ソフト路線、温いスタンスで行うことで、心理的ハードルを下げて、ファスティング行為を習慣化してみようという個人的実験の2回目後半の話。

6月27日(月)〜6月30日(木)の4日間、ソフトな断食を行い、体重も体脂肪率も減少したが、期待したほどの減少は起こらなかった。

これは、

A:基礎代謝を維持する為に、ファスティング前〜最中〜ファスティング後に、ウエイトトレーニングらしいウエイトトレーニングをハードに行った

B:ファスティング専用ドリンク「ファスティングプレミアム」をほとんど利用しなかった

C:5月末と6月末に連続して、ファスティングを行った

・・・と言った影響によるものと思われる。

まぁ、何より、今回は豆乳ヨーグルトシェイクや果物を結構食べたいたので、コンディショニングや免疫力リセットは叶ったと思ったが、減量効果は薄くて当然と言える。



「Aに関して」

近年の研究では極めて短い期間で記憶された筋肉が復活することが判明している。

それまではトレーニングを行わないことで眠らせていた上半身の筋肉がマッスルメモリー効果によって、復活してしまったとしか考えられず、カロリーを断っていたファスティング最中やファスティング後の方が、明らかに上半身のボリュームが増していた(ファスティング終了から23日後の写真)。

ただ、これは下半身と上半身の比率を改善したいという個人的な問題であって、本来は喜ぶべき反応である。ファスティングを行う際は、筋量と基礎代謝を維持する為に、できるだけ分割法などを利用して、高い頻度でレジスタンストレーニングを行うべきである。



「Bに関して」

店頭時代にお客さんから、ファスティング成功に気をよくして、次にファスティングドリンクを用いずにジュースや模倣品で行ってみたところ、結果がイマイチだったという経験談を良く聞かされたが、自分も同じ反応を示したと思われる。

ファスティング専用ドリンクをほとんど利用しなかったので、まず、空腹感が大きく、次に体感的に代謝も悪く、結果的に減りの悪さに繋がったようだ。酵素ドリンクには、腸内細菌叢を改善し、早い段階で体内の脂肪酸をエネルギー化しやすくなる腸内環境へ適応させる働きがあるのかも知れない。



「Cに関して」

Cに関しては、ふた月連続で行い、かつ1回目の結果がかなり良好であったため、伸び代ならぬ減り代が少なくなっていたのかも知れない。

年6回以上、行うことは、積極的コンディショニングや積極的免疫力アップと言った前のめりのガブリ寄り的健康法としては、非常に優れているが、ドカンと体重を減らしたいと言う減量法としては、頻度を高める毎に効果は目減りしてしまうだろう。

ともあれ、夫婦で二ヶ月連続、ファスティングを行えた意義は大きい。

2016-3へ続く



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