減量最終調整-5
Q:とあるコンテストへの出場が迫っているのですが、イマイチ、パリッと絞れた感じになりません。
納期に対して対して絞れていないのであれば、晩飯抜きがお勧めだ。
1週間前後、晩ご飯や寝る前のプロテインを抜いたくらいで、縮んでしまうことはないし、もしも、縮んでしまうようであれば、それは筋肉ではないと思うべきだ。
さて、「夕飯&寝る前のプロテイン抜き」のメリットはカロリーを抑えられる点ではない。低血糖状態が朝まで続くことになるので、成長ホルモンの分泌とその影響期間の増大が期待できることである。折角、成長ホルモンが分泌される環境が整っても、その後にインシュリンが分泌されれば、立ち所に成長ホルモンは影を潜めてしまうからだ。
この点、朝まで半絶食法はインシュリン分泌を惹起しないため、GHブーストとその持続時間の増大、そしてその恩恵に預かりやすい。
Q:とあるコンテストへの出場が迫っているのですが、イマイチ、パリッと絞れた感じになりません。
納期に対して対して絞れていないのであれば、晩飯抜きがお勧めだ。
1週間前後、晩ご飯や寝る前のプロテインを抜いたくらいで、縮んでしまうことはないし、もしも、縮んでしまうようであれば、それは筋肉ではないと思うべきだ。
さて、「夕飯&寝る前のプロテイン抜き」のメリットはカロリーを抑えられる点ではない。低血糖状態が朝まで続くことになるので、成長ホルモンの分泌とその影響期間の増大が期待できることである。折角、成長ホルモンが分泌される環境が整っても、その後にインシュリンが分泌されれば、立ち所に成長ホルモンは影を潜めてしまうからだ。
この点、朝まで半絶食法はインシュリン分泌を惹起しないため、GHブーストとその持続時間の増大、そしてその恩恵に預かりやすい。
この際、ポイントとなるのが、
A:GHブースト栄養素の摂取
B:抗カタボリック栄養素
C:A、B共にインシュリン分泌を起こさないもの
といった条件をおさえることである。
「実践プラン」
帰宅後から就寝前の間に、エキストラアミノアシッドを仕込もう。GHブーストに有効な摂取方法はサプマス摂取例やこちらの話を参考にして頂きたい。
Exアミノは定評のあるアルギニン+リジン+オルニチンのGHブーストアミノ酸ブレンドが配合されているが、カンカニクジュヨウと組み合わせることで、高い相乗効果が確認されている。また、新たに配合された酵素グリコーゲン「ESG」にも、体脂肪燃焼効果が期待できると言う。
予算がある人はここに、ラプターを加えたい。
ラプターに配合されたα-GPCは成長ホルモン分泌促進作用が高く、実際にα-GPC摂取による成長ホルモン分泌由来の脂肪酸遊離が確認されている。
また、ラプターの主成分である遊離型HMBは吸収性や血中ピーク濃度、吸収速度が通常のHMBに比べておしなべて高いだけでなく、体内持続時間も長いため、mTOR活性による就寝中の筋分解抑制が大いに期待できる。
そして、HMBはロイシンと違ってインシュリン分泌を促さないため、就寝中のGHブーストへ悪影響を与える心配がない強力な抗カタボリック剤となる。
更に欲を言えばファイナルETBも欲しい。
ETBには成長ホルモン分泌を高めるL-ドーパの供給源であるムクナが配合されているからだ。また、当然ながらETB本来のテストステロンレベル上昇による筋分解抑制と合成促進効果も見逃せない。
そしてもちろん、テストステロンはβアドレナリンレセプター活性して脂肪燃焼効率を向上させるため、GHブーストによってもたらさせるホルモン感受性リパーゼ増産由来の脂肪燃焼がより進むことになる。
メカニズムや理屈は以上になるが、実際に私がこれを行ってみた所、たった数日で腹回りがスッキリし、自分でも驚いたことがある。成長ホルモンは大腿部の脂肪よりも、腹部の脂肪を燃焼させる働きがあるからだ。
ただし、この手法はラプターに配合されたHMB-Faの非常に高い抗カタボリック作用とETBのアナボリック作用によって、体重が全く減ってくれないという欠点がある為、階級や計量がある人は注意が必要となる。
