6パックシリーズの最後を飾るのは、体脂肪率10％前後、あるいは9％以下まで絞れたが、バルクアップの季節を迎えてもバルクアップしたくない私のような心境、境遇の人の話を展開したい。
つまり、冬場も低い体脂肪率を維持したい人の話である。
つまり、冬場も低い体脂肪率を維持したい人の話である。
コースD
「低い体脂肪率を維持、絞り路線の継続」
トレーニング自体は、身体の慣れやマンネリズムを解消するために、サイクルトレーニングを継続する。故に心臓血管系トレ期や筋肥大期から始めるのが良いだろう。他の目的の人と異なるのは、その際の栄養摂取である。
筋肥大期であれば、パンプを助長するために炭水化物を含めたカロリー源の摂取を充分に行うが、それには準じずにある程度のカロリー制限を施しつつ、筋肥大トレーニングを行う。当然、筋肥大効果は薄くなるが、筋肥大が目的ではなく、慣れを防ぐため、パフォーマンスアップのためのサイクルトレと割り切れば、全く問題はない。
最大のポイントは、トレーニング内容ではなく、カロリー制限を継続し続けると言う点である。
それまで実践してきた減量によって、減少した体重と体脂肪率を完全に身体に覚え込ませるために、軽めの減量を継続するのである。このことによって、マッスルメモリーの如く、身体が新しい体重と体脂肪率を記憶し、ちょっとの暴食くらいでは元に戻らないようになるのだ。
これには食欲抑制ホルモンであるレプチンの働きも関係するだろう。減量の継続によって、レプチンの分泌量や感受性に変化が起き、食べたいという衝動がより抑制されると考えられる。減量を短期でやめてしまうと、レプチン関連の反応に大きな変化が起こらず、旺盛な食欲に再び支配される可能性があるかも知れない。
また、炭水化物を控えた食事の長期継続は、腸内細菌叢を変化させ、結果的に炭水化物や高カロリー食への欲求を減らす可能性を持つ。
と言う事で、減量後期や最終段階で採用するハードなカロリー制限や炭水化物制限を行う必要はないが、プレ減量期で推奨した「穏やかな炭水化物制限と摂取タイミングのコントロール並びに増減サイクル」を減量期終了後も採用し、継続するのが理想的である。
プレシーズンやその前の時期に、減量幅や抑えきれない食欲に苦しむことはないだろう。
〜絞り路線の継続におけるサプリメンテーション〜
基本的には、「予算がある人の基本サプリまとめ」や「シンプルサプリメンテーション」を踏襲したものに、必要やトレーニングサイクルに応じて「オプショナルサプリ」を追加するスタイルになるが、特に重視したいのはアルファリーンやレバーブロウである。
体脂肪の継続的減少には良質な脂質が必要で、アルファリーンはその優秀な供給源となるが、サプリメントに対する慣れが発生しにくい上に、筋肉と脂肪細胞のインシュリン感受性バランスを改善するので、秋期から冬期における体脂肪蓄積防止と穏やかな減少に最も役立つ。
肝機能もまたコンスタンストな代謝に重要な働きを持つ為、その健康を維持、改善するレバーブロウは非常に頼もしいアイテムとなる。
また、腸内細菌叢バランスの改善並びに高バランスの維持は、食欲を抑制するだけでなく、メンタルタフネスにも非常に役立つことが近年の研究で判明しているため、ビタミンミネラルを補うついでに腸内細菌叢バランス改善をサポートするVIVOも基本のMVMとして加えたい。腸内細菌叢バランスが悪いと高不安となり、バランスが改善されると低不安となり、それぞれの心理状況脳内環境は食欲の多寡に大きく影響するからだ。
と言う事で、6パック作戦に成功したものの、バルクアップによってしばらくの間、6パックとお別れになりたくない人は、ドロップアウトしにくい穏やかな減量を続けるのも一つの手である。
【ウェブショップ】
・オフサイクルセット
・オフサイクルセット 豪華版
【関連】
〜第一フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクルは既に始まっている-前編
夏の6パックに向けたトレサイクルは既に始まっている-中編
夏の6パックに向けたトレサイクルは既に始まっている-後編
夏の6パックに向けたトレサイクルは既に始まっている-補講編
〜第二フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ2-前編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ2-中編1
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ2-中編2
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ2-後編
〜第三フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ3-前編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ3-中編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ3-後編
〜第四フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ4-前編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ4-中編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ4-後編
