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居残り補習授業オフライン#31
サプリ小話-10「プレワークアウトサプリのお復習い」


EAAとBCAAは、どう異なり、どう使い分けるのか、解からない内に「PUMP UP」や「フェノム」などのプレワークアウトサプリが発売されて、ますます混乱している方がいるかも知れません。


EAA:日常〜トレーニング前後に向く

EAAは、体内で生成することの出来ない必須アミノ酸8種類前後を集めた貴重で高級な厳選アミノ酸ブレンド。筋肉の合成には、トリプトファンを除いた必須アミノ酸のみがあれば十分であり、筋合成だけを考えるなら合理的な組み合わせかも知れない。

タンパク質の最終消化段階まで分解された遊離アミノ酸から、体内で合成できない本当に身体が必要とするアミノ酸のみをピックアップした物がEAAなので、プロテインなどによるタンパク質摂取のより効率的な代替として利用されることがこれまでは多かった。

また、遊離アミノ酸という吸収が早い形態なので、トレーニング直後のタンパク源としても、利用価値並びに人気が高い。

EAAをトレーニング前に摂取すると、非摂取時に比べて300%もトレーニング後の筋合成が高まったという有名な実験結果から、近年ではトレーニングの前にEAAを摂取することが推奨されている。

Ex:
ファイナルEAA+HMB運用考



BCAA:トレーニング最中に向く

必須アミノ酸であるEAAの中で、筋肉で優先的に代謝されるバリン、ロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸を集めた物がBCAAである。主な作用として、筋分解抑制作用と抗疲労作用があることから、トレーニング最中の摂取が推奨されている。

BCAAの中でも、ロイシンには非常に強力な筋合成促進作用があるため、EAAの代わりにトレーニング前にも摂取しても良い。

もちろん、日常の飲料水に添加するのも良く、そのインシュリンキック作用からマッハ6代わりに普段の食事前に摂取しても良い。



HMB:日常〜トレーニング前や最中に向く

ロイシンの代謝物質で、非常に強力な筋合成指令作用がある。ロイシンを大量に摂取するよりも効率的とされ、筋合成促進や筋分解抑制、スタミナ向上目的で、トレーニング前や最中の摂取が推奨されている。また、日常生活での摂取で、回復が早まるため、これも推奨されている。



アルギニン&シトルリン:トレーニング前に向く

アルギニンは血中一酸化窒素を増やして血管を拡張し、血流を増加させる。これにより、トレーニングクオリティが高まるので、トレーニング前の摂取が好まれている。シトルリンは、アルギニンの前駆物質で、同様に一酸化窒素レベルを高める。その両方が添加された製品を多く見かけるが、その理由は二つの成分において一酸化窒素レベルを高める時間差が発生し、それによって一酸化窒素レベルが高く保持される時間の延長を狙っている物と思われる。

これらの成分は必ずしも必須ではないが、トレーニングの満足感が大きくなるため、好む人が多い。

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