腕立て伏せが効かない

Q:「腕立て伏せ基本編」や「プッシュアップ-応用編」を参考に腕立て伏せを行ってきましたが、大胸筋に強い筋肉痛が得られません。

適応による付加不足の場合であれば、低負荷大容量法と筋発発揮張力維持スロー法を応用した

スロー腕立て伏せ

プラトー打破を目的とした標準法以外の応用的導入


で紹介した腕立て伏せのバリエーションをお試し下さい。



それ以外の場合、つまり、いまいち大胸筋に効いている感じがしないというケースには、「ロングブレス腕立て伏せ」お勧めです。

ロングブレスって、アレっすか?というより、チミ、レコーディングダイエットを思いっきり「おもこ」していたのに、大丈夫なのか!?

大丈夫です。図解も何もいらないくらい簡単な手法です。

ただ、「ロングブレス腕立て伏せ」は、ボトムポジションで息を吐き切るだけの方法なんです。



〜ロングブレス腕立て伏せ〜

0.好みの腕立て伏せを選択する

1.肘を曲げて、上半身をゆっくりと沈めるように、下ろしていく

2.下ろしきったボトムポジションで、息を吐く

3.息を吐き切るまで、ボトムポジションをキープ

4.吐き切ったら、ゆっくりとスタートポジションへ戻る


ボトムポジションにおいてストレッチ感を得るコツの一つが、1〜2秒キープすることですが、この腕立て伏せは息を吐き切るまでボトムポジションで粘ることになるので、半強制的にストレッチ感が得やすくなり、大胸筋と意識とのつながりが弱くても大胸筋への刺激が得やすいという特徴があります。

この手法は大胸筋への強度不足や刺激不足、マンネリ化の一時的な解消法にもなるので、普段、最初に紹介した強度を高めた腕立て伏せを行っている人も、時々試してみる価値があります。

もちろん、ジムなどで行うダンベルプレスやフライにも応用可能です。ダンベルを下ろしきったポジションで、息を吐き切るまでダンベルの重みを味わいながら、大胸筋へストレッチをかけ続けるのです。



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