今から・・・え〜と、9年前、サプリマスターは元町高架下商店街、通称「モトコー」にあった頃の話。

まぁ、2018年の現在と同じように、電車で神戸へ通っていたわけです。


〜謎の海岸〜

電車内では専ら何かしらの本を読んでいたのだが、天気が良い日は海の前を通り過ぎる際には車窓へと目を向けることもあった。

そのような習慣を何年も繰り返す内に、とある法則のようなものを発見した。

夏真っ盛り！と言う訳でもない時期、つまり、春や秋なのに、男の人が一人、あるいは数人で日焼けに勤しんでいる小さな突堤があることに気がついた。

始めはメジャーなビーチや駅からは離れた場所なので、ストイックに日焼けしたい人達なのかと思っていたが、日焼けシーズンでもないのに、人気が絶えない様子にハタと思い出した。



確か、高校生くらいの時に、天才たけしの元気が出るTVで、「ホモ海岸」ってやってたような・・・でも、アレってバラティ番組ならではの仕込みでしょ？当時はそのような世界が本当にあるなんて、思ってもみなかった。

いやいや、そんな世界があるわけないでしょ〜！！っと、検索してみると、須磨のホモ海岸は有名なスポットである事が判明。どうやら、車窓から一瞬見える彼の地がそこらしい。

この場所ではないが、花澤選手が試合前日にある海岸へ日焼けに励んでいたところ、やたらと写真をパシャパシャ撮られたり、明らかに挙動不審な男子を追い払うのに難儀したそうで、後々、そこも有名なスポットであったことを知ったそうだ。

で、2017年以降、再び電車通勤をするようになって、その海岸を見ることがあるのだが、一度もかつてのような光景をみかけることはなく、釣り人など極々、普通の人達が利用していた。

一見、平和に見えても、そこは異世界ということもあると言う話。

後編へ続く



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