○○が痛い!
「膝が痛い!」-アイテム編-前編


前回紹介した別角度編の主旨は体重さえ減少すれば自ずと膝の負担が軽減しますと言った内容でした。

今回は膝が痛いときの靴選びに関して考えてみたいと思います。ただし、結論は出ていませんので、仮説としてお読み下さい。



運動中の体脂肪燃焼効率はATP生成が解糖系へシフトしないやや穏やかな運動が優れています。ウォーキングなどの強度が低い運動を適切な速度、心拍数で行うことで、体脂肪とグリコーゲンを50:50の比率で消費することができます。

ただし、若干速めに走る行為は心拍数が高めとなり、ウォーキングよりも消費カロリーが大幅に増える為、体脂肪利用率が低下しても、結果的により多くの体脂肪を消費することになります。この為、効率よりも、消費カロリーと正味脂肪燃焼量を重視する場合、効率重視のウォーキングよりも、やや速めのジョギングやランニングを行う方が有効になります。

ここでしばしば問題となるのが、関節への負担です。



ジョギングやランニングは膝への負担が高く、膝が痛くなりやすい・・・と言ったイメージを我々は持っています。

確かに走った時の膝への衝撃は歩行時よりも大きいのですが、作用時間が短いため、結果的(力積的に)に膝へのトータルでの負担は歩行時よりも少ないと言うことが判明しています。また、走る行為は膝への瞬間的衝撃が強い為、血流の増加などを招き、歩行よりも軟骨生成活性を高める可能性が高いと言われ、実際にもウォーカーよりもランナーの方が膝関節炎に陥る確率が低いことが分かっています。

この為、体重が重い内は些か膝がしんどい可能性がありますが、体重を減らしていく過程で、膝への負担低減と軟骨生成によって徐々に膝が楽になってくると予測できます。膝の痛みや負担が深刻でない限りは、フォームの是正とランニングエコノミーの向上、体重減少、軟骨再生などによって、膝機能が改善する可能性がある為、ジョグやランをあからさまに敬遠する必要はありません。

ただ、ここで問題となるのが、ジョギングやランニングに取り組み始めた初期の膝へのケアです。

中編へ続く



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