ジム選びのヒントって話でもない」にて、フィットネスクラブ的なジムへ通うことが多くなった理由を書いたが、そこに記した以外にも理由があった。

公園では子供とのスキンシップと自分の運動を一度に済ませ、家で風呂に入らば歯磨きから髭剃りまで全てそこで済ますと言う一石二鳥が行動原理の一つになっている為、灯油だけ汲みに外出することができない私がスポクラ的ジムを好むようになってしまったもう一つの理由。

それは、サウナ!



「サウナデビュー」

これまでは、トレーニングを終えたら、風呂に入らず、洗面所で汗を拭って、サッサと帰るのが常であったが、最近ではわざわざ服を全脱ぎして風呂に入るだけでなく、サウナまで利用しているという変わり様。

サウナはHSPの効果を期待できるが、目的はそれではなく、単純に気持ちが良く、身体が軽くなることを知ったからだ。

ハードトレーニングの後(自称)であり、初心者でもあるので、長くは入らない。3〜5分、サウナに入った後、冷水に耳まで浸かるのみである。これを2〜3セット繰り返すだけで、リンパの調子をはじめ、身体全体が軽くなるように感じるのだ。



ただ、高熱→比類なき発汗→冷水による急激な温度変化→再び高熱・・・と言った行為を行っているときにフト気がつく。これは健康法の一つではあるが、健全な健康体しか行うことができない方法だと。血圧や血管、脳をはじめとした問題を抱えていた場合、この方法による効果を体感したくともできないのだと。

健康法というと誰でも試すことができる身近な方法というイメージがあるが、折角、自分にとっては効果があると思しき行為も、健康を損ねてしまっては試すことすらできないと言うジレンマを孕むケースがあったのだ。

このサウナと冷水による気持ちよさは、今しか味わうことができない!健康な今、行うことで、健康を増進し、これを楽しめる期間を延長したい、と思うようになった。今しかできないことを積極的に行うことで、これから先に行える期間が伸びる可能性があり、結果的に健康寿命が延びるのではないだろうか。



と言う訳で、健康状態が万全でないと試すことができないハードコアな健康法は、健康なうちにドシドシと試し、有用なものは習慣化するのが良いと思われる。

これまでサプリ塾で紹介した

ハードコア健康法
○○が痛い!-個人的攻略法2

も、健康体でないとできない健康法なので、未体験の方は健康と体力が満ちているうちに一度お試しいただくのも一興である。



また、筋肉のみならず、骨や関節を強くするウエイトトレーニングも然りで、骨密度や関節の為に、いざ、レジスタンストレーニングを行ってみようと思い立っても、レジスタンストレーニング行為そのものができないと言った手遅れになっているケースもあり得る。

今、ウエイトトレーニングや野外トレなどの抵抗運動が可能であれば、試す資格があるうちに何事も挑戦していただきたい。



【関連】
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