〜各種ホルモンレベルの調整-1〜
「コルチゾール」
筋肉質で健康的に引き締まった身体作りに関連するホルモンと言えば、
・テストステロン
・成長ホルモン
・IGF-1
・インシュリン
・コルチゾール
・エストロゲン
・甲状腺ホルモン
が挙がるだろう。
「コルチゾール」
筋肉質で健康的に引き締まった身体作りに関連するホルモンと言えば、
・テストステロン
・成長ホルモン
・IGF-1
・インシュリン
・コルチゾール
・エストロゲン
・甲状腺ホルモン
が挙がるだろう。
30代後半のトレーニーにとって、ホルモンに関する重要な事項は何だろう?
真っ先にテストステロンレベルの最大化が頭をよぎるが、一つだけのホルモンに着目ならびに執着すべきではない。30代後半、またそれ以上の年齢に達している場合、一種類のホルモンの極大化を目指すのではなく、各ホルモンのバランスを整えることが重要となる。
依然としてテストステロンレベルは重要ではあるが、それよりもそれに対するコルチゾールレベルとのバランスが大切である。テストステロン:コルチゾールの比を改善すべきであり、それはテストステロンレベルに対して、コルチゾールレベルが低くなるように仕向けたい。
そうなると、テストステロンレベル向上を追い求めるよりも、コルチゾールレベルを下げるように努力するアプローチの方が効率や生産性が高い。
また、このアプローチは容易にテストステロンに頼ることができない女性にも通用する考えである。
と言うわけで、まずは不必要なコルチゾール分泌を抑える工夫を施したい。
コルチゾールは精神的並びに肉体的と言ったあらゆるストレスによって分泌されるカタボリックホルモンで、筋肉を分解してエネルギーに変える働きを持つ。同時に、過剰なコルチゾールはニューロン間の結合をほどき、シナプスの成長を止め、最終的には脳組織を萎縮させてしまう。特にこれは海馬や前頭前野において顕著である為、脳機能や知性、認知能力に大きな影響を与える。
これらの負の作用から、コルチゾールはしばしば悪玉ホルモンと認知されているが、そもそもは生命体の生存に必要なホルモンである為、完全に遮断してしまうことは望ましくない。
しかし、我々が採用できる手段とは、
・不必要なコルチゾール分泌を抑制する特殊栄養素
・行動の改善
・生活習慣の改善
・物事、事象に対する受け止め方の改善
・心や認知のキャパシティの改善
・価値観のパラダイムシフト
などの間接的な抵抗が主となり、薬のようにターゲットを遮断すると言った直接的手段に訴えることはできない為、どんなに努力してもせいぜいストレスフルの歪な社会構造によって不必要に分泌されるコルチゾールを幾分か減らす程度である。
つまり、コルチゾール対策に関しては、努力してもし過ぎと言う事ないのだ。
コルチゾールはまた脳機能や筋肉だけでなく、ヘソより上の上腹部の脂肪蓄積や心臓へのダメージ、テロメアへのダメージなどの悪影響を身体に及ぼす。
30代後半ともなれば、精神力も向上しているはずだが、同時に責任とストレスの多い立場になっている事が多く、そもそも世の中が理不尽なため、多少強くなっていても、ストレスの方が防御力を上回ることが多く、上腹部の脂肪蓄積などは気になる所であり、それ以上に心臓等の健康も気になることだろう。
折角、テストステロンレベルを高めても、過度のコルチゾールがそのアナボリック効果や性欲昂進効果を台無しにしているケースも多いわけだ。
以上の観点からも、取り分け、一定以上の年齢に達している者であれば、コルチゾール対策は万全にしておきたい。
と言うわけで、その対策に関しては、過去にくどいくらいに書いてきたので、以下をご参照頂きたい。
1、コルチゾール対策基本編
2、コルチゾール対策基本編2
3、コルチゾール対策実践編@トレーニング編
4、コルチゾール対策実践編@日常生活編
オマケ、VIVOの世界の一端
#3へ続く
【関連】
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30代後半からの筋肉増強 #2
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依然としてテストステロンレベルは重要ではあるが、それよりもそれに対するコルチゾールレベルとのバランスが大切である。テストステロン:コルチゾールの比を改善すべきであり、それはテストステロンレベルに対して、コルチゾールレベルが低くなるように仕向けたい。
そうなると、テストステロンレベル向上を追い求めるよりも、コルチゾールレベルを下げるように努力するアプローチの方が効率や生産性が高い。
また、このアプローチは容易にテストステロンに頼ることができない女性にも通用する考えである。
と言うわけで、まずは不必要なコルチゾール分泌を抑える工夫を施したい。
コルチゾールは精神的並びに肉体的と言ったあらゆるストレスによって分泌されるカタボリックホルモンで、筋肉を分解してエネルギーに変える働きを持つ。同時に、過剰なコルチゾールはニューロン間の結合をほどき、シナプスの成長を止め、最終的には脳組織を萎縮させてしまう。特にこれは海馬や前頭前野において顕著である為、脳機能や知性、認知能力に大きな影響を与える。
これらの負の作用から、コルチゾールはしばしば悪玉ホルモンと認知されているが、そもそもは生命体の生存に必要なホルモンである為、完全に遮断してしまうことは望ましくない。
しかし、我々が採用できる手段とは、
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・物事、事象に対する受け止め方の改善
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などの間接的な抵抗が主となり、薬のようにターゲットを遮断すると言った直接的手段に訴えることはできない為、どんなに努力してもせいぜいストレスフルの歪な社会構造によって不必要に分泌されるコルチゾールを幾分か減らす程度である。
つまり、コルチゾール対策に関しては、努力してもし過ぎと言う事ないのだ。
コルチゾールはまた脳機能や筋肉だけでなく、ヘソより上の上腹部の脂肪蓄積や心臓へのダメージ、テロメアへのダメージなどの悪影響を身体に及ぼす。
30代後半ともなれば、精神力も向上しているはずだが、同時に責任とストレスの多い立場になっている事が多く、そもそも世の中が理不尽なため、多少強くなっていても、ストレスの方が防御力を上回ることが多く、上腹部の脂肪蓄積などは気になる所であり、それ以上に心臓等の健康も気になることだろう。
折角、テストステロンレベルを高めても、過度のコルチゾールがそのアナボリック効果や性欲昂進効果を台無しにしているケースも多いわけだ。
以上の観点からも、取り分け、一定以上の年齢に達している者であれば、コルチゾール対策は万全にしておきたい。
と言うわけで、その対策に関しては、過去にくどいくらいに書いてきたので、以下をご参照頂きたい。
1、コルチゾール対策基本編
2、コルチゾール対策基本編2
3、コルチゾール対策実践編@トレーニング編
4、コルチゾール対策実践編@日常生活編
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