どうしても、夕食&プロテイン抜きに抵抗がある人は、夕食をDNS「ホエイプロテインSP」にすると言う手段もある。GH効果は弱くなるが、非常に低いカロリー摂取となっても、HMB1,500mgとグルタミン5,000mgのスタックは就寝中の筋分解を強力にブロックしてくれるからだ。
また、シトルリン+アルギニン、そしてHMBによって、プロテインに含まれるタンパク質の筋肉への摂り込み率が高く保たれる為、減量期や一時的な厳しい減量法であってもトレーニングからの回復も充分に期待できる。
Ex:
トレーニングやサプリによるGHブースト考
【関連】
メダパニ先輩とマキシム兄貴-まとめ
マキシム兄貴の一刀両断 #0
マキシム兄貴の一刀両断 #1「脚のトレーニング編」
マキシム兄貴の一刀両断 #2「栄養摂取編-前編」
マキシム兄貴の一刀両断 #3「栄養摂取編-中編」
マキシム兄貴の一刀両断 #4「栄養摂取編-後編」
マキシム兄貴の一刀両断 #5「減量最終調整編-1」
マキシム兄貴の一刀両断 #6「減量最終調整編-2」
マキシム兄貴の一刀両断 #7「減量最終調整編-3」
マキシム兄貴の一刀両断 #8「減量最終調整編-4」
マキシム兄貴の一刀両断 #9「減量最終調整編-5」
マキシム兄貴の一刀両断 #10「減量最終調整編-6」
A:GHブースト栄養素の摂取
B:抗カタボリック栄養素
C:A、B共にインシュリン分泌を起こさないもの
といった条件をおさえることである。
「実践プラン」
帰宅後から就寝前の間に、エキストラアミノアシッドを仕込もう。GHブーストに有効な摂取方法はサプマス摂取例やこちらの話を参考にして頂きたい。
Exアミノは定評のあるアルギニン+リジン+オルニチンのGHブーストアミノ酸ブレンドが配合されているが、カンカニクジュヨウと組み合わせることで、高い相乗効果が確認されている。また、新たに配合された酵素グリコーゲン「ESG」にも、体脂肪燃焼効果が期待できると言う。
予算がある人はここに、ラプターを加えたい。
ラプターに配合されたα-GPCは成長ホルモン分泌促進作用が高く、実際にα-GPC摂取による成長ホルモン分泌由来の脂肪酸遊離が確認されている。
また、ラプターの主成分である遊離型HMBは吸収性や血中ピーク濃度、吸収速度が通常のHMBに比べておしなべて高いだけでなく、体内持続時間も長いため、mTOR活性による就寝中の筋分解抑制が大いに期待できる。
そして、HMBはロイシンと違ってインシュリン分泌を促さないため、就寝中のGHブーストへ悪影響を与える心配がない強力な抗カタボリック剤となる。
更に欲を言えばファイナルETBも欲しい。
ETBには成長ホルモン分泌を高めるL-ドーパの供給源であるムクナが配合されているからだ。また、当然ながらETB本来のテストステロンレベル上昇による筋分解抑制と合成促進効果も見逃せない。
そしてもちろん、テストステロンはβアドレナリンレセプター活性して脂肪燃焼効率を向上させるため、GHブーストによってもたらさせるホルモン感受性リパーゼ増産由来の脂肪燃焼がより進むことになる。
メカニズムや理屈は以上になるが、実際に私がこれを行ってみた所、たった数日で腹回りがスッキリし、自分でも驚いたことがある。成長ホルモンは大腿部の脂肪よりも、腹部の脂肪を燃焼させる働きがあるからだ。
ただし、この手法はラプターに配合されたHMB-Faの非常に高い抗カタボリック作用とETBのアナボリック作用によって、体重が全く減ってくれないという欠点がある為、階級や計量がある人は注意が必要となる。
どうしても、夕食&プロテイン抜きに抵抗がある人は、夕食をDNS「ホエイプロテインSP」にすると言う手段もある。GH効果は弱くなるが、非常に低いカロリー摂取となっても、HMB1,500mgとグルタミン5,000mgのスタックは就寝中の筋分解を強力にブロックしてくれるからだ。
また、シトルリン+アルギニン、そしてHMBによって、プロテインに含まれるタンパク質の筋肉への摂り込み率が高く保たれる為、減量期や一時的な厳しい減量法であってもトレーニングからの回復も充分に期待できる。
Ex:
トレーニングやサプリによるGHブースト考
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