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(以下の話は、何の為にもならない単なるウェブログなので、あしからず)

〜太宰は富士山を前に恥ずかしいと言い、私はラブホテルが苦手〜

一生経験することはないだろうと思っていた車中泊に挑戦した。

ほとんどの人が意外に思うかも知れないが、キャンプ系は好みではない。正確に言うと、キャンプの為のキャンプが苦手なのだ。何か目的があって、その行軍の途中に、仕方なく発生する手段ならウェルカムなのだが、キャンプ行為そのものが目的となるのが嫌なのである。

このような理由で、私が定義するところの「手段としてのキャンプ」は、生涯に2回しかしたことがない。1回目は自転車で加古川の源流を突き止める旅の行程で、2回目は長良川川下りの行程。兎も角、いち早く、目的地に到着し、サッサと目的を遂げたい訳だ。

そのような人間が何故、車中泊へ至ったのか?



時はゴールデンウィーク真っ最中。寝室の片付けをしていると、4年前に防災の一環としてチョコッとだけ購入し、アルミのアタッシュケースに格納していた車中泊グッズが出てきたのだ。「おっ、そう言えば、今なら涼しいし、演習がてら試してみるか?」と、唐突に思いついた。

ただし、車中泊そのものが目的となってはいけないので、車中泊をせざるを得ない、贔屓の宿もない、遠い遠い所を目的地とせねばならない。しかし、私は良く知っている。自分が行きたいところなど、何処にもないと。海に潜ることさえできればOKで、夏に民宿に泊まって素潜りさえできれば、他に娯楽や感動を必要としないことを。

いや、ひとつだけあった。イリオモテヤマネコと異するヤマピカリャーを探しに西表島へ行きたい。しかし、それは今回の目論見には適さない。あ、そう言えば、出雲大社なら行ってみたい。霊感のない人間でもパワーを感じると誰かが言っていたから、パワースポットなんて胡散臭いと思っている自分でも何か感じるかも知れない。

ベタ道で出雲大社へ向かえば、嫌が上でも車中泊せざるを得まい?



ではでは、え〜と、出雲大社って、何処に車を駐めるんだろう?え、何々、「ゴールデンウィーク中は、周辺道路が混雑するから交通規制があります」、だと!?そうだった、今、ゴールデンウィークだった。すっかり忘れていた。観光地+GW=混み混みヤン。

えー、皆様、そもそも私はゴールデンウィークはおろか土日祝日ですらスーパーにも行けない人間であり、また、現地は混雑を極め、帰りもUターンラッシュで渋滞、そして、そろそろ、オフセット衝突が増加してくる頃合いなので、今回は残念ながら見送る形となりました。

そう家族に告げるも、私以外のメンバーは完全にスイッチが入っていたため、中々、納得してくれない。何処か他に良い場所はないだろうか?

そう言えば、出雲大社は朝の6時から参拝可能だそうだ。朝一であれば、観光スポットと言えど、ガラガラに違いない。夜間、出雲大社のかなり近くまで移動してから宿泊し、朝の5時台に起きて出発すれば、充分な睡眠時間を確保した上で朝一番に参拝できるはずで、車中泊の意義もあろう。

高速道路を使うと日帰りOKな行路となってしまうが、出雲大社の近くでオープン待ちを狙う場合なら、それを利用しても良かろう。行きは高速→現地着&車中泊→帰りはUターン渋滞を回避すべくベタ道→状況によっては29号線沿いで車中泊→帰宅というルートに決定。

おにぎりを5合分握ってもらい、夜の8時頃に出発した。

後編へ続く



【余談】
マスターの旅サプ2010-2-後編を2014年なって今更更新。

【関連】
マスターの旅サプ2008(プロトタイプ旅サプ)
マスターの旅サプ2009-1
マスターの旅サプ2009-2-前編
マスターの旅サプ2009-2-後編
マスターの旅サプ2009-3-前編(基本編)
マスターの旅サプ2009-3-中編(番外編1)
マスターの旅サプ2009-3-後編(番外編2)
マスターの旅サプ2009-3-完結編(番外編3)
マスターの旅サプ2010-1-前編
マスターの旅サプ2010-1-後編
マスターの旅サプ2010-2-前編
マスターの旅サプ2010-2-後編
マスターの旅サプ2011-1-前編
マスターの旅サプ2011-1-後編(番外編)
マスターの旅サプ2012-1
マスターの旅サプ2013-1-前編
マスターの旅サプ2013-1-後編
マスターの旅サプ2013-2-
マスターの旅サプ2013-2-前編
マスターの旅サプ2013-2-後編
マスターの旅サプ2013-2-余談編
マスターの旅サプ2015-1-前編
マスターの旅サプ2015-1-後編