筋肉を付けながら脂肪を落とすことはできるか?
上は、フィットネスにおける最もポピュラーな疑問のひとつであるが、これに関してはトレーニングを始めたばかりの人に関してはYESと言って良いだろう。
スポクラ入会時に計測したインボディのデータと3〜6ヶ月後のデータを比較すると、体重はそのままで体脂肪率が下がっているケースが数多く見られるからだ。これは筋肉が増加しつつ体脂肪が減少した結果に他ならない。
上は、フィットネスにおける最もポピュラーな疑問のひとつであるが、これに関してはトレーニングを始めたばかりの人に関してはYESと言って良いだろう。
スポクラ入会時に計測したインボディのデータと3〜6ヶ月後のデータを比較すると、体重はそのままで体脂肪率が下がっているケースが数多く見られるからだ。これは筋肉が増加しつつ体脂肪が減少した結果に他ならない。
この現象はトレーニング歴が1年を超えるころには、起こすことが難しくなる。
増加した筋肉を維持するだけでも多くの栄養素とカロリーを必要とし、低下した体脂肪率を更に減らすためにはそれまで以上のマイナスのカロリー収支を要するからだ。
ある程度トレーニングを重ねた人は、カロリー制限を厳しく行わなずに筋肉や筋力を延ばす期間とカロリー制限を行って体脂肪減少のみを目的にした減量期を明確に隔てた年間のトレーニング計画を立てるべきである。
十分に経験を積んだトレーニーであれば、「筋肉を付けながら脂肪を落とすことはできるか?」というテーマに対して挑戦する人は少ないはずだが、それでも思ってしまうことはあるだろう。体脂肪を落としながら少しでも筋肉を付けられないか?と。
それが夏直前や夏真っ盛りの時期である。その時期にバルキーともシャープともどっちつかずの中途半端なフィジークになってしまっていた場合である。
絞ったら更に筋肉が減ってしまって、中途半端な見かけが余計に際だってしまうのではないか?そのような不安に駆られた時、トレーニング経験があっても、頑張れば不可能と言われるアレが達成できるんじゃないかと言う考えが頭を過ぎる物だ。
近年のオプショナルサプリメントの発達によって、
・消費カロリーの増加を促す
・摂取栄養素の脂肪転換を抑制する
・筋合成を直接刺激する
・筋肉への各種栄養素の分配率を向上させる
・各種栄養素の取込みを助ける
・アナボリックホルモンレベルを高める
・カタボリックホルモンの分泌を抑制する
と言った摂取目的が明確化細分化されたサプリメントが数多く開発され、実際に十分な満足が得られる精密な製品が登場した現在、これらを上手く組み合わせられれば、ある程度身体を発達させたトレーニング経験者、あるいは上級者でも「筋量を増やしながら、体脂肪を減らす」ことができるのではないだろうかと、誰もが考えるはずだ。
これに関してはYESとなる。予算と運用知識さえあれば、以前の不可能は可能になった。しかし、「筋肉なんて多少削れても良いので、兎に角狙いは体脂肪だ!」と、割り切った手法を選択する方が、明らかに効率が良いことは確かなのも事実である。
つまり、効率から考えると、夏直前になってからアレコレと策を弄するよりも、夏前の減量期は筋量を少しも惜しまないスタンスで取り組む方が良く、それを実現するにはその遙か前の時期において十分な筋量アップが果たせていないといけない。
その考えを採用するのであれば、今から「夏の6パックに向けた増量(!)に取り組まないといけない」のである。
7月までに身体を仕上げたいのであれば、減量期は3月か4月から開始しないといけない。それは、2月末までに十分な筋量の獲得が達成済みであることを意味する。と言う事は、11月か12月あたりから、筋量を増やさんが為の筋肥大期、バルクアップ期に突入しなければならない訳だ。
まとめると、こうなる。
筋肥大期:8〜10週
↓
筋力増大期:4〜6週
