減量最終調整-4
Q:とあるコンテストへの出場が迫っているのですが、イマイチ、パリッと絞れた感じになりません。
前回までは、カタログスペック的にはそこそこ絞れているはずだが、「もう少し!」と言ったケースについて考えてみた。
今回考えるのは「そもそも絞れていない」である。
Q:とあるコンテストへの出場が迫っているのですが、イマイチ、パリッと絞れた感じになりません。
前回までは、カタログスペック的にはそこそこ絞れているはずだが、「もう少し!」と言ったケースについて考えてみた。
今回考えるのは「そもそも絞れていない」である。
そもそも絞れていないとは、まず、数値的にも見た目的にも絞れていないということ。または、体脂肪率8%を切っているつもりでも、実は全く切れていない、つまり、その数字が全くもって精確ではない場合である。性能や条件によって、体脂肪計や体組成計の数値は大きくばらける為、可能な限り性能が高い体組成計で、しかも、毎回毎回、同一条件で計測したい。
Ex:
体組成計の話
理に適った減量計画では、
己を知れ #23「β3ARタイプ」
己を知れ #24「UCP-1タイプ」
己を知れ #25「食欲遺伝子? ob遺伝子」
ある程度、自分の体質を見極めて、運動プラグラムや食事内容、サプリメンテーションに取り組むのが理想的である。
適度なカロリー制限と運動の選択と継続によって、ある程度絞れてきた場合、以下の要素が重要な役割を果たす。
それがホルモンバランスである。
これも、持って生まれた資質の影響を受けるが、減量後期では身体が巧みにホルモンバランスを調節して、体重と体脂肪を維持しようと仕向ける。いずれにしても、この問題に関しては先の遺伝的問題と異なり、テクニカルな栄養摂取やトレーニングなどによって解決が可能である。
詳しくは「ホルモン調節」を参照していただきたい。
そもそも絞れていないといった場合、上のアプローチではなく、まず、ザックリ、バッサリと体重と体脂肪を落とすべきである。
具体的にはファスティングとなるが、筋肉量が気になる場合、中々、挑戦し難いのも無理はないだろう。そこで、それに近しい効果が見込める「ファイナルブロック集中投入法」がお勧めである。
夜はファイナルブロックで完全カットを狙う。あるいは昼と夜にファイナルブロックを集中投下して、カロリーをカットする。気になるタンパク質は他のタイミングでしっかりと補えば良い。
この方法の利点は楽な点であるが、実のところ、減り代が大きいほど効果が出やすいという特徴を持つ。
ファイナルブロックをやや贅沢に集中投入するこの方法は結果を出しやすい半面、2〜3週間続けたい為、コンテスト直前には些か適さないかも知れない。減り代が大きく、かつ、3週間程度の猶予がある場合に適した手段となる。
そこで、1〜2週間しかない人に適した方法を考えてみたい。
#9へ続く
【関連】
メダパニ先輩とマキシム兄貴-まとめ
マキシム兄貴の一刀両断 #0
マキシム兄貴の一刀両断 #1「脚のトレーニング編」
マキシム兄貴の一刀両断 #2「栄養摂取編-前編」
マキシム兄貴の一刀両断 #3「栄養摂取編-中編」
マキシム兄貴の一刀両断 #4「栄養摂取編-後編」
マキシム兄貴の一刀両断 #5「減量最終調整編-1」
マキシム兄貴の一刀両断 #6「減量最終調整編-2」
マキシム兄貴の一刀両断 #7「減量最終調整編-3」
マキシム兄貴の一刀両断 #8「減量最終調整編-4」
マキシム兄貴の一刀両断 #9「減量最終調整編-5」
Ex:
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己を知れ #24「UCP-1タイプ」
己を知れ #25「食欲遺伝子? ob遺伝子」
ある程度、自分の体質を見極めて、運動プラグラムや食事内容、サプリメンテーションに取り組むのが理想的である。
適度なカロリー制限と運動の選択と継続によって、ある程度絞れてきた場合、以下の要素が重要な役割を果たす。
それがホルモンバランスである。
これも、持って生まれた資質の影響を受けるが、減量後期では身体が巧みにホルモンバランスを調節して、体重と体脂肪を維持しようと仕向ける。いずれにしても、この問題に関しては先の遺伝的問題と異なり、テクニカルな栄養摂取やトレーニングなどによって解決が可能である。
詳しくは「ホルモン調節」を参照していただきたい。
そもそも絞れていないといった場合、上のアプローチではなく、まず、ザックリ、バッサリと体重と体脂肪を落とすべきである。
具体的にはファスティングとなるが、筋肉量が気になる場合、中々、挑戦し難いのも無理はないだろう。そこで、それに近しい効果が見込める「ファイナルブロック集中投入法」がお勧めである。
夜はファイナルブロックで完全カットを狙う。あるいは昼と夜にファイナルブロックを集中投下して、カロリーをカットする。気になるタンパク質は他のタイミングでしっかりと補えば良い。
この方法の利点は楽な点であるが、実のところ、減り代が大きいほど効果が出やすいという特徴を持つ。
ファイナルブロックをやや贅沢に集中投入するこの方法は結果を出しやすい半面、2〜3週間続けたい為、コンテスト直前には些か適さないかも知れない。減り代が大きく、かつ、3週間程度の猶予がある場合に適した手段となる。
そこで、1〜2週間しかない人に適した方法を考えてみたい。
#9へ続く
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