○○が痛い!
個人的攻略法2-前編


我々は誰しも便宜上、「科学的」と言う言葉を使うことがあるが、明確な定義の元に使用される事は少ない。科学的という言葉を自分の中で定義づけたいのであれば、まず、自分自身の観察から始めてみるのが良いだろう。

例えば、日々の尿量の変化など、身近でお手軽だ。

1回の尿量、頻度、勢い、1日当たりの総量など、毎日気をつけていると、平均値とも言える普段と全然異なる日がある事が判るはずだ。

カフェインや水分の摂り過ぎでもないのに、量も頻度も凄い!そこで理由を考える。そう言えば、朝トレで一種目だけだったけど、いつも以上に物凄い強度のトレーニングが出来たせいではないだろうか?と、観察、蓄積、比較することで、ちょっとした科学的思考と言える観察眼が身に付くだろう。

観察を続けると、風邪の引き始めの更に前などは、オシッコの回数が少なく、むくんでたなぁ〜などと思い至るようになる。


洗髪の際、排水溝に絡まないようにする為のお馬鹿アイテムを排水溝に乗せて、抜け毛の量を観察するのも面白い。母親のX染色体の二つともが脱毛遺伝子を持つであろう私のようなタイプの場合、一挙に脱毛量が増えてきたら、いよいよ、審判の日が来たかと腹を括ったり、ソーパルメットやL-カルニチンなどでささやかなレジスタンス運動を始めることができるだろう。

反して、ジヒドロテストステロン過多によって禿げる心配が遺伝的にありえないにもかかわらず、脱毛量が一気に増えてきた場合、第一にストレスよりも食生活を疑うべきである。髪の毛は、どのようなデトックス健康法よりも、デトックス機能を持っているからだ。

重金属を始めとする「良からぬ物質」が体内に過剰蓄積しないように、髪の毛が吸い上げた上で抜け落ちてくれているというイメージをすれば良い。その他の要因を考えるのは、その後だ。観察と考察によってこの原因に辿り着いた場合、食べ物の取捨選択や特定の物を一切食べないと言うライフスタイルの転換、そして、良からぬ金属を避けていても起こりうる予期せぬ摂り込みを予防するようなサプリメント構成による対策を施すことが出来る。



という感じで、常日頃、自分自身をつぶさに観察していれば、体調の変化や悪化の前に、何かしらの前兆を見つけることができ、考察を重ねることで原因を推測して対策を立てることができることも多い。

そう、腰痛に関しても、同様である。

後編へ続く



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