〜最終フェーズへ向けたまとめ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル 補講編2
〜第五フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ5-前編
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夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ5-後編
〜最終フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル 最終フェーズ-前編
夏の6パックに向けたトレサイクル 最終フェーズ-中編
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夏の6パックに向けたトレサイクル 最終フェーズ-応用編
〜ネクストシーズンへ向けて〜
夏の6パック計画を終えて 前編
夏の6パック計画を終えて 中編1
夏の6パック計画を終えて 中編2
夏の6パック計画を終えて 後編
考える体幹のトレーニング-まとめ
基本サプリとオプショナルサプリを理解する為のエッセンス-Part.1
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基本サプリとオプショナルサプリを理解する為のエッセンス-Part.3
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トレーニング自体は、身体の慣れやマンネリズムを解消するために、サイクルトレーニングを継続する。故に心臓血管系トレ期や筋肥大期から始めるのが良いだろう。他の目的の人と異なるのは、その際の栄養摂取である。
筋肥大期であれば、パンプを助長するために炭水化物を含めたカロリー源の摂取を充分に行うが、それには準じずにある程度のカロリー制限を施しつつ、筋肥大トレーニングを行う。当然、筋肥大効果は薄くなるが、筋肥大が目的ではなく、慣れを防ぐため、パフォーマンスアップのためのサイクルトレと割り切れば、全く問題はない。
最大のポイントは、トレーニング内容ではなく、カロリー制限を継続し続けると言う点である。
それまで実践してきた減量によって、減少した体重と体脂肪率を完全に身体に覚え込ませるために、軽めの減量を継続するのである。このことによって、マッスルメモリーの如く、身体が新しい体重と体脂肪率を記憶し、ちょっとの暴食くらいでは元に戻らないようになるのだ。
これには食欲抑制ホルモンであるレプチンの働きも関係するだろう。減量の継続によって、レプチンの分泌量や感受性に変化が起き、食べたいという衝動がより抑制されると考えられる。減量を短期でやめてしまうと、レプチン関連の反応に大きな変化が起こらず、旺盛な食欲に再び支配される可能性があるかも知れない。
また、炭水化物を控えた食事の長期継続は、腸内細菌叢を変化させ、結果的に炭水化物や高カロリー食への欲求を減らす可能性を持つ。
と言う事で、減量後期や最終段階で採用するハードなカロリー制限や炭水化物制限を行う必要はないが、プレ減量期で推奨した「穏やかな炭水化物制限と摂取タイミングのコントロール並びに増減サイクル」を減量期終了後も採用し、継続するのが理想的である。
プレシーズンやその前の時期に、減量幅や抑えきれない食欲に苦しむことはないだろう。
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体脂肪の継続的減少には良質な脂質が必要で、アルファリーンはその優秀な供給源となるが、サプリメントに対する慣れが発生しにくい上に、筋肉と脂肪細胞のインシュリン感受性バランスを改善するので、秋期から冬期における体脂肪蓄積防止と穏やかな減少に最も役立つ。
肝機能もまたコンスタンストな代謝に重要な働きを持つ為、その健康を維持、改善するレバーブロウは非常に頼もしいアイテムとなる。
また、腸内細菌叢バランスの改善並びに高バランスの維持は、食欲を抑制するだけでなく、メンタルタフネスにも非常に役立つことが近年の研究で判明しているため、ビタミンミネラルを補うついでに腸内細菌叢バランス改善をサポートするVIVOも基本のMVMとして加えたい。腸内細菌叢バランスが悪いと高不安となり、バランスが改善されると低不安となり、それぞれの心理状況脳内環境は食欲の多寡に大きく影響するからだ。
と言う事で、6パック作戦に成功したものの、バルクアップによってしばらくの間、6パックとお別れになりたくない人は、ドロップアウトしにくい穏やかな減量を続けるのも一つの手である。
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基本サプリとオプショナルサプリを理解する為のエッセンス-Part.1
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基本サプリとオプショナルサプリを理解する為のエッセンス-Part.3
