また、節約エリートの人は基礎代謝が普通の人よりも300kcal低い為、一般的なアドバイスとして、他の人よりも「300kcal分多く頑張りましょう
」と言われますが、これまたメカニズムに着目すると、白々しいことこの上ない物となります。
そこで、今回は痩せにくい体質の人が結果を出すためのアプローチについて考えてみたいと思います。まずは基礎となる予備知識からどうぞ。
予備知識「無酸素性作業閾値」
ウォーキングなどの軽い運動を行っている際、酸素を利用してグリコーゲンや体脂肪からエネルギーをほぼ完全に賄うことができる。いわゆる(完全な)有酸素運動である。ATP生成のスピードは遅いが、乳酸が発生しないために、長時間にわたって身体を動かす際に役立つ。
その状態から、徐々に運動強度を上げていくと、有酸素代謝ではATP合成が追いつかなくなり、乳酸を発生させる無酸素性代謝へと切り替わる。この転換点を無酸素性作業閾値(AT)と呼ぶ。
無酸素性代謝閾値、嫌気性代謝閾値とも呼ばれる。AT以上の強度での運動では、酸素を用いた有酸素代謝(酸化的リン酸化)はフル回転でATPを生成しつつ、更に無酸素性代謝(解糖系)が加わりATPと乳酸を作り出す。
予備知識2「有酸素能力の個人差」
ATは訓練によってその値を伸ばすことが出来る。つまり、トレーニングによって、酸素を用いた代謝(ATP生成)能力が向上するわけだ。
しかしながら、同レベルの訓練者であっても、脂質の利用率には大きな差が生まれる。これはミトコンドリアの総数や活性度の個人差、並びに速筋(ミトコンドリア:少)と遅筋(ミトコンドリア:多)の比率の個人差による。
従って、いくら有酸素運動が体脂肪燃焼に良いと言われても、効果が出やすい人がいる一方で、効果の出にくい人もいる。もちろん、全く訓練されていない人のミトコンドリア活性は低いため、誰でも運動を開始したばかりの頃は有酸素運動の効果が得にくい。
「ADR-B3」
脂肪細胞はその細胞上に存在するアドレナリンの鍵穴にアドレナリン(主にノルアドレナリン)が取り付くことで、リパーゼが活性化されて脂肪細胞に蓄えられた脂肪酸とグリセロールを血中へと手放す。このアドレナリンが取り付く「レセプター」に変異を持つ人は、アドレナリン刺激による脂肪酸放出反応が些か鈍いとされる。
運動やサーモジェニックスなどによって増大したアドレナリン由来の脂肪酸放出が起こるが、件の体質の人はその効果が少しばかり弱い可能性を持つ(ただし、否定的な研究結果もある)。
「アドレナリン、ノルアドレナリンに頼らないアプローチ その1」
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ダイエット話「痩せにくい人の多角的アプローチ」
痩せにくい体質というのは確かにあります。
ただし、一つ二つの遺伝子だけでそれが決まるわけでもなく、例えその影響が強かったとしても、「人の3倍頑張る!」というアプローチをしたところで、体内のメカニズムが違う為に労力ほどの効果が出ないことしばしばです。
また、節約エリートの人は基礎代謝が普通の人よりも300kcal低い為、一般的なアドバイスとして、他の人よりも「300kcal分多く頑張りましょう
」と言われますが、これまたメカニズムに着目すると、白々しいことこの上ない物となります。そこで、今回は痩せにくい体質の人が結果を出すためのアプローチについて考えてみたいと思います。まずは基礎となる予備知識からどうぞ。
予備知識「無酸素性作業閾値」
ウォーキングなどの軽い運動を行っている際、酸素を利用してグリコーゲンや体脂肪からエネルギーをほぼ完全に賄うことができる。いわゆる(完全な)有酸素運動である。ATP生成のスピードは遅いが、乳酸が発生しないために、長時間にわたって身体を動かす際に役立つ。
その状態から、徐々に運動強度を上げていくと、有酸素代謝ではATP合成が追いつかなくなり、乳酸を発生させる無酸素性代謝へと切り替わる。この転換点を無酸素性作業閾値(AT)と呼ぶ。
無酸素性代謝閾値、嫌気性代謝閾値とも呼ばれる。AT以上の強度での運動では、酸素を用いた有酸素代謝(酸化的リン酸化)はフル回転でATPを生成しつつ、更に無酸素性代謝(解糖系)が加わりATPと乳酸を作り出す。
予備知識2「有酸素能力の個人差」
ATは訓練によってその値を伸ばすことが出来る。つまり、トレーニングによって、酸素を用いた代謝(ATP生成)能力が向上するわけだ。
しかしながら、同レベルの訓練者であっても、脂質の利用率には大きな差が生まれる。これはミトコンドリアの総数や活性度の個人差、並びに速筋(ミトコンドリア:少)と遅筋(ミトコンドリア:多)の比率の個人差による。
従って、いくら有酸素運動が体脂肪燃焼に良いと言われても、効果が出やすい人がいる一方で、効果の出にくい人もいる。もちろん、全く訓練されていない人のミトコンドリア活性は低いため、誰でも運動を開始したばかりの頃は有酸素運動の効果が得にくい。
「ADR-B3」
脂肪細胞はその細胞上に存在するアドレナリンの鍵穴にアドレナリン(主にノルアドレナリン)が取り付くことで、リパーゼが活性化されて脂肪細胞に蓄えられた脂肪酸とグリセロールを血中へと手放す。このアドレナリンが取り付く「レセプター」に変異を持つ人は、アドレナリン刺激による脂肪酸放出反応が些か鈍いとされる。
運動やサーモジェニックスなどによって増大したアドレナリン由来の脂肪酸放出が起こるが、件の体質の人はその効果が少しばかり弱い可能性を持つ(ただし、否定的な研究結果もある)。
「アドレナリン、ノルアドレナリンに頼らないアプローチ その1」
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