居残り補習授業オフライン
#100「30代後半からの筋肉増強-先行版」・・・の実践編


2019年4月のオマケ読み物では30歳後半からの筋肉増強における必須項目の中で、継続しやすいは

・アナボリズムの昂進とカタボリズムの抑制

・タンパク質消化、吸収の改善、過食に頼らない(効率の悪さを量でカバーしない)

・血流量の改善

といった事柄である。

これらはサプリメントとそのテクニカルな運用によって比較的容易に達成できるため、実践が容易で誰でも継続しやすい。

一方、40歳を過ぎてから課せられるミクロの課題である「筋幹細胞活性の低下」に関する対策は人によっては些かハードルが高いかも知れない。

このサテライト細胞の活性と細胞膜活性(質)、そして血管年齢(血管柔軟性並びに毛細血管と心臓の発達)といった三大要素の劣化状態を便宜的に細胞活性が低いと呼ぶことができる。つまり、適切な刺激を与えても、反応(インプルーブ)という返答が帰って来ないことになる。



〜冷めたピザ問題〜

筋肥大はトレーニングによって起こる微細損傷が補修されることで、以前よりもホンの僅かだけ丈夫になる超回復によってもたらされると固く信じられている。それはそれで全く正しくはあるのだが、筋細胞の容積には限界がある為、容量アップするには筋細胞内の核を増やすしかない。

一見、ハードが限界に達しても、核が増えれば容積を増やすことができる。つまり、細胞核の増加は本体のハードディスクがパンパンになり、エロ動画を保存するために、外付けハードディスクを増設するのと似たようなイメージとなる。

そこで活躍するのが筋細胞上におわすサテライト細胞である。

この筋幹細胞がトレーニングによって、筋肉内へ移動して細胞核へと変化し、筋細胞の容積を増やすことが分かっている。つまり、筋肥大にはサテライト細胞の働きが非常に重要となるわけだ。

しかし、ここで問題となるのが加齢による筋幹細胞活性の低下である。

不断なきジャブとしてはクレアチンとHMBの摂取が大切で簡単ではあるが、右ストレート的な対策を求める場合、人によっては些かハードルが高いかも知れない。

右ストレート的な効果とは断食による筋幹細胞活性である。オートファジーの自食作用が活性化すると、加齢によって低下する筋幹細胞活性が再び活発になることが判明しているが、ファスティング行為をしたくない人もいるだろう。

そこで、今回はそのハードルを下げる事で、不断なきジャブ的な易継続性を維持しながら、右ストレート的な威力も期待できる方法とその際のサプリメンテーションについて解説したい。

(以下、月替りパスワード入力で、続きをお読みいただけます)


Ex:
クレアチンと筋幹細胞活性化

クレアチンとミオスタチン阻害

HMBとミオスタチン阻害

30代後半からの筋肉増強 イントロダクション

これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。