減量初期に比べ、減量速度がやや低下し、筋量が減りやすくなるのが減量の第二段階である。
そこで、テストステロンの働きに着目し、これを利用したい。テストステロンは、βアドレナリンレセプターを増殖させることで、体脂肪の蓄積抑制と脂肪細胞からの脂肪酸放出を促進する上、筋合成を昂進させて筋量を維持する為、減量の第二段階においてテストステロンブースターを投入し、テストステロンレベルを高めたい。
今回は、減量期におけるテストステロンブースターの選択のポイントについて考えてみよう。
そこで、テストステロンの働きに着目し、これを利用したい。テストステロンは、βアドレナリンレセプターを増殖させることで、体脂肪の蓄積抑制と脂肪細胞からの脂肪酸放出を促進する上、筋合成を昂進させて筋量を維持する為、減量の第二段階においてテストステロンブースターを投入し、テストステロンレベルを高めたい。
今回は、減量期におけるテストステロンブースターの選択のポイントについて考えてみよう。
「ETBかT-JACKか?」
体内で不足しがちな栄養素や身体作りにおける素材的栄養素、スポーツパフォーマンスに直結するエルゴジェニック的栄養素が、スポーツサプリメントのニーズを占める為、テストステロンレベルに特化したテストステロンブースターは、何か怪しげな雰囲気を放つマニア専用のサプリに思える。
確かに、そう思ってもらっても、精力剤と切り捨ててしまっても構わない。しかし、使用者の多くがこのサプリにハマってしまうのは、精力や活力、筋量、筋力にとどまらず、様々な側面で強い体感があるからだ。それは、近年の製品が優れているだけでなく、「俺は今、何か怪しい特別なブツを摂取している・・・!」というプラシーボも手伝っているからだろう。
実の所、サプリに限らず、特別感や怪しさは、主観において非常に重要なファクターとなるのだが、殊、テストステロンブースターに関しては、本当に怪しい製品が多い。その怪しいというのは、元から成分がショボイという物から、カタログスペック通りの成分を含有していない、含有量は多いが有効成分が規格化されていないため有効成分量が少ない物、体感を強くするため薬品を含有している等々、数え上げるとキリが無い。
幸運な事に、日本におけるテストステロンブースターの二大製品であるETBとT-JACKは、有効成分含有量を規格化したブランド原料を主体に、各種の成分が相乗するようにブレンドされている上、各々の成分はエビデンスによって優位性が示された用量を満たしている。しかも、発売から10年近く経過し、多くのユーザーを虜にしているという実績がある。つまり、どちらを選らんでもハズレがないわけだ。
しかしながら、どちらもそれぞれに独自の特徴を持つため、若干ではあるが目的によって使い分けたい。
「ファイナルETB」
以前のバージョンでは、トンカットアリがメインであったが、バージョンアップされたファイナルETBは、現在最もテストステロン生産の助けになると言われているブランド原料「テストフェン」が充分な用量で配合され、二大ブースト成分のもう一方であるトンカットアリと相乗することで、リニューアル後は更に高い評価を得ている。
テストフェン以外にファイナルETBへ新配合された成分として、ムクナエキスとオタネニンジンエキスがある。
ムクナはラットにおいて、マウント(交尾)の回数を劇的に高めると言う非常に顕著な効果を示した研究がある。人間においてはフィードバックからの判断になるが、性衝動をサポートする効果が高いようだ。この作用は筋肉とは直接的な関係はないが、メンタルへの好影響とトレーニング時におけるアグレッシブさに効果を発揮する為、この作用を最も評価するユーザーも多い。
オタネニンジンエキスは、古くは筋力や抗ストレスに良いとされてきたが、近年の研究では抗不安作用が高いことが判明している。
筋肉と減量のみで捉えたファイナルETBの特徴は、筋量とアグレッシブさのサポートにあるが、総合的に性ホルモンを増やすので、含有されるアルギニンと相まって筋肉のボリュームアップ効果が高い。これらのことから、減量中にトレーニングへのモチベーションやガッツが低下している時期や減量によって筋量が落ちやすい人に特に適しているだろう。
Ex:
サプリマスター VS ETB
ETBとクレアボルブラックを投入して減量した結果
ウェブショップ-Zセット×2セット
「T-JACK」
原材料の全てがブランド原料で、各々の含有量もエビデンスを再現した用量を含むパーフェクトなハーブブレンド。特に主成分のトンカットアリは、最も定評があり、最も高価な成分を使用している。
ETBと共通する成分は、トンカットアリと亜鉛くらいなので、ETBの体感がイマイチだった人でも試して見る価値があり、ETBと同様に熱狂的なファンが多い。
筋肉と減量のみで捉えたT-JACKの特徴は、体内に水分を滞留させる作用と脂肪合成を促す作用を持つ女性ホルモンのレベルを適度に低下させる働きがあることである。このことから、身体がむくみやすい人や水太り体質の人、体脂肪率が10%以下で最後にパリッと仕上げたい人に適するだろう。
また、女性ホルモンは、へそから下の下腹部や大腿部、大臀部の体脂肪率を高く保つ働きがある為、絞れてきたにもかかわらず、これらの部位の脂肪が残ってしまいがちな場合や格好いいお尻を目指す場合にもT-JACKをお勧めしたい。
Ex:
サプリマスター VS T-JACK
第五フェーズの前の補講編へ続く
【関連】
〜第一フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクルは既に始まっている-前編
夏の6パックに向けたトレサイクルは既に始まっている-中編
夏の6パックに向けたトレサイクルは既に始まっている-後編
夏の6パックに向けたトレサイクルは既に始まっている-補講編
〜第二フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ2-前編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ2-中編1
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ2-中編2
