Q:サプリ塾を見渡すと、朝食に卵を勧めているように思えますが、何か理由があるのですか?


まず、個人的な話をしますと、私の場合、朝食時に目玉焼きとして卵を2〜3個食べることが多いです。卵以外にもタンパク質がある場合は2個、卵だけなら3個と言った具合です。

子供達には全卵を使用したオムレツを卵が1人当り1.5個分になるように、取り分けています。

私用の目玉焼きには、70g以上ある大きめの卵をピックアップして、数日間寝かせて置いた物を使用しています。

意外に思われるかも知れませんが、産みたてよりも、数日経過した方が風味が出るのです。また、若鶏が産んだものよりも、歳を取った鶏が産んだ卵の方が大いうえに黄身が濃く、味も濃厚となる為、半熟目玉焼きには成熟が進んだ鶏の卵が適しているのです。


さて、卵は完璧なマッスルフードの一つとして知られています。それはアミノ酸組成が優秀で、各種水溶性並びに脂溶性ビタミンやカルシウム以外のミネラルが豊富、そして標準的な大きさの卵1個あたり、約6gのタンパク質を含んでいるからです。

やや大きめの70g以上の卵になれば、1個あたり7gのタンパク質を含む為、これを3個食べれば20g以上のアミノ酸バランスに優れたタンパク質を摂取することができます。

サプリ塾では、普段の食事においてはできるだけ固形の普通の食品からタンパク質を摂取することを勧めていますが、朝から肉や魚を調理するのは中々に時間を取られます。その様な理由から、朝に手早く調理できる卵をメインのタンパク源として採用するのが簡単な解決策となります。

お手軽かつ、クイックなタンパク源、しかも、ほとんどのビタミンやミネラルを含んでいる卵は朝食向きというわけです。



さて、1日中、タンパク質×タンパク質とうるさい筋肉野郎には卵は半ば必須アイテムなので、私が朝から積極的に食べるのは良く解ることですが、子供達にも多めに食べさせるようにしているのは何故でしょう。

実はそれこそが私が卵を好み、そして推奨している最大の理由なのです。

#2へ続く



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