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居残り補習授業オフライン #82
トレーニング & 栄養話「タンパク質ローテーション」


筋量重視の身体作りに取り組んでいると、どうしても食事におけるタンパク質が占めるウエイトが大きくなりがちです。同様に、低炭水化物ダイエットやオイルダイエットを行っている際、あるいはそれに近しい食生活を続けている場合も、タンパク質への依存が多くなります。

その際に問題となるのが、「同じタンパク源ばかり食べ続けて大丈夫だろうか?」と言った心配です。

微量栄養素の偏りと言った問題からも、できるだけ、バリエーションに富んだタンパク源を確保したいところですが、特定タンパクにアレルギーを持たない場合でも大量に摂取し続ける事で、ある日突然、アレルギー様症状を呈することがあります。また、レベル0.5や判定に現れない細微なアレルギーを気づかずに持っている場合、同じタンパク源を大量に食べ続けると、アレルギー症状が発現することがあります。

それが皮膚炎など「はっきりとしている」場合なら良いですが、むくみや脳処理速度の微妙な低下、内部や血管の炎症などの目に見えにくい部位で現れた場合は厄介です。自覚しにくいので慢性化しやすく、それが普通の平常運転に思えてしまうからです。

そのような見えにくいリスクを鑑みると、メインのタンパク源はできるだけ、日替わりでローテーションするのが良さそうです。主要タンパク源のローテーションを考えた場合、タンパク質の選定の前に行うことがあります。

第一にメインタンパクへの依存を減らすことです。その為には、サブタンパク源の採用と習慣付け、そして、必要摂取タンパク量の低減と言う2点を満たす必要があります。こうすることで、多かれ少なかれ長期にわたって摂取し続けるメインタンパクからのリスクを短期的にも長期的にも減らすことができるからです。


〜必要摂取タンパク量の低減〜
トレーニングを行う人が一般人よりも多くのタンパク質摂取が勧められている理由は、単純に運動時の筋分解量が多いからです。少なくとも、運動量と強度に比例する筋分解量を上回るタンパク質を摂取しないとプラスにならないからです。

ただ、今日ではBCAAやEAAを利用することで、トレーニング時における筋分解を大幅に低減することができるため、世間一般が信ずるような大量のタンパク質を摂取する必要はないのです。また、各食事におけるタンパク質の正味利用率を高めることも重要です。

良く咀嚼し、胃酸をしっかりと分泌させましょう


〜サブタンパク源の採用〜
比較的低アレルゲンの高タンパク質食品を補助的に採用しましょう。例えば、
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