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ2-後編
〜第三フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ3-前編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ3-中編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ3-後編
〜第四フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ4-前編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ4-中編
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ4-後編
〜最終フェーズへ向けたまとめ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル 補講編
考える体幹のトレーニング-まとめ
基本サプリとオプショナルサプリを理解する為のエッセンス-Part.1
基本サプリとオプショナルサプリを理解する為のエッセンス-Part.2
基本サプリとオプショナルサプリを理解する為のエッセンス-Part.3
体内で不足しがちな栄養素や身体作りにおける素材的栄養素、スポーツパフォーマンスに直結するエルゴジェニック的栄養素が、スポーツサプリメントのニーズを占める為、テストステロンレベルに特化したテストステロンブースターは、何か怪しげな雰囲気を放つマニア専用のサプリに思える。
確かに、そう思ってもらっても、精力剤と切り捨ててしまっても構わない。しかし、使用者の多くがこのサプリにハマってしまうのは、精力や活力、筋量、筋力にとどまらず、様々な側面で強い体感があるからだ。それは、近年の製品が優れているだけでなく、「俺は今、何か怪しい特別なブツを摂取している・・・!」というプラシーボも手伝っているからだろう。
実の所、サプリに限らず、特別感や怪しさは、主観において非常に重要なファクターとなるのだが、殊、テストステロンブースターに関しては、本当に怪しい製品が多い。その怪しいというのは、元から成分がショボイという物から、カタログスペック通りの成分を含有していない、含有量は多いが有効成分が規格化されていないため有効成分量が少ない物、体感を強くするため薬品を含有している等々、数え上げるとキリが無い。
幸運な事に、日本におけるテストステロンブースターの二大製品であるETBとT-JACKは、有効成分含有量を規格化したブランド原料を主体に、各種の成分が相乗するようにブレンドされている上、各々の成分はエビデンスによって優位性が示された用量を満たしている。しかも、発売から10年近く経過し、多くのユーザーを虜にしているという実績がある。つまり、どちらを選らんでもハズレがないわけだ。
しかしながら、どちらもそれぞれに独自の特徴を持つため、若干ではあるが目的によって使い分けたい。
「ファイナルETB」
以前のバージョンでは、トンカットアリがメインであったが、バージョンアップされたファイナルETBは、現在最もテストステロン生産の助けになると言われているブランド原料「テストフェン」が充分な用量で配合され、二大ブースト成分のもう一方であるトンカットアリと相乗することで、リニューアル後は更に高い評価を得ている。
テストフェン以外にファイナルETBへ新配合された成分として、ムクナエキスとオタネニンジンエキスがある。
ムクナはラットにおいて、マウント(交尾)の回数を劇的に高めると言う非常に顕著な効果を示した研究がある。人間においてはフィードバックからの判断になるが、性衝動をサポートする効果が高いようだ。この作用は筋肉とは直接的な関係はないが、メンタルへの好影響とトレーニング時におけるアグレッシブさに効果を発揮する為、この作用を最も評価するユーザーも多い。
オタネニンジンエキスは、古くは筋力や抗ストレスに良いとされてきたが、近年の研究では抗不安作用が高いことが判明している。
筋肉と減量のみで捉えたファイナルETBの特徴は、筋量とアグレッシブさのサポートにあるが、総合的に性ホルモンを増やすので、含有されるアルギニンと相まって筋肉のボリュームアップ効果が高い。これらのことから、減量中にトレーニングへのモチベーションやガッツが低下している時期や減量によって筋量が落ちやすい人に特に適しているだろう。
Ex:
サプリマスター VS ETB
ETBとクレアボルブラックを投入して減量した結果
ウェブショップ-Zセット×2セット
「T-JACK」
原材料の全てがブランド原料で、各々の含有量もエビデンスを再現した用量を含むパーフェクトなハーブブレンド。特に主成分のトンカットアリは、最も定評があり、最も高価な成分を使用している。
ETBと共通する成分は、トンカットアリと亜鉛くらいなので、ETBの体感がイマイチだった人でも試して見る価値があり、ETBと同様に熱狂的なファンが多い。
筋肉と減量のみで捉えたT-JACKの特徴は、体内に水分を滞留させる作用と脂肪合成を促す作用を持つ女性ホルモンのレベルを適度に低下させる働きがあることである。このことから、身体がむくみやすい人や水太り体質の人、体脂肪率が10%以下で最後にパリッと仕上げたい人に適するだろう。
また、女性ホルモンは、へそから下の下腹部や大腿部、大臀部の体脂肪率を高く保つ働きがある為、絞れてきたにもかかわらず、これらの部位の脂肪が残ってしまいがちな場合や格好いいお尻を目指す場合にもT-JACKをお勧めしたい。
Ex:
サプリマスター VS T-JACK
第五フェーズの前の補講編へ続く
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〜第二フェーズ〜
夏の6パックに向けたトレサイクル フェーズ2-前編
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考える体幹のトレーニング-まとめ
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