陸上100m
#6「2015-100mサプリメンテーション編」


8月1日(土)の記録会に際し、身体の出来映えに反して、意識が高まったのは7月に入ってからであった。それまでは、意識性が低かったため、クレアチンを摂取するのをサボっていたため、レースに向けたサプリメンテーションの構築は、クレアチン製品の選定と再チャージから始まった。


概論:
100mを10秒で走るのであれば、理屈的には筋収縮のエネルギー源としてグリコーゲンの依存度は低い。しかし、それは10秒で走る場合であり、運動時間が10秒を過ぎるのであれば、クレアチンリン酸は枯渇し、グリコーゲンに頼らざるを得ない。また、実の所、理屈ではCP系の運動となるが、スプリントはあまりにも損耗が激しいため、僅か十数秒の動作にも関わらず、グリコーゲンをエネルギー源とする解糖系はおろか、脂肪酸をエネルギー源とする有酸素系まで動員されるのだ。

従って、最優先事項は、エネルギー源の大部分を占めるクレアチンリン酸の充実。そして、質の高い練習をするためにある程度グリコーゲンをチャージしておく必要があるので、炭水化物の摂取も注意を払いながら充分に確保する必要がある。



「クレアチンの選定」

日常用(メンテナンス用):プロスペッククレアチン
トレーニング時:クレアボル

8月までに筋中のクレアチン並びにクレアチンリン酸を飽和状態(MAXに達する)にしたかったため、クレアチンを外から供給するだけでなく、体内での合成を高めるベタインを配合したプロスペッククレアチンを普段使いのクレアチンとして採用した。

トレーニング時のクレアチンとして普通の元祖クレアボルを採用したのは、クレアチンの前駆物質を多く含むので、プロスペッククレアチンに配合されたベタインの機能と相性が良く、体内合成による内因性クレアチン生産の加速を期待したため。また、神経を静める鎮静系のアミノ酸であるグリシンを多量に含むクレアボルは、試合時の緊張や頭のオーバーヒートを予防し、冷静さや俯瞰性の維持を期待できるからでもあった。

サプリの成果かどうかはわからないが、100mの後半でもバテることはなく、また、スタート前に挙動不審にもならず、レース中もゴールのデジタルタイマーを見ながら自分のタイムを予測できるほど落ち着いていた。



「プレワークアウト1」

スプリントのためのスプリントトレーニングや補強のトレーニングなどの強度が高く、肉体に対して強い負荷がかかる破壊的なトレーニングの前にはハイパードライブをメインに摂取した。トレーニングクオリティを高めつつ、損耗した筋肉を補修して超回復を助けるハイパードライブは、ウエイトトレーニング時のみならず、肉体へのダメージが大きい練習の時にも大いに役立つ。



「プレワークアウト2」

スタミナやスキル重視の練習の際は、トレーニング前のサプリとして、フェノムを利用した。フェノムを摂取すると練習が楽に感じられるからだ。同一心拍数下での仕事量を増やす働きと高い抗酸化作用による抗炎症作用を持つフェノムは、高心拍数トレーニングの辛さを軽減するのに役立つ。また、フェノムの主成分であるビニトロックスの慢性的な炎症を10%ほど低減する作用は、スプリントによる筋線維損傷由来の遅発性筋肉痛軽減に役立つ。



「ワークアウトドリンク」

真夏にスプリントを行うと言う事は、自ずと60分以内のトレーニングとなる。まず、全身全力の連続動作を10秒以上継続する行為を何十本も行う事がそもそも不可能である為。そして、当然であるが、真夏の野外で長々とトレーニングできないからだ。トレーニング時間が60分未満であれば、トレーニング前に摂取したEAA、もしくはBCAAである程度の筋分解抑制効果が期待できるが、念の為、BCAA10gを水に溶かした物をトレーニング中の飲料水とした。



「ポストワークアウト」

公園、ジム、トラックのいずれも、自宅から20分以内なので、トレーニング後は現場か帰宅直後に、グルタミンとZMA系をササッと補給し、トレーニング終了から30〜60分後の無罪放免「エンペラータイム」にしっかりとした内容の食事を楽しんだ



「オプション」

減量によって筋量が失われないようにする目的と減量をスムーズにする為に、レースの3週間前からETBを投入した。炭水化物制限をしていたので、GCS750は基本サプリとしてではなく、カーボチャージ日に炭水化物を摂取したときに利用するオプショナルサプリと言う形式で計画的に運用した

減量を重視していたので就寝前の栄養補給は基本的にはグルタミンなどだが、激しく運動した日の就寝前はプロスペックアミノパウダーをタイムリリース化(?)してEAAを補給した。


「怪我予防」

全力運動は、練習中の怪我が起こりやすい。筋断裂や筋痙攣、心臓系のトラブルが恐いので、スムーズな筋収縮を助けるマグネシウムやカリウムの充分な補給を心がけた(※)。特に運動前後。



と言った感じで、最終的にはカーボ充填状態で72kg/体脂肪率10%台の仕上がりで、レースに臨むこととなった(時列的には#1へ)。

#7へ続く



【Ex】
思い立ったらトレーニングへサッと出かけるのに役立つハイパードライブ

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