Q:以前からジムでのハムストリングストレーニングの結果にあまり満足しておらず、また、自動調律の話を読んで興味が出たため、思い切ってスプリントを試してみました。結果的に今までとは異なる箇所や深さの筋肉痛が出たので、自分のトレーニングに導入したいと思いました。ですが、あまりにも筋肉痛がきつく、また、それが点在するので、他の部位のトレーニングへの影響を考えると、どのようにプログラムへ組み入れるべきか悩んでいます。
スプリント採用時のプログラム設定-1
「個人的結論編-前編」
まずは基本編をすっ飛ばして、終着駅編から始めます。
現在、個人的には、「行える時はいつでも行う」と言う方針です。
この「行える」と言うのは、
・体調
・天候
の二要素に大きく左右されます。
「スプリントをスプリントたらしめる要素」
ウエイトトレーニングの場合、多少体調が悪くても、騙し騙しメニューをこなすことができます。腕トレ程度ならば、偏頭痛だろうが熱があろうが、強度や種目を修正することで完遂することが可能です。他の大筋群であったとしても、「やらないよりはマシ」なトレーニングを行うことができるでしょう。
ですが、スプリントの場合、体調が悪いとスプリント行為そのものができません。
多少の頭痛ならまだしも、10秒以上の全身全出力行為を偏頭痛を始めとする体調不良時に行うことは不可能です。
そもそも、体調不良をおして、騙し騙し行ったとしても、それはもはやスプリントではないのです。
この話は一見、体調に合わせて強度を下げれば解決するように思えます。ウエイトトレーニングであれば、前回の80%未満の強度で行ったとしても、その行為は「レジスタンストレーニング」と呼ぶことができるでしょう。ですが、スプリントの場合、80%に満たない強度で走っても、それをスプリントと呼ぶことはできません。
全力で走った際のフォームと8割に満たない強度で走った際のフォームは全くの別物で、関節可動域、それに伴って負荷がかかる筋群が大きく異なります。
従って、騙し騙し走ったところで、別のカテゴリーの運動になってしまうわけです。また、強度や使用部位だけでなく、エネルギー供給源的にも、別物の運動に分類されます。
#2へ続く
【関連】
スプリントで痛い! #1
スプリントで痛い! #2
えせトレ-まとめ Part.1
えせトレ-まとめ Part.2
えせトレ-まとめ Part.3
えせトレ-まとめ 番外編
「個人的結論編-前編」
まずは基本編をすっ飛ばして、終着駅編から始めます。
現在、個人的には、「行える時はいつでも行う」と言う方針です。
この「行える」と言うのは、
・体調
・天候
の二要素に大きく左右されます。
「スプリントをスプリントたらしめる要素」
ウエイトトレーニングの場合、多少体調が悪くても、騙し騙しメニューをこなすことができます。腕トレ程度ならば、偏頭痛だろうが熱があろうが、強度や種目を修正することで完遂することが可能です。他の大筋群であったとしても、「やらないよりはマシ」なトレーニングを行うことができるでしょう。
ですが、スプリントの場合、体調が悪いとスプリント行為そのものができません。
多少の頭痛ならまだしも、10秒以上の全身全出力行為を偏頭痛を始めとする体調不良時に行うことは不可能です。
そもそも、体調不良をおして、騙し騙し行ったとしても、それはもはやスプリントではないのです。
この話は一見、体調に合わせて強度を下げれば解決するように思えます。ウエイトトレーニングであれば、前回の80%未満の強度で行ったとしても、その行為は「レジスタンストレーニング」と呼ぶことができるでしょう。ですが、スプリントの場合、80%に満たない強度で走っても、それをスプリントと呼ぶことはできません。
全力で走った際のフォームと8割に満たない強度で走った際のフォームは全くの別物で、関節可動域、それに伴って負荷がかかる筋群が大きく異なります。
従って、騙し騙し走ったところで、別のカテゴリーの運動になってしまうわけです。また、強度や使用部位だけでなく、エネルギー供給源的にも、別物の運動に分類されます。
#2へ続く
【関連】
スプリントで痛い! #1
スプリントで痛い! #2
えせトレ-まとめ Part.1
えせトレ-まとめ Part.2
えせトレ-まとめ Part.3
えせトレ-まとめ 番外編