サプリマスターが解決 ＃88「BCAAが余っている時」-前編

「BCAAが余っている時」・・・とは何ぞや？

賞味期限が近いC3X-SCがジムでセールになっているがどうでしょうというお客様からのご相談があり、もちろん買いなのですが、賞味期限の問題から、どれくらい購入すべきかが悩みどころでした。

賞味期限が近いC3XなどのBCAAを早めに使い切りたい時の解決策は、どのようなものがあるでしょうか？

まず、ひとつめは、お客様が考えたgoodなアイデアを紹介します。

筋肥大期におけるBCAA活用法

・各食事の前やプロテインタイムにBCAAを5〜10g加える。

贅沢な使用方法ですが、賞味期限が近いBCAAが余っている際には非常に良い手段です。C3XなどのBCAAを食事前やプロテインタイムに加える行為には、大きなメリットがあります。

BCAAは、運動中の筋分解を抑制することで、運動前〜最中のサプリとして人気がありますが、筋合成を高めると言う大きな役割を持ちます。BCAAの成分の中でも、ロイシンは筋合成刺激が最も強いアミノ酸であると言われています。

普通のBCAAは、バリン：ロイシン：イソロイシンが1：2：1の比率で配合されています。つまり、純粋なBCAA5gには2g以上のロイシンが含有されているのです。ロイシンの比率を通常の2倍に高めたC3Xであれば、同じ用量のBCAAよりも多くのロイシンが含まれています。そして、最低でもロイシンが2gあれば、十分な筋合成刺激が期待できます。



さて、食事の際に筋合成が刺激されるのが何故良いかと言うと、食事から得られるタンパク質の筋肉での利用率が高まるからです。

筋肉を付けるためのタンパク源のアミノ酸構成は、アミノ酸スコア100と言う基準を満たしていることが重要で、各アミノ酸の比率は元より、特に必須アミノ酸が満遍なく含まれていることが重視されます。

アミノ酸構成の悪いタンパク質を摂取しても筋合成はあまり刺激されませんが、そこにロイシンを加えると、あたかも良質なタンパク源を摂取したかのように筋合成が高まるのです。つまり、例え食事内容に穴があったとしても、その結果をロイシンがアナボリックな物に変えてくれるという訳なのです。

もちろん、ロイシンを加える先が良質な食事内容であればワンランク上の栄養組成に、プロテインであれば高級アナボリックプロテインに格上げされます。



もしも、C3Xを始めとするBCAAが余っているのであれば、各食事やプロテイン摂取時に1〜2杯加えてみる価値があります。

「え？そんなら俺、BCAA余ってないけど、今日から何にでもBCAA足すよ！」

そう決意しちゃった慌てん坊はいないと思いますが、そのロイシンの特性を利用した専門のサプリメントがマッハ6なのです。と言う訳で、BCAAが余りに余って困っていない方は、マッハ6をどうぞ〜。

後編へ続く



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