体脂肪率が下がれば、下がるほど、それまでと比して体重も体脂肪も減りにくくなるのは、極々自然な減少である。体脂肪率10%前後はもちろん、人によっては15%を切った辺りで、体重や体脂肪の減少幅の停滞がみられるだろう。

最後の一絞りや腹部などのどうしても落ちない最後の砦、そして停滞。6パックに向けた最終フェーズではこれらの攻略を目的とする。

既に最終フェーズへと突入した人は、

〜最終フェーズへ向けたまとめ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル 補講編2


を目下実践中、または減量が完了し、その仕上がりに満足していることだろう。

最終フェーズに関しては、上のまとめの中の品目を全部乗せするのではなく、自分に当てはまるものをトッピングすれば良いだけであるが、個々の問題を少しだけ掘り下げるために、今一度、減量期の後半に起こる問題点を挙げてみたい。



〜減量後期に起こる問題〜

1、基礎代謝の低下
体脂肪率の低下やアンダーカロリー状態の継続によって、甲状腺ホルモンレベルが低下し、基礎代謝の低下が起こる。

体脂肪が減りにくくなる。元に戻りやすくなる。

甲状腺ホルモンレベルの安定&チートによる代謝復活


2、刺激や手法に対する慣れ
脳を含めた身体の環境に対する適応速度は、我々が頭で理解している以上に早い。減量期中盤まで面白いように極まった手法やコンボも、適応によって全くといって良いくらい反応しなくなってしまう。

体脂肪減少の停滞

手法に変化を付ける。手法の多方向化、多様化。刺激の新経路採用。刺激をレイズする。

3、落ちにくい部位の発生
性ホルモンやその感受性、血流量によって、減量が進んでも、数値が見た目に反映されない部位というものが人によっては存在する。それが、上腹部や下腹部、太ももや二の腕などである。

体脂肪率は低いのに、贅肉が残っている。10%前後なのに6パックにならない。

ホルモン対策や血流の改善。



上記いずれか、あるいは全てが当てはまった場合、それらに対応した対策を施す必要がある為、次回から個別に考えてみよう。

中編へ続く



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〜第一フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクルは既に始まっている-前編
夏の6パックに向けたトレサイクルは既に始まっている-中編
夏の6パックに向けたトレサイクルは既に始まっている-後編
夏の6パックに向けたトレサイクルは既に始まっている-補講編

〜第二フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ2-前編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ2-中編1
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ2-中編2
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ2-後編

〜第三フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ3-前編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ3-中編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ3-後編

〜第四フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ4-前編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ4-中編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ4-後編

〜最終フェーズへ向けたまとめ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル 補講編2

〜第五フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ5-前編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ5-中編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ5-後編

〜最終フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル 最終フェーズ-前編
夏の6パックに向けたトレサイクル 最終フェーズ-中編

考える体幹のトレーニング-まとめ

基本サプリとオプショナルサプリを理解する為のエッセンス-Part.1
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