と言うトレーニング&サプリサイクルを3月か4月から開始予定の減量期までに組込まないといけない。
つまり、夏の6パックを確実なものにするためには、今は筋肥大の為の増量サイクル真っ最中であって然るべしなのだ。
中編へ続く
【関連】
夏の6パックに向けたトレサイクルは既に始まっている-前編
夏の6パックに向けたトレサイクルは既に始まっている-中編
考える体幹のトレーニング-まとめ
基本サプリとオプショナルサプリを理解する為のエッセンス-Part.1
基本サプリとオプショナルサプリを理解する為のエッセンス-Part.2
基本サプリとオプショナルサプリを理解する為のエッセンス-Part.3
増加した筋肉を維持するだけでも多くの栄養素とカロリーを必要とし、低下した体脂肪率を更に減らすためにはそれまで以上のマイナスのカロリー収支を要するからだ。
ある程度トレーニングを重ねた人は、カロリー制限を厳しく行わなずに筋肉や筋力を延ばす期間とカロリー制限を行って体脂肪減少のみを目的にした減量期を明確に隔てた年間のトレーニング計画を立てるべきである。
十分に経験を積んだトレーニーであれば、「筋肉を付けながら脂肪を落とすことはできるか?」というテーマに対して挑戦する人は少ないはずだが、それでも思ってしまうことはあるだろう。体脂肪を落としながら少しでも筋肉を付けられないか?と。
それが夏直前や夏真っ盛りの時期である。その時期にバルキーともシャープともどっちつかずの中途半端なフィジークになってしまっていた場合である。
絞ったら更に筋肉が減ってしまって、中途半端な見かけが余計に際だってしまうのではないか?そのような不安に駆られた時、トレーニング経験があっても、頑張れば不可能と言われるアレが達成できるんじゃないかと言う考えが頭を過ぎる物だ。
近年のオプショナルサプリメントの発達によって、
・消費カロリーの増加を促す
・摂取栄養素の脂肪転換を抑制する
・筋合成を直接刺激する
・筋肉への各種栄養素の分配率を向上させる
・各種栄養素の取込みを助ける
・アナボリックホルモンレベルを高める
・カタボリックホルモンの分泌を抑制する
と言った摂取目的が明確化細分化されたサプリメントが数多く開発され、実際に十分な満足が得られる精密な製品が登場した現在、これらを上手く組み合わせられれば、ある程度身体を発達させたトレーニング経験者、あるいは上級者でも「筋量を増やしながら、体脂肪を減らす」ことができるのではないだろうかと、誰もが考えるはずだ。
これに関してはYESとなる。予算と運用知識さえあれば、以前の不可能は可能になった。しかし、「筋肉なんて多少削れても良いので、兎に角狙いは体脂肪だ!」と、割り切った手法を選択する方が、明らかに効率が良いことは確かなのも事実である。
つまり、効率から考えると、夏直前になってからアレコレと策を弄するよりも、夏前の減量期は筋量を少しも惜しまないスタンスで取り組む方が良く、それを実現するにはその遙か前の時期において十分な筋量アップが果たせていないといけない。
その考えを採用するのであれば、今から「夏の6パックに向けた増量(!)に取り組まないといけない」のである。
7月までに身体を仕上げたいのであれば、減量期は3月か4月から開始しないといけない。それは、2月末までに十分な筋量の獲得が達成済みであることを意味する。と言う事は、11月か12月あたりから、筋量を増やさんが為の筋肥大期、バルクアップ期に突入しなければならない訳だ。
まとめると、こうなる。
筋肥大期:8〜10週
↓
筋力増大期:4〜6週
と言うトレーニング&サプリサイクルを3月か4月から開始予定の減量期までに組込まないといけない。
つまり、夏の6パックを確実なものにするためには、今は筋肥大の為の増量サイクル真っ最中であって然るべしなのだ。
中編へ続く
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