wphタンパク質分解物であるペプチドのみで構成されたDNS「ホエイプロテインスーパープレミアム」。

タンパク質は、消化の第一関門として胃での胃酸やペプシンによる分解を経なければなりませんが、胃の能力やコンディションは十人十色千差万別で、必ずしも意図した量のタンパク質が毎度毎度分解されるわけではありません。

そこで注目を浴びるのが、消化状態のタンパク質であるペプチドで、ホエイプロテインSPはホエイ分解物であるペプチドのみを使用した消化吸収率の高いタンパク質補給サプリメントで、その機能性からホエイペプチド(WPH)は、確実な吸収と消化スピードが要求されるトレーニング直後の栄養補給に好まれます。また、胃腸に問題のある方や健康であっても胃の能力が気になる方のタンパク質源としても注目されています。

さて、そんなDNSのWPH製品ですが、もう一つ、大きな特徴を持ちます。


【1食分当り/グルタミンペプチド10,400mg】

ホエイプロテインSPには、グルタミンペプチドが1回分に10g以上配合されています。

グルタミンは、

・免疫細胞活性化
・グリコーゲン補填作用
・グルタミンそのものが筋合成を指令
・各種アナボリックホルモン分泌刺激
GABA生成促進
・低血糖時の筋分解抑制

と言う性質から、取り分けトレーニング直後や就寝前に好まれて利用されています。近年では、アスリートやサプリマニアのみならず、グルタミンをトレーニング直後に利用するテクニックは、一般の初級トレーニーにまで浸透しています。



そのグルタミンを10g以上配合だって!?

慌ててしまう方も多いと思いますが、グルタミンペプチド中のグルタミン含有量は、30%程度と言われているので、ホエイSP1回分のグルタミン正味含有量は2〜3gくらいと考えるのが妥当です。

ですが、ある研究結果によればグルタミンにおける最低限の有効摂取量は2gと言われ、またグルタミンペプチドを口から摂取した時の体内での正味吸収率は、グルタミン経口摂取の10倍とも言われているので、グルタミンペプチドの形で10gと言う量は破格の性能が期待できると言えるでしょう。

また、免疫細胞や代謝によって、腸管でほとんどが失われてしまうグルタミンに比べ、血中到達率が高いペプチド形態のグルタミンは、先に挙げた免疫系以外の各種機能性がより期待できます。



ともあれ、ホエイSPは吸収速度と吸収率に優れたWPH(ホエイペプチド)を主体とし、経口摂取活性の高いグルタミンペプチドで強化されているため、よりトレーニング直後専用に特化した製品と言えます。

もちろん、体質や目的によっては、食間や就寝前のタンパク源として試して見る価値は充分にありますが、問題点が一つだけあります。

それは、ペプチド製品は総じて苦く、その独特の風味から少々飲みにくいと言う欠点があるのです。まぁ、そこは良薬は口に苦しと言うことで、ミキサーぶんぶん丸あたりを参考に試行錯誤してみるのも一興でしょう。

フルモデルチェンジ!
新生ホエイプロテインSP徹底解説へ続く



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