〜イントロダクション〜

サプリ塾内には様々な減量に関する話を載せているが、ベーシックな手法としていつも紹介しているイグナイトやファイルバーンのどちらかをメインに据えて、GCS750とファイナルブロックで防御をしっかりと固めるスタイルが王道である。

ライトに食事管理を行いつつ、攻めと守りのサプリを組み合わせを2ヶ月ほど継続し、1ヶ月程度のオフサイクルを設ける

これがほとんどの人に通用する最大公約数的攻略法であり、サプリマスターがお勧めする減量方法である。



ひとつポイントを挙げるなら、防御こそ最大の武器であり、脂肪燃焼よりも脂肪合成が起こらないようにすることに重きを置き、減量期のサブサプリとなる防御系サプリの重要性をサプリ塾では強調している。

運動やサーモジェニックによって、200〜500kcalのカロリー消費が起こったとしても、食事における油断や突発的余剰摂取が起こった場合、努力によって増加したはずの消費カロリーを摂取カロリーが簡単に上回ってしまうからだ。

また、グリコーゲンタンク以上の炭水化物を摂取した際に、グリコーゲンとして蓄積されなかった炭水化物が体脂肪として蓄えられると認知されがちであるが、実の所、女性ホルモンやその他のホルモン、個人の体質によっては食事開始直後からの体脂肪合成が非常に早いケースがあり、グリコーゲン合成と体脂肪合成がほぼ同時に起こっていることがある。この為、しっかり運動した上で、次回のトレーニングと筋成長の為に炭水化物を必要量だけ補給したつもりでも、体脂肪の合成がちゃっかり起こっていることがあるのだ。

このような現象を防ぐ為にも、クリーンな食生活をしていても、ある程度の炭水化物を摂取する際は、GCS750を採用しつつ、脂っ気の多い食事や突発的に発生した余剰食に対してはファイナルブロックを用いることで徹底的に防御したい



無理のない程度のクリーンな食事とサーモジェニックスによる消費カロリー増大、そして、鉄壁の防御による脂肪合成抑制と言う3つをおさえ、継続することでほとんどの人は、スムーズな減量が可能である。

ただし、体脂肪率が10%を切るか切らないか、または体質や年齢によっては体脂肪率13%前後辺りから、この黄金の王道的手法がやや通じにくくなってくるかも知れない。

その様な場合、既存の手法をひたすらにレイズ、エンハンスすることでも、ある程度の解決は可能であるが、少しだけ異なるアプローチやメカニズムを採用することで、単純にレイズするよりも、効率的に減量が進む可能性が高い。

さて、かく言う私の減量方法は、少しだけ王道とは異なる。

停滞気味の人の良いヒントになるかも知れないので、このシリーズではその手順を紹介したい。

本編へ続く



【関連】
サプリマスターの減量期 @2017-序
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