リハビリ日記番外編
曇り時々公園トレ-13
下半身-基本編2」


バイタリティとは、大抵、「体力」と訳されるが、個人的には意欲と体力を合わせた総合的な体力として扱っている。

その意味では、公園トレにおいて、スクワットへ辿り着く人はバイタリティに富んだ人だと想像するが、体力や意欲の個人差は大きいため、その数はひょっとしたら多いのかも知れない。

また、単に天候の都合で公園トレができない場合において、スプリントの代替種目として、室内でスクワットを行うこともあるだろう。

と言う事で、少なからず需要があるであろうスクワットのバリエーションを紹介しよう。



〜強度を高める〜

ジムや家トレであれば、スクワットを行う際、バーベルやダンベルなどを担いで負荷をかけるが、手ぶらが基本の公園トレの場合、負荷を大きくかけることが難しい。チューブ持参でチューブスクワットを行っても良いが、子供やパートナーなどと来ている場合は、それらを肩車で担いで行うのが良いだろう。例え、それが犬であっても、自重よりは負荷が増えるため、優しく抱えて行ってみる価値はある。

また、もしも、自転車で公園まで来ていたら、自転車を担いで負荷を増やすことも可能である。多少、恥ずかしいかも知れないが、脚よりも心が先に太くなること請け合いである。

これらの手法は、支点や作用点がバーベルとは異なり、比較的安定性に欠けるため、バランス感覚を鍛えるのにも役立つ。



〜四頭筋を攻める〜

鉄棒や構造物を利用して、シッシースクワットを行う。

垂直の物体に片手をかけて、上半身を大きく後傾させた姿勢で行うスクワットは、大腿四頭筋への刺激が強い。



〜停滞打破、もしくはダイエット〜

100レップススクワットを行う。

自重であっても100を超えるフルレンジのスクワットは、中々にキツイものがある。可動域を十分に活かしたフルスクワットを超ハイレップスで行うことで、爆発的なアナボリックホルモンの分泌が期待できる。

この為、筋力やサイズの停滞を打ち破る手段として、100レップススクワットは役に立つ他、エクササイズ後の体脂肪燃焼効果が高い為、減量期のもう一絞りにも効果的である。



スクワットバリエーションを組み合わせるだけで、大したインフラがなくても、立派に下半身を鍛え込むことが可能であり、スプリントと組み合わせることで、ジムトレ以上の成果を上げることもできるだろう。

#14へ続く



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