「俺は減量を行っていたと思ったら、いつの間にかバルクアップしていた」的な話
2014年の12月上旬に7日間ファスティングを行い、その後も大した節制もしてこなかったが、ちょいトレ等によって年末年始も大きくリバウンドすることはなかった。
しかし、2015年1月末、ある事柄に端を発する一つの問題が発生した。
台所をセルフリフォームすることになったのだ。シンクやガス台を外して行っている為、台所が非常に使い辛い。いつものDIYなら雑な突貫で行うのだが、毎日の生活に関わる場所なので、それなりの出来映えが要求されるため、工事の進捗は極めてスローペース。いつまで経っても台所が稼働しないので、今現在も、毎日のようにワイフ方の実家で夕食をお呼ばれしている。
そこで、問題となるのが、その量。出された分は食べきる性分なので、2人前ではなく、3人前ほどを毎度毎度平らげることになることだ。2、3日ならまだしも、数週間続けば、どえらい事になってしまうのではないか?
しかし、勝負から逃げるわけにもいかないので、腹がはち切れんばかりの夕食は毎夜続いたのである。
2014年の12月上旬に7日間ファスティングを行い、その後も大した節制もしてこなかったが、ちょいトレ等によって年末年始も大きくリバウンドすることはなかった。
しかし、2015年1月末、ある事柄に端を発する一つの問題が発生した。
台所をセルフリフォームすることになったのだ。シンクやガス台を外して行っている為、台所が非常に使い辛い。いつものDIYなら雑な突貫で行うのだが、毎日の生活に関わる場所なので、それなりの出来映えが要求されるため、工事の進捗は極めてスローペース。いつまで経っても台所が稼働しないので、今現在も、毎日のようにワイフ方の実家で夕食をお呼ばれしている。
そこで、問題となるのが、その量。出された分は食べきる性分なので、2人前ではなく、3人前ほどを毎度毎度平らげることになることだ。2、3日ならまだしも、数週間続けば、どえらい事になってしまうのではないか?
しかし、勝負から逃げるわけにもいかないので、腹がはち切れんばかりの夕食は毎夜続いたのである。
2週間ほど経過し、さぞ太ってしまっただろうと思ったのだが、腹回りの脂肪とホホの肉から判断するに、体脂肪率に大した変化は起こっていなかった。
これは恐らく、マッスルメモリーと同様に昔からフィットネス会に存在する身体が体重を覚えるという体重のセットポイント現象で説明がつくだろう。ほんの数年前までは、85kg以上の体重であったが、時間をかけて体重を減らし、この半年は70kg辺りを保っていた為、身体が70kgの自分を覚えたのだ。
身体は、慣れ親しんだ70kgをキープしようと働くため、ちょっとやそっとのオーバーカロリーが続いたくらいでは、おいそれと体重を増やそうとしないわけだ。
つまり、リバウンドしてしまうのは、身体がその体重、体型を覚え込まないうちに、習慣を戻してしまうことに起因する。運動量の低減、摂取カロリーを増やす、ダイエットサプリサイクルの手抜き等々である。身体が完全にそのコンディションを覚えるまでは、減量期の習慣を続けるべきだろう。
数ヶ月から半年以上かけて、身体に体重と体型を覚え込ませれば、簡単なことではリバウンドしないはずである。
実家通い3週目、また、状況が変わった。
鼻風邪をひいてしまったのだ。そこで、試しに鍋を食べてみると、ちょっと具合が良くなった。これはいいぞと調子づいて、毎食のように鍋をオーダーした。家族が実家へ夕食を食べに行くときも、自分は家に残って鍋を食べた。自分が実家へ行くときは、わざわざ献立を鍋にしてもらった。そして、それはほぼ回復した今日も続いている。
ただし、鍋と言っても、大層なものではない。極々シンプルな水炊きである。昆布を水にひたしただけの土鍋に、白菜とネギと豆腐を放り込んで、鶏肉や豚肉を少々加えた野菜タップリ肉チョット鍋なのだ。これをポン酢で頂く。
残りで雑炊を作ると不便なキッチンに洗い物が溜まるので、毎回は行わず、白菜1玉分の鍋だけを食べることが多かった。
そんな状況を1週間ほど続け、本日、温泉へ行った時のことである。体重計に乗ると、72kg後半。その温泉特有の光源のおかげで、筋肉が強調される脱衣所の鏡に身体を写すと、ウホッ♪良い身体。肩幅が増し、明らかにバルクアップしていた。いやいや、68kgを目指してたんですけど、何これ?
