居残り補習授業オフライン ＃63の補講

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2016年3月の商品発送時同梱のオマケ読み物「居残り補習授業オフライン＃63」では、ハイファットダイエット時のサプリメンテーションを紹介している。

低炭水化物、中〜高脂肪食期において役立つサプリメントや栄養素として、アルファリーンを筆頭に色々と紹介したが、ある時、ハタと気がついた。ファイナルパンプの存在に。

ファイナルパンプ12g/1回分には、

中鎖脂肪酸：3,200mg
チロシン：3,000mg
アルギニン：2,000mg
シトルリン：1,000mg
オルニチン：1,000mg
フェルラ酸：200mg
カフェイン：200mg
ピクノジェノール：30mg

が含まれている。

もちろん、このフルスペックの成分は、パンプアップやパフォーマンスアップの為の配合なのだが、面白いことに減量に役立つ成分が充実している。

中鎖脂肪酸は高脂肪食ダイエットを行っている際の良いエネルギー源となるだけでなく、脂肪酸酸化をキックスタートするのに役立つ。

サプリ塾でUP！を減量中期〜後期のオプションとして勧めているのは、であり、ドーパミンに始まるアドレナリンの前駆物質であるからだが、ファイナルパンプはこの減量に役立つチロシンを多量に含む。

アルギニン、シトルリン、オルニチンの組み合わせは、血中NOを増やす目的で配合されているが、アルギニンとオルニチンの組み合わせ、取り分けその高用量のスタックは古くから成長ホルモンブーストが期待されている。ただし、ここに炭水化物が加わるとGHブースト効果を得ることが難しく、それがGHブーストアミノスタックに対する評価の分かれ目の原因のひとつになっていると考えられるが、殊、低炭水化物高脂肪ダイエットを行っている時は、急激なインシュリン分泌を促す単糖類を極力避ける傾向が強いため、この時期においてはGHブーストが期待できる可能性が高い。つまり、GHレベルの向上によって、体脂肪減少が加速されるかも知れないのだ。

カフェインは脂肪燃焼ホルモンであるアドレナリンを分泌させるが、との相乗効果が期待できる。個人的には、高用量のチロシンとカフェインの組み合わせは、ドーパミンの仕業なのか、何故か良く笑うようになる。



以上のことから、ファイナルパンプの隠れた性能として、脂肪燃焼に役立つと言う特徴を挙げることができる。ただし、本来の目的は、パンプアップ感の増強と運動パフォーマンスの増強である。ついでに運動パフォーマンスに関して少し述べると、NO系による筋持久力の向上に加え、とガッツの増強をまず最初に考えることができるが、個人的にはトレーニングが辛くなくなると言う「しんどさ防止効果」を強く感じる。

と言う事で、オーバースペック気味の成分を持つファイナルパンプを炭水化物制限中に、減量目的で使用するにはコストがかかり過ぎるので強く勧めたりしないが、それでも試してみたい方は以下のプランをご参照頂きたい。

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