雑炊率は30%程度で、炭水化物は控えめ、かつ、前の2週間よりも大幅なローカロリー生活を送っていたのに、筋肉がリバウンドしていたのである。
そして、思い出した。個人的にバルクアップと使用重量更新に一番効果があったのは、「鬼の一人鍋時代」であったことを。奇しくも今の状況はそれと同じであった。
ともあれ、メカニズムは不明であるが、「毎日鍋」はバルクアップ効果が高いことが、またしても自分の中では実証されたわけだ。と言う訳で、毎日鍋オススメ。
余談編「比喩ではなく、本当にやるべき!」
頻繁に実家へ通うようになって、久しぶりに実家の風呂に入った。風呂から上がり、髪を乾かす。ドライヤーは我家と同じメーカーの機種違いの1200W。銃口を頭にあてがい、スイッチを入れる。すると、ぁはぁ〜〜〜んとユルユルの勢いの熱風が。
家のは1500Wだけど、差がありすぎるだろ!と直ぐさまスイッチを切って、フィルターを覗いた。しかし、毛羽だったホコリなぞ微塵もない。こんなものなのかと、もう一度、スイッチを入れる。やはり、ため息のような風が漏れ出るのみである。
もう一度、まじまじとフィルターを観察すると、長年積もったホコリがフィルターと一体化し、あたかも始めからそこに存在していたが如く、自分が生まれつきフィルターであると勘違いしているかのように、ミッチリと詰まっていたのだ。
いよいよ俺の出番が来たと、自分の役目を与えられた私は、嬉々としてフィルターを掃除した。
フィルターをタオルでから拭きし、いよいよスイッチオン。「インパクトダイヤル!!」ベロ〜ンと髪の毛がめくれ上がるほど、その巻き貝は衝撃波を放った。いやいや、最近の物なら1200Wでも充分やん。
・・・と、良質なMVMやZMA系サプリに顕著な体感がある様をドライヤーのフィルターに例えた件は、我ながら満点であり、身体をメンテナンスすることは重要なのだが、今回は単にそのような比喩ではなく、ストレートにお手持ちのドライヤーのフィルター掃除をオススメしたい。
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これは恐らく、マッスルメモリーと同様に昔からフィットネス会に存在する身体が体重を覚えるという体重のセットポイント現象で説明がつくだろう。ほんの数年前までは、85kg以上の体重であったが、時間をかけて体重を減らし、この半年は70kg辺りを保っていた為、身体が70kgの自分を覚えたのだ。
身体は、慣れ親しんだ70kgをキープしようと働くため、ちょっとやそっとのオーバーカロリーが続いたくらいでは、おいそれと体重を増やそうとしないわけだ。
つまり、リバウンドしてしまうのは、身体がその体重、体型を覚え込まないうちに、習慣を戻してしまうことに起因する。運動量の低減、摂取カロリーを増やす、ダイエットサプリサイクルの手抜き等々である。身体が完全にそのコンディションを覚えるまでは、減量期の習慣を続けるべきだろう。
数ヶ月から半年以上かけて、身体に体重と体型を覚え込ませれば、簡単なことではリバウンドしないはずである。
実家通い3週目、また、状況が変わった。
鼻風邪をひいてしまったのだ。そこで、試しに鍋を食べてみると、ちょっと具合が良くなった。これはいいぞと調子づいて、毎食のように鍋をオーダーした。家族が実家へ夕食を食べに行くときも、自分は家に残って鍋を食べた。自分が実家へ行くときは、わざわざ献立を鍋にしてもらった。そして、それはほぼ回復した今日も続いている。
ただし、鍋と言っても、大層なものではない。極々シンプルな水炊きである。昆布を水にひたしただけの土鍋に、白菜とネギと豆腐を放り込んで、鶏肉や豚肉を少々加えた野菜タップリ肉チョット鍋なのだ。これをポン酢で頂く。
残りで雑炊を作ると不便なキッチンに洗い物が溜まるので、毎回は行わず、白菜1玉分の鍋だけを食べることが多かった。
そんな状況を1週間ほど続け、本日、温泉へ行った時のことである。体重計に乗ると、72kg後半。その温泉特有の光源のおかげで、筋肉が強調される脱衣所の鏡に身体を写すと、ウホッ♪良い身体。肩幅が増し、明らかにバルクアップしていた。いやいや、68kgを目指してたんですけど、何これ?
雑炊率は30%程度で、炭水化物は控えめ、かつ、前の2週間よりも大幅なローカロリー生活を送っていたのに、筋肉がリバウンドしていたのである。
そして、思い出した。個人的にバルクアップと使用重量更新に一番効果があったのは、「鬼の一人鍋時代」であったことを。奇しくも今の状況はそれと同じであった。
ともあれ、メカニズムは不明であるが、「毎日鍋」はバルクアップ効果が高いことが、またしても自分の中では実証されたわけだ。と言う訳で、毎日鍋オススメ。
余談編「比喩ではなく、本当にやるべき!」
頻繁に実家へ通うようになって、久しぶりに実家の風呂に入った。風呂から上がり、髪を乾かす。ドライヤーは我家と同じメーカーの機種違いの1200W。銃口を頭にあてがい、スイッチを入れる。すると、ぁはぁ〜〜〜んとユルユルの勢いの熱風が。
家のは1500Wだけど、差がありすぎるだろ!と直ぐさまスイッチを切って、フィルターを覗いた。しかし、毛羽だったホコリなぞ微塵もない。こんなものなのかと、もう一度、スイッチを入れる。やはり、ため息のような風が漏れ出るのみである。
もう一度、まじまじとフィルターを観察すると、長年積もったホコリがフィルターと一体化し、あたかも始めからそこに存在していたが如く、自分が生まれつきフィルターであると勘違いしているかのように、ミッチリと詰まっていたのだ。
いよいよ俺の出番が来たと、自分の役目を与えられた私は、嬉々としてフィルターを掃除した。
フィルターをタオルでから拭きし、いよいよスイッチオン。「インパクトダイヤル!!」ベロ〜ンと髪の毛がめくれ上がるほど、その巻き貝は衝撃波を放った。いやいや、最近の物なら1200Wでも充分やん。
・・・と、良質なMVMやZMA系サプリに顕著な体感がある様をドライヤーのフィルターに例えた件は、我ながら満点であり、身体をメンテナンスすることは重要なのだが、今回は単にそのような比喩ではなく、ストレートにお手持ちのドライヤーのフィルター掃除をオススメしたい。
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